ランタン買ったらオイルも買わなくちゃ!
私が購入したフュアーハンドランタンはケロシンランタンと言われ燃料に灯油かパラフィンオイルが使用できます。
灯油とパラフィンオイルはどちらもメリット・デメリットがあります。ざっくり言うと価格で選ぶなら灯油、性能で選ぶならパラフィンオイルです。
そんな2つの中から性能で選ぶパラフィンオイルをチョイス!お値段は灯油の約20倍!高いです(笑)
虫よけ出来るものや、ハーブの香りがするモノなど様々な種類のパラフィンオイルが販売されていますが、今回は無臭で防虫効果無しのノーマルタイプのスターパラフィンオイルをご紹介いたします!
目次
スターパラフィンオイル基本情報
名称 | スターパラフィンオイル |
メーカー | スター商事 |
容量 | 1,000ml |
デザイン
スターパラフィンオイルはペットボトルの容器で無色透明な液体。ラベルがオレンジ色のものが目印です。
容器裏にはオススメの燃焼器具が記載されています。
- ペトロマックス(HK500/HK150 灯油ランタン)
- ペトロマックス(HI 1ストームランタン)
- フュアハンド(ベイビースペシャル 276 ランタン)
- オプティマス(NOVA マルチフューエルストーブ)
使用上の注意書きです。
灯油とオイルの違い
ハリケーンランタンなどのケロシン(灯油)ランタンは燃料に灯油かランプ用のオイルが使用可能です。ということでまずは灯油とオイルの違いについてネットで調べた情報を元に違いを表にしてみました。
灯油 | オイル | |
価格(1L) | 100円以下 | 1,500円前後 |
匂い | 灯油の香り | ほぼ無臭 |
煤(すす) | 出やすい | 出ずらい |
引火点 | 40度以上 | 95度以上 |
持ち運び | 燃料ボトル等必要 | 購入した状態で持ち運べる |
引火点(いんかてん、英: flash point)とは、物質が揮発して空気と可燃性の混合物を作ることができる最低温度である。 この温度で燃焼が始まるためには点火源(裸火、火花など)が必要である。 また引火点ぎりぎりでは、いったん引火しても点火源がなくなれば火は消えてしまう。参照:wikipedia
性能としては当然ながらパラフィンオイルのほうがよろしいです、ただ性能なんてどうでもよくなるほど灯油は安いです。
スターパラフィンオイルの満足ポイント
準備不要!買ったらすぐに使える
本来なら即決で安い灯油を選ぶ私が高価なパラフィンオイルを選んだのは
「なんでもいいから早くランタンに火を灯したい!」
これにつきます。
とにかく早くランタンの炎を見たかったのでポリタンクや燃料ボトルを買ってガソリンスタンドに行くのが面倒だったんです。
パラフィンオイルはペットボトルの容器に入って売られています。当然そのまま持ち運べるようになっているので買えばいつでも使えますし、キャンプ場へもそのまま持っていけて便利です♪
※パラフィンオイルは引火点が高く灯油と比べて安全ではありますが持ち運びには十分注意してください。
外では無臭
パラフィンオイルは灯油と違って無臭で使いやすい。ネットでの書き込みなどを見て信じていましたが残念ながら無臭ではありませんでした。
キャンプ場で使う前に自宅でランタンに火を灯し使ってみました。するとロウソクの匂いをさらに強くしたような独特な香りが…(私は苦手な匂いでした)
「え?臭いんだけど。みんなこれを無臭と言ってるの?」と騙された感いっぱいでした。
しかし!!買ってしまったものは仕方ない最後まで使い切って灯油へチェンジしようとキャンプ場へ持っていくと
「あれ?全然匂わない!」
場所を野外にうつしたことで無臭になります!風向きやランタンの真上に行くとかすかに匂いがしますが気にならないレベル!
最初は残念ポイントにしようかと思ったんですが外で使うことがメインになるので満足ポイントにしました!
煤は少なめ
購入時、店員さんから聞いた話しによると
「灯油と比べて煤が出ないのでお手入れが楽ですよ!」とのこと。
初心者な私は全く煤が出ないと勘違い。ランタンの炎を強くするとモクモクと黒い煙が出ます。
どうやら「煤が出ない」が正解ではなく「煤が出づらい」というのが正解だったようです。
まだ灯油との比較が出来ていないのでハッキリと煤が出づらいと言いづらいですが、かなり炎を大きくしないと煤が出ないので「煤が出づらい」というのは本当のようです!
追記:ガソリンスタンドで買える灯油ではなく、アウトドアショップで購入できる灯油(スターケロシン)をつかってランタンに火を灯してみました。
結果は…2度のキャンプでガラスが真っ黒になってしまうほど煤が出ました!
比較出来たので分かりましたが、煤を気にするなら絶対パラフィンオイルです!
引火点が高くて安全
灯油の引火点が40度以上に対しパラフィンオイルは95度以上と高いです。
灯油とオイルの違いのところでも触れましたが、引火点は高ければ高いほど引火性が低く安全になります。
なんと燃えてるマッチ棒をパラフィンオイルに放り込んでも燃えることはなく消化できてしまいます!
スターパラフィンオイルの残念ポイント
灯油と比べて高い
どうしても灯油との価格差を見てしまいお高く感じてしまいます。
まだ灯油をつかった検証をしていませんが、果たして灯油と比べてお値段20倍の魅力がパラフィンオイルにはあるのか…近々比べてお伝えします!
追記:灯油をつかってみたので私が感じたこと
ランタンにしか灯油を使わないのであればパラフィンオイルでいい!
です。
月に2度ぐらいしかキャンプへ行かない我が家は1リットルのパラフィンオイルを使い切るのに半年ぐらいかかりました。
これだけ長持ちしてくれるなら、煤も出ず、管理や持ち運びも楽なパラフィンオイルでいいかなとなりました!
灯油は安いですが、ポリタンクや保管場所、持ち運びようの燃料ボトルなど用意しなくてはいけないので、ランタン1つのためにここまでするのもどうなのかな?と。
気軽に購入でき持ち運びもそのままできるパラフィンオイルで良い!というふうになりました。
スターパラフィンオイルの注意点
防虫効果はありません
こちらのスターパラフィンオイルは防虫オイルではありませんのでご注意ください。
実際に使用したときはランタンにはガンガン虫が寄ってきました!
追記:虫よけハーブタイプを使うことで100%ではありませんがランタンに寄ってくる虫を大幅カットできました。
オイルを注ぐ時はロートを
ペットボトルの容器に入ってるのでランタンにそのまま注げる!と思いきや高確率で滴り落ち失敗します。
オイルを注ぐときはロートなどを使うことを強くオススメします!
スターパラフィンオイルまとめ
- 灯油をいれるタンクやボトルが無い人にオススメ
- 匂いや煤を気にする方にオススメ
- より安全に使用したい方にオススメ
初めてのパラフィンオイルでしたがお値段が高いということ以外はとくに気になる点はなく満足できるモノでした!
オイルはそこそこお値段しますがフュアーハンドランタンだとなかなか燃料が減らないので長持ちします!
初めて購入したケロシンランタンの燃料にスターパラフィンオイルはオススメですよ!