普通に買うと数千円するであろう加湿器がダイソーに売ってる!
と、安さに釣られて購入してみた100均ダイソーのミニ加湿器(440円)
使ってみて分かったのは、価格が安いので小さいです。広範囲を加湿できません。
けど、やっぱり安いです!コンパクトだから気軽に使えます!狭い範囲ならバッチリ加湿できます!
ということで、この記事ではダイソー・ミニ加湿器の加湿性能や、満足・残念な部分をレビューしてみましたので気になっていた方は是非参考にしてみてください。
目次
ダイソー『ミニ加湿器』基本情報
スペック

名称 | ミニ加湿器 柑橘シリーズ |
メーカー | ダイソー |
サイズ | 高さ8cm × 直径8.5xm |
重量 | 94g(空の状態) |
タンク容量 | 約160ml |
噴霧量 | 30mL/時間 |
連続使用時間 | 4時間 |
材質 | ABS樹脂、ポリプロピレン |
電気関係 | ■電圧:DC5V ■電流:500mA ■消費電力:2W |
開封・内容物

こちらがダイソーで購入してきたミニ加湿器です。
価格は440円と、ダイソー商品の中ではそこそこ高額です。ただ、ミニとは言え加湿器が400円ていどというのは安いです!

今回購入したのは『柑橘シリーズ』、私が購入したライム色の他に、ピンクとイエローがあります。
また『動物シリーズ』もあり、そちらはサイズがやや縦長に大きく、ライトの点灯する場所が異なります。
価格は全て440円です。

- ミニ加湿器本体
- マイクロUSBケーブル(80cm)
- 説明書
- 替え芯(写真にうつってないですが本体の中に同封)

説明書には使用方法が記載されていますが、直感で使用できるほど簡単です。詳しくは後ほど。
デザイン・サイズ

正面です。電源ボタンを確認。

背面です。マイクロUSBの差込口があります。

上からです。中央の丸い穴から霧が出てきます。その周りの黄色い部分がライトで点灯します。

底です。滑り止めがついていました。

サイズは高さ8cm × 直径8.5cmです。手のひらにのるコンパクトさ!

重量はタンクが空の状態で94g。

ミニ加湿器の中です。写真左の白い棒が替え芯です。

タンク容量は約160mL。上の写真が160mL入れた状態。無理すればもう少し入ります。
使い方

まずはフタをまわしてフタとタンクを分離させます。

タンクに水を入れたら、フタをして。

付属のマイクロUSBケーブルを差し込みます。
電源はパソコンや、モバイルバッテリーなどお好みで。(※アダプタは付属していません)

スイッチオン!

しゅーーーー!
とっても簡単に加湿開始です!

ライトをつけるのは電源ボタンを長押し!
- 霧を出す/止める … ポチッと
- ライトON /OFF … 長押し

霧を出す → 追加でライト点灯 → 霧だけ止める など、好きな組み合わせで使うことができますよ♪
ちなみに、噴射される水の量は1時間あたり30〜35mLでした。タンク容量である160mLを入れた場合、約4〜5時間ほど持ちます。

予備として替え芯が入っていましたが「交換したい」となれば、フタ側にあったスティック状のものを回せば外れるので

簡単に交換することができます。スティックの中に小さなバネが入っていましたので、なくさないよう注意です。
ダイソー『ミニ加湿器』満足ポイント
加湿のパワーは弱いけど440円だしOK

ダイソーミニ加湿器はサイズがコンパクトなため、部屋全体を加湿するような使い方はできません。
では、どのぐらいの範囲なら加湿してくれるのか?ここが一番気になったので、そこそこ精度の良い湿度計をつかって実験してみました。

上の写真は、湿度29%の部屋で、場所によって何%湿度がアップするかです。(※エアコンの風向き、壁など、様々な要因で結果は変わります)
分かったことは、高さ40cm、横に90cm離れるとミニ加湿器の効果がないということ。
ちなみに、デスクに座った私の顔がどこにあるかというと、距離30cm・高さ40cmのとこです。つまり顔は加湿されていません。。

と、ミニサイズなので広範囲を加湿することは出来ませんが、加湿器の位置を調整し、もっと近づけば確実に加湿の恩恵を受けられます。
価格が440円と考えるなら私は満足な結果です!
ちなみに、加湿器の近くにモノを置くと水滴がついてしまいますが、ダイソーのミニ加湿器は勢いよく噴射されるものの、霧が細かいので過剰に気にしなくてOKです。

加湿器の霧が一番あたる真上4cmほどだと

距離がめちゃくちゃ近いので、さすがに水滴がつきますが

倍の8cmほど離れると

10分たっても水滴つかずだったので、ちょっと距離を置けば水滴の心配はありません。
とは言っても万が一のこともあるので、加湿器の真横にPCやテレビなどを置くのは避けたほうがいいです。
音が静か

ダイソーのミニ加湿器は稼働中の音がとにかく静か!
さすがに無音ではないですが、「すぅぅぅぅぅぅ」と小さな音です。
昼間など周りが少しガヤガヤしてる時なら全く気にならないレベルです。
静かな夜はちょっとだけ音が目立つかもしれませんが、癒し系な音なので、むしろリラックスできます!
ライトつきが嬉しい

続いての満足ポイントはライト!
私はこういった光るモノが大好きなので、ややオーバーかもしれませんが
ライトを点灯できることでオシャレです!

そして、ライトのおかげで噴射されている霧が見やすく、見てるだけで加湿されてる気分になります!
必要なければライトは消すこともできるので、光りが気になる方はスイッチOFFに。
電気代が優しい

ダイソーのミニ加湿器は超音波加湿方式です。
超音波加湿方式であることで、ミストが熱くなりづらいという特徴があります。
そして!電気代がとってもリーズナブル!

消費電力は2Wとの記載があるので
24時間使い続けた場合
0.027円 × 2W × 24時間 = 1.296円
1日8時間、一ヶ月つかった場合は
0.027円 × 2W × 8時間 × 31日 = 13.392円
※1kWhあたり27円として計算(平成26年4月公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込))
と、もはや電気代を気にしなくてOKなほど安いです。(計算間違ってたら本当にすみません)
ダイソー『ミニ加湿器』残念ポイント
就寝時の使用はイマイチ

乾燥すると喉をやられるので、寝てる時に枕元へ置き、加湿しようと試みた結果。。
朝になると動作停止していました。
どうもダイソーのミニ加湿器は『4時間で自動停止』するシステムのようです。。
4時間しか寝ないというのは厳しいので、睡眠時の使用は微妙です。
逆に、消し忘れ防止になるので、うまく利用すればプラスな要素ではあります。
ちなみに、ライトのほうは4時間たっても点灯しっぱなしでした。
シールが剥がしづらい

続いての残念ポイントはシール!
かわいいデザインなので、シールがあるとちょっと邪魔です。なので剥がそうと思ったら

100均あるある「シールがしぶとい」でした。。もしかすると私がハズレを引いただけで他は大丈夫かもしれません。
ちなみに私は、キャンプで使ってる灯油があったので、灯油でサッと剥がしました。
ダイソー『ミニ加湿器』注意ポイント
メンテナンスをサボるとカビます

ダイソーミニ加湿器は、噴射される霧があまり強力ではないので、まわりへ水滴をつけづらいです。
が、噴射口は湿度マックスになるので、メンテナンスせずに使い続けた結果、約1週間ほどで

カビが生えていました…。(モザイクのむこう側を見たい場合は画像をタップ)
注意書きにもありましたが、加湿器は水を使うものなので適度にメンテナンスはしたほうが良さそうです。

ちなみに、カビてしまった噴射口は綿棒とつまようじである程度お掃除できました。


アレンジ使用方法(非推奨)
超音波加湿器に使えるアロマウォーターなら大丈夫?

ダイソーミニ加湿器は、説明書に「アロマオイル・芳香剤」は使用しないでくださいとの記載があります。
オイルは水と分離してしまうので微妙そうですが
超音波加湿器での使用が可能とされる、香りのついた水「アロマウォーター」なら使用できる可能性大です。
ただ、申し訳ないことに私のほうで試せていないので大丈夫とは言いきれませんし、説明書にも使用可能とは書かれていませんので使用する場合は、自己責任でお願いします。
追記:アロマウォーターを投入

アロマウォーターが使えるのか使えないのかモヤモヤしていたので購入してみました!
結論を言うと、いい香りした水蒸気が出てくれてます!

雑菌やカビが気になりますが、水だけで使っていたときもカビができてしまったので、適度の掃除をしつつ使っていくつもりです。
ちなみに購入したアロマウォーターはアップルペアーという香りでアップルの香りを期待してたんですが、アップルの匂いはあまりせず、百貨店1階化粧品売場のような品のある香りでした。
アロマウォーターは自分で濃度を変えれるので、濃いめ薄めと調整できます。(私は160mLの水に5〜10滴ぐらい)ちょっと濃い目につくると12畳の部屋に香りが広がります!
タンクをアレンジ

ダイソーミニ加湿器は、フタさえあれば作動します。
ということは!

コップをタンク代わりに使えます!おまけにライトがコップを照らしてくれるので、ちょっとムーディーになります。

誰がこんな使い方するんだな方法ですが、一応こういうこともできますよ!ということで。
もちろん、フタは閉まりませんし、感電の恐れもあるし、コップとフタに隙間があれば菌が入ってくる可能性もあるので色々微妙です。万が一やってみるかたは自己責任でよろしくお願いします。
ダイソー『ミニ加湿器』レビューまとめ

- 広範囲は加湿できないが440円は安い
- 電気代を節約できる
- 定期的にメンテナンスを
ダイソーの中では高額商品となりますが、それでも440円というのはかなりお買い得な商品です。
コンパクトなので、部屋全体を加湿するといった使い方はできませんが、近距離であればバッチリ加湿してくれますので、仕事や読書のお供に!
気になった方は是非ダイソーをチェックしてみてください♪

