SDカードがスペック不足で動画撮影が途中で止まる…
そこで新しく購入したのがトランセンドのSDカード!
価格が安くアマゾンでの評価数が抜群に多いSDカード。
価格は安くとも、求めていたスムーズな動画撮影を可能とし4K動画も撮影可能でしたが、スロットからSDカードが取り出せないというトラブルも。
そんなトランセンドSDカードの使い心地や、トラブルの後どうなったのかをレビューしてみました!
目次
Transcend『SDカード UHS-I U3 V30 Class10』基本情報
名称 | SDカード UHS-I U3 V30 Class10 |
メーカー | Transcend(トランセンド) |
転送速度 | 読出し最大95MB/s |
動作温度 | -25℃〜85℃ |
容量 | 4、8、16、32、64、128、256、512GB |
デザイン・特徴
アマゾンで購入したトランセンドのSDカードです。
最初に64GBを購入し、その後128GBを購入しました。
価格は
- 64GB → 1,186円(2019年12月6日時点)
- 128GB → 2,480円(2020年4月2日時点)
内容物はSDカード本体と、プラスチックケース、それから宣伝チラシ。
保証は5年あります。
データ破損は保証されません
64GBを例にご紹介しますが、128GBも全く同じ内容物、外見です。
付属のプラスチックケースはSDカードが1枚だけ入るケース。
SDカード表面にはスペックが記載されています。
ごちゃごちゃし訳の分からない数字やマークですが、書き込み速度のスペックです。
普通に使うぶんには十分なスペックです。4K連射、4K動画の撮影OKです。(詳しくは後ほど)
背面です。
書き込み防止のロックスイッチもついてます。
また、商品ページには下記の特徴も記載されています。
- 耐水性:IPX7規格(水深1mで30分耐える)
- 動作温度:-25℃〜85℃で動作可能
- 静電耐性:静電気に対する耐性がある
- 耐X線:空港のX線検査の影響を受けない
- 耐衝撃性:衝撃や振動に強い
Transcend『SDカード UHS-I U3 V30 Class10』3つの満足ポイント
満足①:安く買えるSDカード
TranscendのSDカードを選んだ一番の理由が安さ!
64GBで約1,186円。128GBで2,480円と、とてもリーズナブルに購入することができます!
他社の類似SDカードと比較すると
Transcend | SanDisk | TOSHIBA | |
32GB | 999円 | 1,408円 | 3,244円 |
64GB | 1,186円 | 2,094円 | 5,713円 |
128GB | 2,480円 | 4,061円 | 9,422円 |
※価格は2020年4月30日時点のアマゾン価格
トランセンドのSDカードはほぼ同スペックであるSDカードの中でも群をぬいて安いです!
ただ、SDカード本体に表記されているスペックは「最低保障速度」ばかりで、最高速度の記載がありません。
そこを比較してみると
Transcend | SanDisk | TOSHIBA | |
読み込み速度 | 最大95MB/s | 最大150MB/s | 最大95MB/s |
書き込み速度 | 最大40MB/s | 最大60MB/s | 最大75MB/s |
読み込みは速度は、PCなどへデータを移す時の速度で数字が大きければ大きいほど早く転送できます。
書き込み速度は、撮影時のスムーズさ。数字が小さいと連射や高画質動画を撮影するときに書き込みが間に合わなくなり撮影が中断されたりします。
なので、比較した3つの中だとトランセンドのSDカードが一番安いですが一番性能が低いです。
しかし!後でご紹介する「4K動画も撮影できる」だったので、私が求める性能はクリアしており、安いけど必要十分で満足しているSDカードです!
満足②:動作は正常
安いSDカードを買うにあたって不安だったのが、ちゃんとカメラやPCが認識するのか?というもの。
ここに関しては全く問題なし!
カメラもばっちり認識しますし、PCへもばっちり転送できます!
また、何度も抜き差ししてますがエラーが出たりデータが破損したりも今のところありません(使用から5ヶ月時点)
SDカードは過去に何度かデータが吹き飛んだ経験があるので、いつかは壊れるモノだと思って使ってます(高くとも安くとも)
満足③:4K動画も撮影できる(大容量を食う撮影はNG)
写真は何枚撮影できるのか?動画は何分撮影できるのか?
こんな感じで、少し前までSDカードは容量だけに注目していました。
しかし、動画撮影をするようになって大事なことに気付かされました。
それが、書き込み速度です。
書込み速度が遅いSDカードを使うと
「カードの書込み速度不足のため記録を終了しました」
といった感じで、まともに動画撮影や連射撮影ができません。
そこで、そこそこ性能が良くて価格の安いトランセンドのSDカードを購入したんですが
ばっちり動画撮影できます!
4Kでの動画撮影も可能です!
連射はほとんど使うことがないので表現が間違っているかもですが、LAWでの連射も若干のもたつきはあるものの悪くない連射速度だと思います。
ということで、何不自由なく動画撮影できるようになり満足しています!
ただ、ものすごく高性能なSDカードではないので
私が所有するカメラでの最高画質であろう「シネマ4K ALL-I 400Mbps」という設定での動画撮影は
約8秒ほどで書込み速度が間に合わなくなります。
なので、めちゃくちゃ容量を食う撮影だとこちらのSDカードでは厳しいのでご注意を。
私のカメラで2番目に容量を食う「200Mbps」な撮影は大丈夫でしたので、200Mbps以下の撮影はOKで、400Mbps以上の撮影はできません。
ちなみに、購入したトランセンドSDカードの「書き込み・読き込み」を計測してみたのが上の写真です。
概ね公式スペックどおりかなといった感じです!
Transcend『SDカード UHS-I U3 V30 Class10』残念ポイント
残念:ハズレがある?カメラから取り出せなくなる可能性あり
最初に64GBのSDカードを購入し、何不自由なく使えたので追加で128GBを購入しました。
すると…
カメラのスロットから取り出せなくなってしまいました…。
めちゃくちゃ焦りました。
SDカードを取り出すときってプッシュしてバネで戻ってくる感じだと思うんですが、押し込めないんです。
押しても押しても奥へ行く気配がないので、SDカードを爪でつまんで引っ張ると取れました。
たまたまかな?と思いもう一度SDカードをスロットへ入れると
また取り出せない…
うわー…アマゾンのレビューにもあったけど本当に取り出せなくなるんだなと思いました。
それでも、つまんで引っ張れば取り出せるので「ま、いっか。このまま使おう」と思っていたら
直った!
『スロットにさす→爪でつまんで取り出す』を4回繰り返したら、その後は絶好調になりました。
どうして直ったのか分かりませんが、おそらく本体サイズが微妙に大きく、数回抜き差ししたことで削れたか形が整ったんだと思います。
このように、あたりはずれが確実にあるのでご注意を。
ちなみに、0.1mm単位で計れるモノサシで調べたところ違いはなかったので、0.01mm単位の誤差があると思われます。
Transcend『SDカード UHS-I U3 V30 Class10』注意ポイント
注意:容量によってスピードクラスが違う
トランセンドSDカードは容量によってスピードクラスが違うのでご注意を。
〜8GB | 16GB | 32GB | 64GB〜 | |
最大読み込み速度 | 20MB/s | 95MB/s | 95MB/s | 95MB/s |
最大書き込み速度 | 10MB/s | 10MB/s | 20MB/s | 40MB/s |
こんな感じで、32GB以下のSDカードは書き込み速度が落ちます。
書き込み速度が落ちると動画撮影や連射撮影に影響が出るので、動画や連射をメインに撮影するなら64GB以上がおすすめです。
ちなみに、2020年4月30日時点でのアマゾン価格だと400円の差です。
400円で容量2倍かつ、書き込みスピードも2倍と考えると絶対64GBがお得だと思います!
Transcend『SDカード UHS-I U3 V30 対応 Class10』レビューまとめ
- 価格が安い
- 4K動画の撮影OK
- あたり・はずれがある
SDカードは高い!そんなイメージでしたが、トランセンドのSDカードは安くて4K動画も撮影でき満足できる買い物でした!
カメラから取り出せなくなるという恐怖を体験しましたが、今では普通に使えてるので次買うときもトランセンドを選ぶつもりです。
できるだけ安くSDカードが欲しい!そう思ってるならぜひチェックしてみてください♪