キャンプに温度計は必要?
その答えは
キャンプに温度計があることで「寒い」「暑い」と感じた瞬間の温度を知ることができ次回のキャンプに活かせるようになります!
ということで今回ご紹介するのは、同時に2ヶ所の温度を計測できたり、最高温度・最低温度を記憶しておくことが可能な、安いのに高機能な温度計『デジタルIN-OUT温度計』を詳しくレビューいたします!
目次
デジタルIN-OUT温度計を購入した理由
キャンプで時間を忘れる
「え!?もうこんな時間?」
まったりしすぎて早すぎる時間の経過に驚いてしまうキャンプ。
普段の生活は時計に囲まれ、TVをつければ何の番組をやっているかで大体何時か分かります。
しかし時計もテレビもないキャンプ場で時間を知る方法はスマホなど電子機器と腕時計のみ。
私はキャンプへ行くと写真を撮る時いがいスマホを使用しないので腕時計が見えなくなる夜になると今が何時なのか分からず過ごしています。
それはそれで時間を忘れて過ごせるので良いですが、気がつくと深夜までダラダラし朝起きるのが大変だったということも経験し「時計を設置しよう」と考えました。
時間も分かって2ヶ所同時に温度も計れる時計
キャンプで使うなら先輩キャンパーさんたちが使ってるものを参考にしてみようとチェックしてみました。
チェックしてみると置き時計を持ち込んでいる方は多く、オシャレな時計から機能的な時計まで様々な時計を使っていました。
その中でも、より多くのキャンパーさんが使っていたのがこちらの時計!
時計というより温度計ですが(笑)
メーカーはクレセル、商品名を『デジタルIN-OUT温度計』と言います。
なんとこちらの温度計、日時が分かるうえに、今いる場所の温度と離れた場所の温度を同時に計ることができ、最高温度・最低温度を記憶してくれる高機能な温度計なんです!
デザインはシンプル!サイズもスマホより小さくコンパクト!ちょっと時計表示は小さいけど温度が分かるなら家でも使えそうだ!と購入してみました。
デジタルIN-OUT温度計 基本情報
スペック
名称 | デジタルIN-OUT温度計 |
メーカー | クレセル |
サイズ | 高さ12.5×幅6×厚み1.8cm |
重さ | 100g(電池、外部センサー、吸盤込) |
測定範囲 | OUT:-20〜70℃、IN:-10〜50℃ |
温度計精度 | 1℃〜2℃ |
対応電池 | アルカリ単4電池1本 |
電池寿命 | 約1年(アルカリ電池使用時) |
開封・内容物・デザイン
こちらがアマゾンで購入し我が家へやってきたクレセルの『デジタルIN-OUT温度計』です!
なんだかクーラーのリモコンみたいなデザイン・サイズ感です(笑)
箱の裏には製品仕様や、使い方の例の記載が。
この厚紙は3つ折りになっていて、製品各部の説明や、時計の合わせ方、ボタンの説明など全てが記載されています(使い方はとってもシンプル)
開封!付属品は本体とセンサーコード(3m)です!電池は購入時からセットされており、絶縁紙をぬくと作動します!
こちらが正面のデザイン!大きな液晶と『OUT』『IN』『リセット』の3つのボタンがあります。ボタンの説明は後述いたします!
サイズは高さ12.5×幅6×厚み1.8cmでスマホよりコンパクト!
続いて裏側。上から順番に見てみると、壁掛け用の穴→磁石→時計合わせのボタン→立てかけスタンド→電池スペースといった感じです!
スタンドを使うとこんな感じに!
スタンドの奥には単4電池1本を入れるスペースがあります。電池寿命は約1年!
本体のサイドには外部センサーを装着できる穴があります。
こちらが外部センサー。長さは3mで防水機能を備えているので水中の温度も計れます♪
センサーの先には吸盤が付属しており窓や、水槽などに貼り付けることが可能です!
必要なければ吸盤を取り外し使うことも出来ます!
デジタルIN-OUT温度計の使い方
ざっくりではありますがデジタルIN-OUT温度計の液晶の見方、ボタンの操作方法をご紹介!
液晶の見方
液晶は3段表示になっています。
上から
- 外部温度(外部センサー使用時のみ表示)
- 内部温度(温度計を置いている場所の温度)
- 日時
温度の右上に表示される上矢印、下矢印は1時間以内に1℃以上うごきがあった場合に表示されます。急激に温度が上がった、下がったを知れます。
外部センサーを使わない時は上の写真のように一番上の段がLoと表示されます。
ボタン操作方法
液晶の下にあるボタンは、この温度計の特徴とも言える『過去の最高・最低温度を日時とともに記憶』したものを表示させるために使います!
簡単に言うと何月何日の何時何分が一番暑かった、寒かったを記憶してくれるんです♪
- OUTボタン→外部センサーで記憶した最高・最低温度とその日時
- INボタン→内部センサーで記憶した最高・最低温度とその日時
- リセットボタン→上記2つのデータを削除
試しにINボタンを押してみます!
一度押すと、内部センサーのほうで記憶した過去最高温度が日時とともに表示されます。
もう一度押すと内部センサーで記憶した過去最低温度を日時とともに表示します!
もう一度押すと最初の画面に戻ります。
上の写真2つはリセット直後なので直近の時間しか表示されていませんが
リセットボタンを押さない限り永遠にデータを取り続けてくれるので、1年間リセットボタンを押さず放置すれば過去1年間で何月何日の何時何分が一番暑かった、寒かったが分かるようになります!
外部センサーを本体から切り離してしまうと最低気温の記憶が消去されLOと表示されるようになります。
よって外部センサーをもう一度接続し、記憶を残したい場合は一度リセットする必要があります。
説明が下手で分かりづらかったと思いますが、実際に手にすると操作方法も液晶の見方もめちゃくちゃシンプルですので安心してください!
デジタルIN-OUT温度計 2つの満足ポイント
長々と説明してきましたが、ここからは実際にデジタルIN-OUT温度計を使ってみた感想をご紹介!
満足①:2ヶ所の温度を同時に計れる
まず最初の満足ポイントはなんと言っても『一度に2ヶ所の温度を同時に計れる』ということ!
本体は部屋の中へ起き、外部センサーを窓の外に吸盤でくっつけておけば中と外の温度が瞬時に分かるようになります♪
これで「あ、外が涼しいからクーラー消そう」や「外が温かいから暖房消そう」が可能に!
無線ではなく有線で3mまでしか離すことが出来ませんが、このとおり窓を締め切ることも可能です。(ケーブルは細いので切ってしまわないよう注意してください)
キャンプ場での使い方は
外の温度と、クーラーボックス内部の温度を計測してみたり、外とテント内の温度を同時に計測したりで活躍しています!
他にも
室温と冷凍庫の中の温度を計ってみたり
外部センサーは防水仕様なので、水槽の水温を計るのにも活躍できますし、ペットの寝室の温度なんかをチェックしたりも出来ます!
と、使い方は色々ありますが
純粋に今この場所の温度が何度かを知るのが楽しいです!「外はめちゃくちゃ暑いな!」や「クーラーボックスの中はまだまだ冷え冷えだ!」と離れてる場所・見えない場所の温度を数字で見れるのって楽しいですよ♪
満足②:最高・最低温度を記憶
続いての満足ポイントは使い方のところでも触れた『過去の最高・最低温度を日時とともに記憶してくれる』ことです!
「朝の4時20分の温度ひくすぎっ!」や、「昼間は38度もあったんだ!どうりで暑かったわけだ」と過去を振り返えれるのが楽しいです!
この情報はただ楽しいだけでなく、キャンプで活かせます!
たとえば寝ている時に「夜中寒かったな」と思えば、温度計に残っている最低温度の記憶をチェック!(写真はイメージです)
朝方どのぐらい気温が下がったのかデータが残っているので、寒いと感じるのが何度だったかが分かるようになり次回のキャンプに活かせます♪
このように最低温度、最高温度のデータが残っているので、その時感じた「寒かった」「暑かった」が実際の温度で分かるようになり、次回キャンプへ行く時は天気予報を見て対策をうてるようになります!
ちなみに私は22℃を下回ると半袖短パンは寒いと感じるようで、予想気温を見て22℃を下回るようなら長袖長ズボンを持っていっています!
デジタルIN-OUT温度計 2つの残念ポイント
残念①:液晶が見づらい(バックライト無し)
ここからは残念ポイントをご紹介!
こちらの温度計、バックライト機能はついていません。ということで暗いところでは全く見えません。
薄暗い状態でも見る角度が悪いと液晶が見えませんので明るい場所限定で使用することになります。
残念②:正確な温度になるまで時間がかかる
続いての残念ポイントは正確な温度が表示されるまでに時間がかかるということです。
温度計は8秒おきに新しい温度に更新されるんですが、正確な温度になるまでにかかった時間は約20分でした。
他のデジタル温度計を使用したことがないので、これが早いのか遅いのか分かりませんが、私は「遅い」と感じましたので残念ポイントとしました!
デジタルIN-OUT温度計まとめ
- 2ヶ所同時に温度を計れる
- 過去最高・最低の温度を記憶してくれる
温度計はあったらあったで意外と見るものだなと購入してから気づきました!
価格は100均商品と比べると割高にはなってしまいますが、外部センサーや過去の温度を記憶できたりと様々な機能がついて1,500円前後なら持っておいて損はないです!(価格は2018年6月24日時点)
色々な場所の温度を計り比べるのって楽しいのでキャンプにはもちろん、家で使うのもオススメです♪