石けんを使うたび半乾きでヌルヌルしてて気持ち悪い。早く石けんが減ってもったいない。
そう思い購入してみたのが、100円ショップキャンドゥに売っていた『珪藻土 石けん置き』です。
珪藻土は、濡れても勝手に吸水してくれ勝手に乾いてくれるスグレモノ!
これでやっとヌルヌル石けんとお別れできる!と思ったものの…実際に使ってみると珪藻土の吸水する特徴が台無しに。
ということで、この記事では『珪藻土石けん置き』を石けん置きとして使ったらどうなってしまうのかを中心にレビューしてみましたので、気になっていた方は是非チェックしてみてください!
目次
キャンドゥ『珪藻土 石けん置き』基本情報
スペック
名称 | 珪藻土 石けん置き |
メーカー | キャンドゥ |
サイズ | 80 × 130 × 厚み60mm |
材質 | 珪藻土、石灰、食物繊維など |
開封・デザイン
100円ショップキャンドゥで購入してきた『珪藻土 石けん置き(白)』がこちら。
価格は110円。
以前にご紹介したキャンドゥ珪藻土コースターのデザイン違いになります。
パッケージ裏には珪藻土とは?の説明や、『吸水力』や『カビ・ダニ抑制』の特徴が記載されています。
では開封!
と思ったら、パッケージから取り出すのに苦戦。ちょっと開けづらいです。珪藻土は強い力をくわえると割れる恐れがあるので慎重に!
珪藻土石けん置きの登場です!サイズは 13 × 8 × 0.6cm。
色は真っ白で、私が訪れたキャンドゥには他の色はありませんでした。ただ、ネットで見る限りグレーやピンクなんかもあるようです!
手に持ってみるとこのぐらいのサイズ感です。
ちなみに以前ご紹介した珪藻土コースターと比較するとこんな感じです。形は違いますが『厚み0.6cm』は同じでした。
そしてコースターと同じく、珪藻土石けん置きの表面も真っ平らではなく線がランダムに入っていてオシャレな感じです!
実験:吸水力チェック
では、珪藻土の特徴である吸水力についてチェックしてみます!(以下新品時)
▼スポイトをつかって水滴を落とす
水滴を落としてみた実験では、約50秒ほどで濡れた痕跡が消えました。めちゃくちゃ早いタイムではないですが悪くない吸水力です。
▼霧吹きで霧をふきかける
霧吹き2〜3プッシュであれば5秒ぐらいで表面は乾くといった印象です。こちらも悪くないタイムです。
キャンドゥ『珪藻土 石けん置き』残念ポイント
石けん置きとして使うと吸水しなくなる
満足より先に残念ポイントをお伝えします。
いつも完全に乾くことはなく、ヌルヌルしていた石けんが
珪藻土のおかげで、いつでもサラサラになる!そして、見た目もスッキリしていい感じ!
と思っていたんですが…
なんと、キャンドゥ珪藻土 石けん置きは『石けん置き』というネーミングにも関わらず、1週間ほどで
全く吸水しなくなりました。。
▼こちらがその証拠となるgifです(約4分間を早送り)
石けんをよく置いていた真ん中と、あまり石けんを置くことがなかった右上を見てもらえれば違いは一目瞭然だと思います。
はい。吸水するどころか撥水してしまっていますね。
どうしてこうなるかと言うと
使用後の石けんは、『石けん成分+水』の石けん水をまとっている状態で
初回使用時こそ、1時間ちょっとで完全に乾燥してくれ「いいね!やったぜ!」だったんですが
何度も使用をかさね、石けん水がどんどん珪藻土に染み込み蓄積。
結果、石けんによる根詰まりを起こしてしまい、吸水することができなくなったようです。
この現象は、合成石けんでも無添加石けんでも同じ症状になったので、石けん全般アウトだと思われます。
また、1度こうなってしまうと
洗い流す。タワシでゴシゴシ。熱湯をかける。ハイターしてみる。この4つの方法では元に戻すことができませんでした。(コーヒーなどの着色はハイターで落ちます)
最終手段であるヤスリで表面を削ってみましたが
ほんの少し吸水力が回復したかな?というレベルで元通りという訳にはいきませんでした。。
ということで、残念ではありますが、石けん置きとして使うと吸水しなくなるので、珪藻土の特徴を活かすなら別の用途で使用したほうが良いです。
石けんを置くとくっついてしまう
石けん置きとして使った場合、もう1つ残念な部分があります。
それは使用時。
なんと、石けんを持ち上げようとすると珪藻土までくっついてきてしまいます。
これも、先ほどお伝えした『吸水しなくなる』が原因のようで、珪藻土の上に石けんが溜まってしまい、くっつきやすくなっているように思います。
見た目がスッキリしててスタイリッシュなので、吸水は諦めて使うことも考えましたが、持ち上げるたびにくっついてくるのはストレスすぎるので、石けん置きとしての使用は断念しました。
石けん置きとしては微妙だったので、無印良品の発泡ウレタン石けん置きに変更しました!
キャンドゥ『珪藻土 石けん置き』満足ポイント
サイズが大きくアイデア次第で使えるシーン多数
残念ポイントが目立ってしまったキャンドゥの珪藻土・石けん置きでしたが、石けんをのせて使わないのであれば、しっかり珪藻土として活躍してくれます!
コースターとしても使えますし
泡立て器を乾かすのに使ったり
歯ブラシスタンドの下に敷いたり
そのまま歯ブラシ置きとして使うのもいいかもしれません♪
コースターと比べサイズが大きいので、アイデア次第で様々な用途に使えるはずです!
1個110円と安いので、2つ3つ合体させて使うのもいいと思います!
キャンドゥ『珪藻土 石けん置き』レビューまとめ
- 石けん置きに使うと吸水しなくなる
- 石けんがくっつく
- サイズが大きく様々な用途で使える
石けん置きがスタイリッシュでオシャレになった!と喜んでいたものの、吸水しなくなるというデメリットを見つけてしまい残念を感じる商品でした。
ただ、石けんとは相性が悪いですが、他の使い方をすればしっかり吸水してくれますので、気になった方は是非100均キャンドゥをチェックしてみてください♪