今回ご紹介するのは触れることなく何でも温度を測れてしまう『赤外線温度計』!
赤いレーザーが飛び出し、まるでシューティングゲームをしてるかの如く温度が測れてしまう便利なモノ!
価格はピンきりで高性能なモノはお値段しますが、今回ご紹介するのは2,000円をきるMADEinチャイナの赤外線温度計!(価格は2018年6月24日時点)
安かったけど、0.5秒で温度を知ることができる凄い温度計です!
それでは安価で購入できる赤外線温度計の使い方や、実際に使ってみた様子、どういうふうな使い方が出来るのかを詳しくご紹介いたします!
目次
MYCARBON 赤外線温度計を購入した理由
きっかけはキャンプで使うガスバーナー
キャンプで使用するアイテムの1つに「シングルバーナー」というものがあります。
このシングルバーナーというのはカセットコンロにつかうカセットボンベを使用し、コンパクトに火を使えるようにするキャンプアイテム!
しかし!シングルバーナーはシンプルな構造上、火とカセットボンベとの距離が近く、使い方によってはカセットボンベが超高温に!
手でさわることが出来ないほど高温になったことがあり「爆発しない?これ大丈夫?」と不安に。濡れたタオルでカバーしながら使用していました。
「何度になったら爆発?」は分かりませんが
「さわれないほど熱かったけど、いったい何度になってたんだろう?100℃とか超えてるのかな?」とまったく検討がつかない温度を知りたくなり、温度計を探すことに!
遠赤外線温度計なら手を触れることなく温度が測れる
最初はよくある普通の温度計を買おうと思ってたんですが、ネットで調べてみると手を触れることなく対象物の温度を測れる赤外線温度計という便利なモノがあると知りました!
早速ネットショップで検索をかけると驚くほどたくさんの商品がずらり!
しかも、2,000円前後でいろいろ選べます(笑)
安いものは、ほぼほぼMADEinチャイナでしたが、仕事で使うわけでもないし、安いものでいいや!と選んだのが
アマゾンでベストセラーになっているこちらの商品!
MYCARBONというメーカーの赤外線温度計!2,000円をきる赤外線温度計の中ではレビュー数も多く、私が購入したときは星の数も4.6/5でした!(価格は2018年6月24日時点)
色もブラックと無難な色、そして使用する電池も単4電池2本とすぐに買える電池だったので購入!(電池は最初から付属してきます)
MYCARBON 赤外線温度計 基本情報
スペック
名称 | 赤外線温度計 |
メーカー | MYCARBON |
計測可能温度 | -50℃〜380℃ |
精度 | 0-380℃→±1.5℃/±1.5℃、-50〜0℃→±3℃/±1.5℃ |
重さ | 125g(電池込み) |
サイズ | 93×43×150mm |
電池 | 単4電池2個 |
開封・内容物・デザイン
我が家に到着したMYCARBONの赤外線温度計!MADEinチャイナではありますが小洒落た箱に入ってます!
内容物は
- 赤外線温度計本体
- 単4電池2個
- 日本語もある取り扱い説明書
説明書のほうに使い方や、液晶パネルの見方、細かな設定方法など記載されています。
基本的には設定などいじらず到着した状態のまま使用すればOKです!
では、本体を見ていきます!形はピストルのような形状をしています!
大きさは成人男性が手に持ってジャストフィットするぐらいのサイズ感です!
液晶部分。こちらに温度が表示されます。下に3つのボタンがありますが説明は後ほど!
トリガー部分。ここを引くことで電源が自動で入りつつ、計測開始!
正面から見た赤外線温度計。赤く丸い部分から赤いレーザーが出ます!
上から見た赤外線温度計。
電池を入れる場所はトリガーの下にあります!使用する電池は単4電池2個。
重さは電池込で125gと軽量です!
MYCARBON 赤外線温度計の使い方
一度さわればすぐ慣れる簡単操作
ザックリではありますが使い方のほうをご紹介いたします!
まず温度の測り方。これは電池さえ入っていればトリガーを引くことで自動で電源がONになり、計測がスタートします。
トリガーを引くと赤いレーザーが出ますので、測りたい場所にレーザーをあわせてください。
またトリガーを引いている間は上のGIFのように常に温度を計測してくれます。(徐々に温まってくる鉄板を撮影しました)
トリガーを離せば計測終了「ピピっ」という音とともに最後に表示されていた温度が液晶に表示されます。
使用後は20秒後に自動的に電源がOFFになります。
続いてボタンの説明!
- 左の赤ボタン→「℃:摂氏」と「℉:華氏」を切り替え
- 右の赤ボタン→レーザーのON/OFF
- 真ん中の黒いボタン→モード切り替え
モード切り替えボタンを押すことで「MAX→MIN→EMS→CAL→通常モード」と切り替わります。
- MAX…トリガーを引いている間で一番高温だった温度を表示
- MIN…トリガーを引いている間で一番低温だった温度を表示
- EMS…放射率0.95と0.8から選べます(初期状態の0.95でOKです)
- CAL…-5℃〜+5℃まで微調整できます(絶対にここは100℃と分かっている場所を計測したのに温度計が95℃と表示される場合に+5℃する。という使い方です)
MAXとMINは比較的出番ありですが、その他の2つはあまり使うことはないと思います!
説明文を書くとゴチャゴチャし、難しそうに思うかもしれませんが、基本的な使い方はトリガーを引くだけの簡単操作なので安心してください♪
MYCARBON 赤外線温度計 2つの満足ポイント
満足①:触れずとも何でも温度が測れる
まず最初の満足ポイントは、この温度計最大の特徴である対象物と接触せずとも温度が測れるということ!
普通、温度を測るときは、対象物に測定器をくっつける必要がありますが、この赤外線温度計を使えば赤いレーザーがピューと飛び出し、対象物の温度を計測!(気温など空間の温度は測れません)
熱くて触れない!手がとどかない!そんな時も赤外線温度計のトリガーを引けばあっという間に計測出来てしまいます!
ということで!実際に使ってみた様子をご紹介!
まずは購入理由であったガスボンベの温度を計測!こちらの検証結果については「輻射熱の実験と対応」の記事で詳しくご紹介しています!
マイナス20℃に設定している冷凍庫の氷の温度を測定!
牛乳の温度を測定!
稼働中のテレビの温度を測定!(けっこうテレビって熱もってます)
ホットプレートの温度を測定!
沸騰するお湯を測定!
皮膚の温度を測定!(体温計としては使えません。あくまでも表面の温度が分かるだけです)
お肉が常温に戻ったかどうかを確認するための温度測定!
他にも油の温度を測ってみたり、夏の車のダッシュボードの温度を測ってみたりと気になる様々なモノの温度を触れることなく測定することが可能です!
私は実験したりするのが好きなので、このブログでも度々使用しています♪
満足②:使いたくなったら1秒で測定開始
続いての満足ポイントは起動〜計測の時間があっという間だということ!
つかいたい時にトリガーを引けば自動で電源が入り、そのまま測定が可能になるんです!その間わずか1秒!
電源が入っていれば驚異の0.5秒で対象物の温度を測定可能です!
面倒な電源ONやOFFもなく、設定も何もないので使いたい時にサッと取り出しサッと測れてお手軽!
MYCARBON 赤外線温度計 残念ポイント
残念:正確な温度を知りたい時は不向き
寸分の狂いもなく正確な温度を知りたい!そんな時はこちらの赤外線温度計では役不足かもしれません。
というのも、計測中に温度が上がったり下がったりし、どれが本当の温度なのかわからない時があるからです。
なんとなくの温度を知りたいときは大活躍しますが、ぴったり正確に測りたい!となると厳しいものがあります。
また上の写真のように沸騰もしていないヤカンの水が112℃と表示されたりします。これは水の温度ではなく、ヤカンの温度を計測しているからだと思われます。
ということで、透き通る水などを測るときは、その奥にあるモノの温度が表示されてしまうのでご注意を!
お風呂のお湯も同じく水ですが、フライパンやヤカンとは違い風呂桶が熱くなっているわけではないのでちゃんと測れます!
ちなみに39℃設定でいれたお風呂なので誤差のほうはそこまでないように思います!
また、より正確な温度を知りたい時は出来るだけ赤外線温度計を対象物に近づけたほうが良いです!
17.3℃のお水を30cmほど離した場所から計測すると19.8℃と表示され
近距離で計測すると17.9℃と表示され、より正確な温度を計測できます!
MYCARBON 赤外線温度計 まとめ
- 何でも温度が測れる
- 手軽に使える
- 正確な温度は測りづらい
絶対に必要なモノではありませんが、持ってると様々な温度が測れて便利で楽しい温度計です♪
「ここの温度いったい何度なんだろう?」そんなふうに思うことがあるなら1つ持っておいて損は無し!
純粋に色々な部分の温度を測るのって楽しいですよ♪