モバイルバッテリーに求める条件は「小さく軽い」そして「たっぷり充電できる」こと。
この条件で、「出来るだけ安くモバイルバッテリーが欲しい!」と、たどり着いたのがANKERのPowerCore10000です!
なんと!10000mAhを超えるモバイルバッテリーの中で世界最小&最軽量と、まさに希望どおり!(2019年2月時点)
そんなPowerCore10000を使いはじめ約2ヶ月が経過、そして感じたことはコストパフォーマンスに優れるモバイルバッテリーで買って良かった!です。
ということで、この記事ではAnker『PowerCore10000』を使って分かった満足な点と残念な点、それから特徴などをレビューいたします!
目次
Anker『PowerCore10000』基本情報
スペック
名称 | PowerCore10000 |
メーカー | Anker(アンカー) |
容量 | 10000mAh |
サイズ | 約92 × 60 × 22mm |
重量 | 約180g |
入力 | 5V – 2A |
出力 | 5V – 2.4A |
内容物・サイズ
Amazonで購入し我が家へやってきたANKERのモバイルバッテリー『PowerCore10000』がこちら!
アマゾンで高評価、そして18ヶ月保証つきです。
- モバイルバッテリー本体
- 収納袋+Micro USBケーブル
- 取扱説明書
- カスタマーサポート
②の収納袋とMicro USBケーブル(60cm)です。
そして!こちらがメインであるPowerCore10000です!色はブラックをチョイス。
カラーはブラックの他にホワイト、レッド、ブルーがあります。
本体サイズは約92 × 60 × 22mm。
iPhone7との比較。
手のひらにのせてみると、こんなにコンパクト!
重量は179g!私が所有するiPhone7(140g)より少し重いといった感じです。
付属する収納袋はモバイルバッテリーを入れてもゆとりがあるので短いケーブルでしたら2〜3本ぐらいは一緒に入ります!
デザイン・機能
PowerCore10000本体には『ANKER』のロゴ、そして右上に見えるのが容量の残量が分かる4つのインジケーターランプです。裏面は無地です。
スマホなどを充電中は青色ランプがずっと点灯します。対象物の充電が完了すると自動的に消灯。
何も充電していないときもサイドにあるボタンを押すことでランプが点灯してくれるので残量の確認ができます。
モバイルバッテリーを使用し続け「残量が尽きる!」となれば点灯が点滅に変わります。点滅しはじめるとおよそ10分後にモバイルバッテリーはすっからかんになります。
また、モバイルバッテリーそのものを充電している最中も青色ランプが点滅してくれ、どこまで充電できているのかがひと目で分かるようになってます。
充電が完了するとランプは消灯します。
つづいて入出力部分。入力1つ、出力1つになります。
写真右側がMicro USBケーブル(付属品)をつかい本体そのものを充電する入力部分。
写真左側がUSBケーブルをつかいスマホやデジカメなどを充電する出力部分です。
入出力とは反対側。2019年2月1日よりPSEマークのないモバイルバッテリーは販売不可となりましたが、しっかりPSEマークが記載されているので安心です。
電気用品の安全確保について定められている日本の法律 引用:wikipedia
充電時間について
PowerCore10000は、Anker独自技術PowerIQとVoltageBoostによりフルスピード充電が可能です。
これが何なのかザックリ言うと、機器に合わせて適切な電流を流し充電してくれるということです(最大2.4Aまで)
じゃ早く充電できるのかな?と実験してみた結果がこちら!
iPhone7 充電50%から100%になるまで | |
ANKER | コンセント |
1時間49分 | 2時間6分 |
※ともにiPhone純正ライトニングケーブル使用
結果は驚くほど差はでませんでしたが、ANKERのほうが17分だけ早く充電完了です!
ついでにもう1つ実験。
充電50%から30分でどのぐらい増えるのかやってみました。
充電50%から30分だけ充電した結果 | ||
ANKER | コンセント | 古いANKER |
81% | 77% | 76% |
※全てiPhone純正ライトニングケーブル使用
うーん。こちらも思ってたほど差は出ずでした。
ということで、PowerIQの恩恵を少しだけ感じられましたが、iPhone7+純正ライトニングケーブルの組み合わせではそこまで大差ないという結果に。
つづいて、すっからかんになったモバイルバッテリー本体を充電するには何時間必要か?ですが
これは約5時間〜8時間を必要としました。
この3時間の差は使用するアダプターによって変わります。
ちょっと見づらいかもしれませんが、アダプターには出力されるときの数値が記載されているので、下のほうの2A表記のアダプターを使うほうが早く充電できます。
3時間の差はけっこう大きいので2Aを用意したいところですね!公式にも「正常に充電するため5V/2A以上出力できる充電器をご用意ください」とありました。
Anker『PowerCore10000』満足ポイント
軽くて小さいは正義
AnkerのPowerCore10000を選んだ理由の1つが
コンパクトかつ軽量だということです!
縦横サイズは約92 × 60mmで、クレジットカードなんかとほぼ同サイズです!ポケットにも余裕ですっぽり収まります♪
また厚み22mmで重さ約180gと軽量なので、スマホと一緒にモバイルバッテリーを持っての操作なんかもできちゃいます!
外へ持ち出すことがメインとなるモバイルバッテリーは軽くて小さいが正義です!
ちなみに2019年2月時点では10000mAh以上のモバイルバッテリーの中で世界最小&最軽量のようです!
10000mAhの大容量で2〜3日なら余裕
Anker『PowerCore10000』はそのネーミングのとおり10000mAhとコンパクトでありながら大容量です!
私が所有するiphone7は容量が1,960mAhなので
単純計算10000÷1960=5.1
となり、約5回充電することが可能です。(厳密には電圧の変換ロスがあって7〜8割程度しか使えずiPhone7は約4回の充電が限界)
と、約4回もフル充電できるので、iPhone7の充電だけなら1日はもちろん3日ぐらいはPowerCore10000だけで事足りてます!
私はキャンプへも行くのでモバイルバッテリーが大活躍!
一泊二日のキャンプで
- 自分のiPhone7 (1,960mAh)
- 奥さんのiPhone6s (1,715mAh)
- ミラーレスカメラ (680mAh)
- iQos3 (不明。3,000mAhぐらい)
- BOSEサウンドリンクマイクロ (不明)
上記5つを「そろそろ充電なくなってきた」のタイミングでローテンションしながら充電しますが、帰宅時には50%ちかくモバイルバッテリーの残量があります。
ipadなどは容量が大きいため1回分ぐらいしか充電できませんが、iphoneなどちょっとした電子機器であれば10000mAhもあれば十分です♪
機器 | 容量 | 充電可能回数(約) |
iPhone XR | 2,942mAh | 2.4回 |
iPhone XS | 2,658mAh | 2.6回 |
iPhone XS Max | 3,174mAh | 2.2回 |
iPhone X | 2,716mAh | 2.6回 |
iPhone 8 | 1,821mAh | 3.8回 |
iPhone 8 Plus | 2,691mAh | 2.6回 |
iPhone 7 | 1,960mAh | 3.6回 |
iPhone 7 Plus | 2,900mAh | 2.4回 |
iphone 6s | 1,715mAh | 4.1回 |
iPhone 6s Plus | 2,750mAh | 2.5回 |
iPad | 5000〜10000mAh | 0.7〜1.4回 |
iQos・glo | 2900mAH・3200mAh | 2.4回・2.2回 |
※充電可能回数は電圧変換ロスを考え7割のパワーで計算
自宅でも活躍
モバイルバッテリーは外出時に使用することがほとんどだと思います。
が!自宅でつかうのも便利です!
これから寝るぞ!なときに充電ってしますよね?そんな時もモバイルバッテリーがあれば
コンセントの位置を気にせず枕元に置いておけます!
我が家がそうなんですが、コンセントの位置が微妙に遠くてわざわざ延長コードをつかって充電しています。邪魔ですし見た目も微妙です。
このように延長コードや、長いケーブルを用意せずともモバイルバッテリーがあれば好きな場所でスマホを充電することが出来るので自宅でも大活躍できます!
Anker『PowerCore10000』残念ポイント
ボディの質感がちょっと残念
Anker『PowerCore10000』は大容量かつコンパクトで軽量です。
おまけに価格もリーズナブルで文句のつけようがありません。ただ、1つだけ気になったのが本体の質感です。
本体はサラサラしたボディで、乾燥肌な私はツルッと滑って落としそうになることがあります。
また、価格が安いので当然なのですが、ちょっと安っぽく見えます。手垢なんかもつきやすい印象です。
と、残念な部分はこのぐらいです!質感さえ気にならないのであればコスパ最高です!
Anker『PowerCore10000』レビューまとめ
- 小さくて軽い
- 10000mAhあれば普段使いには十分
- デザインがチープ
モバイルバッテリーを購入したのは約5年ぶりと、かなり久々でしたが小さく軽量で大容量と、その進化に驚かされました!
何を充電するかによって10000mAhで足りるかどうかが変わってきますが、10000mAhで足りるのであれば世界最小&最軽量なPowerCore10000を是非!