ヒートテックより1.5倍暖かい極暖。
そして!その極暖よりさらに1.5倍暖かいのが今回ご紹介する超極暖です。
超極暖はヒートテックを知ってる方なら衝撃を受ける生地の分厚さが特徴で、風を通しづらく、より暖かく感じることができます。
しかしながら、「やっぱり寒いときは寒い」や「履き心地がちょっと…」だったりで私はあまり満足できませんでした。
ということで、この記事ではユニクロ超極暖の特徴や、暖かさ、残念だと感じた部分をレビューしてみましたので、超極暖が気になっていた方は是非参考にしてみてください。
目次
ユニクロ『超極暖 タイツ』基本情報
スペック
名称 | 超極暖(ヒートテック ウルトラウォーム タイツ) |
メーカー | ユニクロ |
素材 | ■本体:アクリル47%、ポリエステル26%、レーヨン20%、ポリウレタン7% ■ウエスト部分:ナイロン84%、ポリウレタン16% |
サイズ展開 | S・M・L・XL(オンラインのみXS・XXL・3XL・4XLの取扱いあり) |
カラー展開 | グレー、ブラック、ネイビー |
特徴
まずはユニクロ超極暖とはなんぞや?な方に特徴をご紹介!
超極暖(ヒートテック ウルトラウォーム)は冬の定番インナーであるヒートテック史上、最も暖かい防寒インナーです。
その暖かさは
- ヒートテックの約2.25倍
- 極暖の約1.5倍
と驚異の数字を叩き出すインナーです。
超極暖の価格は2,189円で、ヒートテック1,089円の約2倍、極暖1,650円の約1.3倍となっています。(税10%込み価格)
そして、パッケージ裏に記載されていた特徴をざっくり言うと
発熱 | 水蒸気を繊維が吸収し熱エネルギーに変換 |
保温 | 空気の層を作り断熱効果を高める |
吸放湿 | 余分な湿気を吸収し蒸れ感を軽減 |
ストレッチ | 伸縮性があり、とても良い着心地 |
保湿 | アルガンオイルを繊維に練り込み、しっとりな肌さわり |
形状保持 | 洗濯による型くずれを防止 |
上記の6つの特徴がユニクロ超極暖には備わっています。
ちなみに、ひとつ下にあたる極暖は特徴が9つ。
「あれ?3つ減ってる」と思ったので比較してみると、減ったのは『消臭』『抗菌』『風合い』の3つでした。
極暖にはあったけど超極暖には記載されていない特徴 | |
消臭 | 汗などを吸着・中和し消臭。洗濯しても効果が持続 |
抗菌 | 抗菌加工が施され部屋干ししても臭わない |
風合い | 裏起毛でふんわり、やわらかな素材 |
「え?じゃ超極暖は臭いの?部屋干しすると臭うの?履き心地悪いの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ極暖との違いはないように思います。
開封・デザイン
では、超極暖タイツを開封しデザインをご紹介!
超極暖は箱に入って販売されています。ヒートテックや極暖が簡易的なビニールだったのでお店ではすぐに違いが分かります。
開封!
今回購入したのはブラック。他にグレーとネイビーのカラーバリエーションがありました。
どれどれと広げようとすると…
ぶ、、分厚い!!
写真では伝わりづらいかもしれませんが、もはやノーマルヒートテックとは別次元の分厚さで、薄いスウェットぐらいあります!
超極暖タイツの正面です。見た目はヒートテック、極暖と同じですが
ヒートテックや極暖にはあった腰あたりのタグが超極暖にはありません。
見分けがつきづらい!と思いましたが、そもそも超極暖はあっとうてきに生地が分厚いので触ればすぐに超極暖がどれか分かります。
いちおう、ウエスト内側に『ULTRA WARM』の表記はあります。(1つ下の極暖はEXTRA WARM)
つづいて後ろ姿の超極暖タイツです。こちらも他のヒートテックと大きな違いはありません。
リブ部分です。ここも本体と同じように分厚くなっています。
超極暖の内側は裏起毛になっていてフワフワしてて手触りが良いです。
ちなみに私は身長177cm普通体型でMサイズを選びました。
ほぼジャストサイズですが、ヒートテックはピチピチになればなるほど暖かいのでSでも良かったかな?と思っています。お店に行ける方は試着を絶対おすすめします。
ユニクロ『超極暖 タイツ』満足ポイント
ヒートテック史上「一番暖かい」は嘘じゃない
超極暖は、ヒートテックより2.25倍暖かく、極暖より1.5倍暖かいのキャッチコピーどおり、さわれば分かる圧倒的な分厚さがあります。
その分厚くなったインナータイツを履くわけなので、当然暖かさはナンバー1でした!
では、どう暖かいのか?
それは「生地が分厚くなったぶん、冷たい風を感じづらく暖かい」です。
風を感じづらくなると体感での寒さがぜんぜん変わってきます。
ヒートテックシリーズは水蒸気を熱エネルギーに変換する特徴があるので、多少なりとも体を動かし汗をかかないと暖かくなりません。
ということで、ヒートテック・極暖は、外へ出てすぐの状態では風の影響で寒さを感じやすいです。
しかし!超極暖は分厚く風を通しづらいので、体を動かす前から寒さを感じづらいんです。
イメージとしては下の表のような感じです
徒歩0分 | 徒歩5分 | 徒歩10分 | |
ヒートテック・極暖 | 寒い | ちょっと寒い | 平気 |
超極暖 | 平気 | 平気 | 平気 |
超極暖を履けば全く風を感じないのか?と言われると嘘になりますが、ヒートテック・極暖と比べるとかなり風の影響が少ないのは確かです!
ユニクロ『超極暖 タイツ』残念ポイント
じっとしてると寒い
ヒートテック史上ナンバー1の暖かさを誇る超極暖ですが、残念なことに
超極暖も寒いときは寒いです。
具体的にどういう時に「寒い」を感じるのかと言うと、何もせずじっとしてると寒いです。
それでもヒートテック・極暖と比べれば超極暖は生地が分厚いので風の影響を受けづらいのでだいぶマシなんですが…
じっとしてる時間が長くなればなるほど
「あれ?今日履いてるの極暖だっけ?超極暖だっけ?」と分からなくなるほど同じように冷えます。
ということで、キャンプや、釣り、バイクなど、体をほぼ動かさないシーンでは本領発揮してくれません。。
着心地がイマイチ
続いての超極暖の残念ポイントは、着心地がイマイチだということです。
サイズによって多少違いはあるかもしれませんが、よりヒートテックの効果を発揮するジャストサイズorちょっと小さめサイズをチョイスすると
他のヒートテックより圧迫が強く窮屈感があります。
ギュッと圧迫されているので、ほんの少しですが歩くのにパワーを必要とします。
また、生地が分厚いため、足にジャストフィットなスキニーパンツなんかとの相性は悪いです。
私はピチピチなスキニーは持ってませんが、ちょっと細めのパンツを所有していて、超極暖を履くとボタンが閉まりませんでした。。
所有するパンツがけっこうギリギリで履けてる方は要注意です。
汗をかくと不快感がすごい
超極暖は、そのあっというてき分厚さから風の影響を受けにくく、体を動かすことで他のヒートテックより早く発熱を感じられます。
ということで、激しく体を動かすと早めに汗が吹き出します。
汗をかいてしまうと、分厚い生地がどんどん濡れていき…めちゃくちゃ不快です。。
「うわー。濡れてて気持ち悪い。。」と湿ってるのがよーく分かります。
さらには汗で超極暖が濡れてしまうと、なかなか乾きません!(ヒートテック全シリーズで実験しましたが、一番乾くのが遅かったのが超極暖です)
ということで、体を激しく動かす日や、暖房ガンガンな店内に長時間いるような時は超極暖はさけたほうが無難です。
ユニクロ『超極暖 タイツ』レビューまとめ
- 分厚さNo.1で冷たい風を感じづらい
- じっとしてると他のヒートテックと同じぐらい寒い
- 分厚いため圧迫感がある
超極暖は、完全に寒さを断ち切ることができないうえに、履いていく場所をミスると汗をかき大変なことになってしまうと、少々使い所が難しいインナーというイメージでした。
私のライフスタイルとは相性が悪かったですが、あっとうてきな生地の分厚さで、冷たい風をより感じづらいのは確かです。
ヒートテック・極暖で「風がふくと寒い」と感じる方は超極暖で悩みが解決される可能性があるので、是非ユニクロをチェックしてみてください♪