冬は乾燥が気になりますし、夏は熱中症が気になります。
そこで!温度と湿度をシンプルにチェックできるものはないか?とたどり着いたのがdretecのデジタル温湿度計です。
デザインはシンプルで液晶が大きく数字がくっきり!そして熱中症とインフルエンザの注意度が顔マークによって表示されるデジタル温湿度計。
気になる、温度・湿度のズレですが他の温度計や湿度計と比較したり、実験してみた結果、温度・湿度ともに大きなズレは感じませんでした!
ということで、この記事ではdretecデジタル温湿度計の満足な点と残念な点をレビューしてみましたので、温湿度計選びに迷っていた方は是非参考にしてみてください♪
目次
dretec『デジタル温湿度計』基本情報
スペック
名称 | デジタル温湿度計 O-271 |
メーカー | dretec(ドリテック) |
使用電池 | 単4電池 × 1個 |
表示温度範囲 | -10.0 〜 50.0℃ |
温度精度 | 0.0 〜 40.0℃ ±1.0℃(その他の範囲±2.0℃) |
表示湿度範囲 | 10 〜 99% |
湿度精度 | 50 〜 80% ±5%(その他の範囲±10%) |
サイズ | 8 × 8 × 1.8cm |
重量 | 73g(電池有り) |
開封・内容物
こちらがdretec(ドリテック)のデジタル温湿度計です。
dretecとは温度計・湿度計・体重計などを販売している埼玉県の会社です。ただ、こちらの商品はパッケージに輸入販売元の表記があったので海外製品です(MADE in CHAINA)
- デジタル温湿度計
- 取扱説明書
- テスト用単4電池(最初からセットされてます)
デザイン・サイズ
では、本体のデザインやサイズを見ていきます!
本体は大画面かつ、ウッド調がオシャレなデザイン。dretecのロゴが中央下にありますが、デザインの邪魔をするどころかちょっとオシャレです。
カラーバリエーションは4種類。今回ご紹介しているのは一番左の『ダークウッド』です。
サイズは縦8 × 横8 × 厚み1.8cm。手に収まるコンパクトさです。
iPhone7との比較 | |
背面には電源のON/OFFスイッチや、単4電池を入れる場所。そして壁掛け用の穴やスタンドがあります。※マグネット式ではありません
スタンドをつかった姿がこちら。スタンドを開くとカチッと固定されるので傾きの調整はできないと思ったほうがいです。
では、もともと単4電池が入っていましたのでスイッチオン!
温度、湿度、顔マークが表示されました!
ボタンや特殊な機能は無いので覚えることはゼロ!スイッチオンすればすぐ使用開始です!(顔マークについては後ほど)
dretec『デジタル温湿度計』満足ポイント
『温度・湿度』ともに精度は良好
温度と湿度が計れる温湿度計。気になるのは「これ、ちゃんとあってるの?」ということです。
ということで、我が家にあった温度計や湿度計と比較してみました。
結果はバラバラ。そもそも全部安い商品なので、正直どれが正解かは分かりません。
ただ、多少のズレはあるものの温度も湿度も大きな開きは無いように思います。(100均は…)
ついでにもう1つ実験。ネットで見つけた『飽和塩法』というのをやってみました。
この、飽和塩法というのは、濃いぃ塩水を密閉空間に置くと8時間〜で『湿度75%』に固定されるそうなのです。
結果は76%でした。
1%の誤差です。やり方が完璧ではない可能性もありますし1%の誤差ならOKです!
ちなみに、この飽和塩法に用いた塩水は水100ccに塩40gです。かき混ぜて塩が溶けきらない量がよいようです。
ということで、寸分の狂いもない温度と湿度が知りたいのであれば「うーん」な商品ですが、そこそこ正確に知れればOKだった私には満足できる温湿度計でした!
数字が大きくシンプルだから見やすい
続いての満足ポイントはディスプレイの見やすさです!
数字がとにかく大きく、くっきり表示!そして、ごちゃごちゃしていないシンプルな表示!
今の温度と湿度が知りたいだけなら余計な機能は必要ありません。まさにシンプルイズザベスト!
私は、光るものが好きなので購入するときにバックライト付きと迷いました。でも「暗闇で見る機会ってあるのかな?」と思いライト無しを。結果的にバックライトが無いことで不自由したことはありません♪
顔マークで今の状況を分かりやすく
dretecのデジタル温湿度計には、温度と湿度の他に『顔マーク』によって今いる空間がどのような状態なのかを分かりやすく教えてくれます。
熱中症とインフルエンザ、この2つを安全 → 注意 → 警戒 → 厳重警戒 → 危険 と顔の表情で教えてくれます。
熱中症はWBGTを基準に、インフルエンザは絶対湿度を基準に顔のマークが変わります。
- WBGTが高いと熱中症の危険度アップ
- 絶対湿度が下がるとインフルエンザの危険度アップ
なにそれ?な言葉ですよね。ということで私も知らなかったので調べてみたんですが、難しい言葉や計算で久しぶりに頭が痛くなりました。
で、私なりに解釈したことをザックリ言うと
WBGTとは温度が同じ30℃でも、湿度が高いほうが数値があがります。つまり、温度はそんなに高くなくても湿度がめちゃくちゃ高いと熱中症の危険度があがります。
- 気温29℃・湿度90%はMAX危険
- 気温29℃・湿度20%は安全〜注意
絶対湿度とは、空気中に含まれる水蒸気の質量のことで、湿度が同じ50%でも温度が低いと空気中に含まれる水蒸気量が減ります。つまり、湿度が高くても温度が低いとインフルエンザの危険度があがります。
- 湿度50%・気温20℃は注意〜警戒
- 湿度50%・気温30℃は安全
はい。説明が下手すぎてちょっと分かりづらいですよね。
要は「温度が高いから熱中症に注意」「湿度が低いからインフルエンザに注意」ではなく『温度と湿度』この2つの組み合わせを元に計算され注意を促してくれます。
このややこしい計算を、分かりやすく顔マークで表示してくれるというわけです!
熱中症マークが点灯したら「温度と湿度を下げよう」や、インフルエンザマークが点灯したら「温度と湿度を上げなきゃ」と対策の目安になります!
デザインがシンプルで部屋に馴染む
ドリテックのデジタル温湿度計は無駄な機能が一切なく、表示もシンプル!
ということで、部屋のどこへ置いても違和感なく溶け込んでくれるデザインです♪
色も4色から選べるので、より部屋のイメージにマッチしたものを選べます!
dretec『デジタル温湿度計』残念ポイント
正確な温度・湿度になるまで時間がかかる
私が所有する温度計全てに言えることなのですが
dretecのデジタル温湿度計も、温度や湿度が変わる場所へと移動させると
正確な温度・湿度になるまで約30分とそこそこ時間がかかってしまいます。
▼寒い部屋から23.5℃の部屋へ移動させてみたgif(1分きざみ)
いちおう約8秒ごとに温度・湿度が更新されるんですが温度は0.1℃ずつ動き、湿度は1%ずつと少しずつ動きます。
あまり温度計や湿度計を移動させることはないと思いますが、私は「ここは何度?」「じゃ、ここの湿度は?」といろいろ試したくなるので、ちょっと残念に感じました。
dretec『デジタル温湿度計』レビューまとめ
- 温度・湿度ともに精度は悪くない
- シンプルデザインで見やすくオシャレ
- 場所を移すと正確な表示に時間がかかる
購入前にレビューをチェックし、「温度も湿度もずれすぎ」と書かれていたので心配でしたが、他の温湿度計とも大きく差がなかったし、実験でも大きなズレがなかったので満足できるデジタル温湿度計でした!
そして、画面が大きく、デジタル表示なので数字でパッと温度と湿度が分かるのもいい感じです♪
ということで、温湿度計えらびに迷ったら価格もお財布に優しいdretecを是非チェックしてみてください!
今の温度は?湿度は?がすぐに分かって、ちょこちょこチェックするのが楽しくなりますよ♪