無印良品の人気商品『柄つきスポンジ』はスポンジのみ単品購入することが可能です。
本来は柄とセットで使うスポンジですが、普通の食器洗いにだって使えます♪ということでボロボロになるまで皿洗いに使ってみました。
先に使い心地の結論を言うと、食器洗いのメインスポンジとしてはサイズが小さく物足りないと感じました。。
ですが、スポンジそのものはさすがなクオリティー!
では、ボロボロになるまで使ってみて分かった正直なレビューをどうぞ!
目次
無印良品『ウレタンフォーム スポンジ・ハード』基本情報
名称 | ウレタンフォーム スポンジ・ハード |
メーカー | 無印良品 |
サイズ | 約幅6 × 奥行9 × 高さ5cm |
材質 | ポリウレタンフォーム |
重量 | 約10g |
デザイン・特徴
無印良品で人気な『柄つきスポンジ』のスポンジ部分のみがこちら!
商品名をウレタンフォーム スポンジ・ハードと言います。
商品名にハードとあるのでソフトもあるのか?とお店やネットで探してみましたが見当たりませんでした。
価格は税込み150円です(2019年5月時点)
上の写真が新品時のウレタンフォームスポンジハードです。
真っ白で丸みのあるボディ!
サイズは約幅6 × 奥行9 × 高さ5cm。
一般的な長方形なスポンジと比べるとコンパクトです。
手に持ったついでにギュッと握ってみるとコシがすごい!
過去に100均のウレタンスポンジを使ってきましたが、無印良品のウレタンスポンジはしっかりつまってる感があります!
そんなウレタン部分をアップで。ぎっしりつまってますね!
100均セリアのウレタンスポンジと比較してみるとこんな感じです。
セリアが低密度なのに対し、無印良品は高密度!この高密度のおかげで少し硬めなスポンジに仕上がってます。
柄を装着。本来はこのように柄とセットで使います。
これで手が絶対に入らないボトルを洗えるようになり便利!
無印良品『ウレタンフォーム スポンジ・ハード』3つの満足ポイント
今回のレビューはスポンジ単体です。
柄を使わずメインの食器用スポンジとして使ってみて分かった満足・残念・注意ポイントをご紹介いたします。
満足①:こびりつきに強いスポンジ
まず最初の満足ポイントは
こびりついた汚れを落としやすいということ。
具体的には茶わんにくっついた米粒や、お皿の上で乾燥してしまったソースなんかです。
一般的な不織布スポンジだと手こずっていた汚れが無数に張り巡らされたウレタンフォームによって、こびりつきを落としてくれます!
もしかしたら茶渋も落とせる?と思ったんですが、こちらに関しては残念ながら効果無しでした。
ただ、研磨剤が入っていないスポンジの中ではトップクラスの洗浄力だと確信しております。
満足②:水切れがすごい!乾きが早くて衛生的
下のGIFは一般的なスポンジと無印のウレタンスポンジの水切れを比較したものです。
水から引きあげ絞った時の様子を見てほしいのですが
なんと無印良品のウレタンスポンジは絞ることなく大半の水が勝手にきれてます!
水切れが抜群に良いので乾燥時間も早く衛生的です。
上の写真は10時間放置したスポンジを上からギュッと押してみた様子。
普通のスポンジはまだ水分が残っていましたが無印良品のスポンジは乾いていました。(ちょっと濡れているのは私のミスです)
室温や風通しなどで前後しますがおおよそ7時間もあれば完全乾燥します!(一般的なスポンジは24時間)
と、勝手に水が切れてくれ乾燥が早いのはいいことなんですが、デメリットとしてスポンジの下が水浸しになりやすいので注意してください。
満足③:100均より高いけど長持ち→結果的に安上がり
食器洗いのメインスポンジとして使った場合、どのぐらい長持ちするのか気になるところですよね?
ということで夕食の片付けのみ行う2人家族な我が家で使い続けた記録をご紹介いたします。
新品時。
使用から10日。少し荒れていますがまだまだ使えます。
使用から35日。ボロボロになりました。我が家はこの段階で使用を中止。
この耐久性が長かったのか短かったのか。コスト面はどうだったのかを100均の類似スポンジと比較してみると
無印良品 | ダイソー | セリア | |
価格(税込み) | 150円 | 110円 | 110円 |
耐久性(1日1度使用) | 35日 | 14日 | 20日 |
1日の費用 | 4.2円 | 7.8円 | 5.5円 |
購入費用は無印良品が高額になるものの、耐久性を合わせると無印のスポンジが一番お安くなるという結果に。
さらには上記3つのスポンジであれば私は無印良品のスポンジが一番使いやすいと感じたので
この3つから選ぶなら価格も最終的には安くなる無印良品一択となりました!
無印良品『ウレタンフォーム スポンジ・ハード』2つの残念ポイント
残念①:小さなカスがたまりやすい
ウレタンフォームスポンジの宿命と言っても過言ではない、小さなカスがつまるは避けられませんでした。
毎回毎回ではないのですが、小さな固形物が時々つまります。
洗ってる最中に勝手に落ちてくれるものもありますが、指でつまみ出さないと取れなくなってしまうモノもあります。
こればかりは構造上仕方ないのでどうしようもないですね。。
残念②:劣化するとちぎれる&黄ばむ
ウレタンは時間の経過とともに黄ばみます。これは使ってようが使ってなかろうが黄ばみます。
黄ばんでくるとどうしても清潔感が失われるので見た目を気にされる方は要注意です。
また、劣化が進みスポンジがボロボロになってくるとウレタンがポロポロとちぎれはじめます。
こういったザルをゴシゴシ洗うと網目にウレタンの破片がつまってストレスなので、目に見て分かるほどちぎれはじめたら買い替え時です。
無印良品『ウレタンフォーム スポンジ・ハード』注意ポイント
注意:メインで使うのは微妙
過去の記事で柄つきスポンジをご紹介していまして、そちらのほうで『柄』も『スポンジ』も優秀と言いました。
そこで今回はスポンジのみをご紹介しているんですが
いざ皿洗いのメインスポンジとして使ってみると物足りなさを感じました。
そう感じた理由はサイズです。
サイズが小さいと大きなお皿や鍋を洗うのは大変です。
また、皿を洗うときはスポンジを握ることになるので、握ればさらにスポンジ面は小さくなり一度に洗える面積が少なくなってしまいます。
もともとボトルなんかを洗うスポンジのためグラスなんかは洗いやすいんですが
その他の洗い物では「普通の形したスポンジのほうがいいな」というのが正直な感想です。
点数は25点(満点は35点)
以上をふまえ、無印良品のウレタンフォーム スポンジ・ハードを私なりに採点!(各5点満点です)
泡立ち | 2点 | 泡立ちは普通ですが水を多く含むと泡持ちが悪いです |
使い心地 | 2点 | コシがあり使いやすいですが、サイズが小さいため食器用スポンジとしては使いづらいです |
洗浄力 | 5点 | 研磨剤無しのスポンジの中ではかなりの洗浄力です |
色移り | 3点 | 着色は少なめですが、ポリウレタンの劣化で黄ばみます |
速乾性 | 5点 | 水切れがよく乾きやすいです |
耐久性 | 5点 | 約35日もちます |
価格 | 3点 | 150円で35日使えたので1日あたり4.2円と悪くない数字です |
合計 | 25点 |
無印良品『ウレタンフォーム スポンジ・ハード』レビューまとめ
- 研磨剤なしのスポンジでトップクラスの洗浄力
- 1ヶ月以上つかえる(1日1回の使用)
- メインの食器用スポンジとしては小さすぎる
さすが無印良品の商品とあって100円ショップのものよりクオリティー高めなスポンジでした。
価格は100均商品と比べれば少し高くなってしまいますが耐久性があるので最終的にはお安くなります♪
ただ、メインの食器用スポンジとしてはサイズが小さく使いづらさを感じますので、やはり柄とセットで使うのがBESTだと感じました!