ダイソーにもあったけどセリアにもあったポリウレタン100%なキッチンスポンジ。
低密度がウリのスポンジで、ダイソーや無印良品の類似スポンジと比べて隙間が広いのが特徴です。
隙間が広くなったことで、水切れが大変よく乾燥も早いんです!
ということで、この記事ではセリアのキッチンスポンジをダイソーや無印良品のスポンジと比較しながらレビューしてみましたので、気になっていた方は是非参考にしてみてください!
目次
セリア『キッチンスポンジ・低密度』基本情報
名称 | キッチンスポンジ・低密度 |
メーカー | セリア(元林) |
サイズ | 縦8.5 × 横5.5 × 高さ4.5cm |
材質 | ポリウレタン |
耐熱温度 | 140℃ |
デザイン・サイズ
セリアで購入したポリウレタン素材な『キッチンスポンジ・低密度』がこちら。
価格は1個入りで100円+税。
サイズは縦8.5 × 横5.5 × 高さ4.5cm。
手に持ってみるとこんな感じで、キッチンスポンジの中では小さなタイプです。
握りつぶすと簡単にぐにゃっとなるほどフワフワしています。100%ポリウレタンなうえに低密度なのでコシはありません。
そんな低密度なスポンジ表面をアップで!かなり隙間が大きいです。
単体で見ると隙間が大きいか小さいか分かりづらいと思いますので無印良品のスポンジと比較してみたいと思います。
似ている無印良品と比較
以前ご紹介した無印良品のスポンジとセリアのキッチンスポンジ・低密度はそっくりです!
100均ダイソーにあるウレタンスポンジも似ていましたが、より形が似ているのはセリアのほうです。
では、詳しく見ていきます。
比較してみると縦横はほぼ同じサイズですが、セリアは角があり四角形、一方の無印良品は楕円形。
横から見ると、ややセリアのスポンジのほうが高さが低いです。
続いて密度をチェック!
2つをアップで見てみるとセリアのほうが 隙間が広い = 低密度 なのがお分かりいただけるかと思います。
ちなみにダイソーはセリアと無印良品の間ぐらいの密度でした。
セリア『キッチンスポンジ・低密度』2つの満足ポイント
満足①:低密度は水切れが良く乾きやすい
セリアのキッチンスポンジは低密度!そこで得られる恩恵は
水切れがめちゃくちゃ良いということです!
水切れが良いということは速乾です。そして、水と一緒に泡も流しやすくなるので使用後のすすぎが楽チンです!
ということで、どのぐらい水切れが良いのか実験をしてみました。
方法は
- 水中へスポンジ投入
- 持ち上げ3秒後にスポンジを絞る
- 出てきた水の量を計測
まずは一般的なスポンジ(ダイソーソフトスポンジ)
絞り出したところ52gの水が出てきました。
続いてセリアのキッチンスポンジ・低密度いきます!
なんと!6gでした!
持ち上げた瞬間から大量の水が流れ落ちるのでギューっとおもいっきり握りつぶしてもほとんど水が出ません!もはや絞らなくても良いレベルです!
では、無印良品やダイソーの類似スポンジと比べてどうなのか?
正直なところ、どのポリウレタンスポンジも大差ありませんでした。。
ただ!速乾については低密度の恩恵がありました!
完全に乾くまでの時間 | |||
セリア | 無印良品 | ダイソー | 定番スポンジ |
約7時間 | 約7時間 | 13〜20時間 | 24時間以上 |
※上記は完全に乾くまでの時間です。表面だけなら半分以下の時間で乾きます
低密度なセリアと高密度な無印良品のタイムが同じなのはちょっと謎ですが、ダイソーのウレタンスポンジや定番スポンジと比較すると倍以上の速度で完全に乾きました。
低密度なので風通しが良く早く乾いてくれるのだと思われます。
ということで、低密度であることで水切れが凄まじく良いので早く乾いてくれ衛生的です!
満足②:握りやすく洗いやすい
続いての満足ポイントは持ちやすくて使いやすいという点です。
小さめサイズなので手で握りやすく、不自由を感じず食器洗いができます。
コシが無いので、簡単に曲げることができコップなどのフチも洗いやすかったです。
もちろん細いコップも難なく洗えます。
また、泡立ちが良く泡持ちも悪くないです。
洗浄力は一般的な不織布スポンジより汚れを落としやすいという印象でした。
そして、ザルなど網目状のものを洗ってもちぎれたりせずでした!(ダイソーのスポンジは劣化が進むとちぎれました)
セリア『キッチンスポンジ・低密度』2つの残念ポイント
残念①:劣化は少し早め
使用から14日でダメージが目立つようになりました。
そして使用から20日でさらにボロボロに。ここで我が家は使用を中止しました。
ダイソーのウレタンスポンジが14日でダメになったので長持ちしたほうでしたが、せめて1ヶ月ぐらいは使いたかったなと思い残念ポイントにしました。(2人家族で1日1度の食器洗い)
一度ほころびが出てしまうと、そこからどんどんダメージが広がってきますので
包丁の刃をサンドして洗うなんて絶対にやらないほうがいいです。すぐに切れてしまうので、切れた場所からほころびが広がりすぐに使えなくなってしまいます。
残念②:ゴミが詰まりやすい
低密度であることで水切れが良く、早く乾くという特徴がありますが
隙間が広いのでゴミが詰まりやすいです。
ゴミが詰まるのはどのポリウレタンスポンジも同じですが、セリアのスポンジは低密度なぶん他のスポンジより詰まりやすい印象でした。
ただ、隙間が広いのでゴミが詰まっても水で流せば簡単に取れてくれることが多かったです。
セリア『キッチンスポンジ・低密度』2つの注意ポイント
注意①:使用後や洗剤を使うときは水切れに注意
水切れが大変良いので、びちょびちょのまま片付けてしまうとスポンジの下が水浸しになるのでご注意ください。絞ったり、スポンジをシェイクし水切りすれば目立つほど落ちません。
あと、泡立ちやすく泡持ちも良いと言いましたが、水を多く含んだ状態だと水と一緒に泡も流れていってしまうので注意です。
点数は23点(満点は35点)
以上をふまえ、セリアのキッチンスポンジ・低密度を私なりに点数付けしてみました(各5点満点です)
泡立ち | 2点 | 泡立ちは良いですが、水分を多く含むと流れ落ちてしまい泡持ちが悪くなります |
使い心地 | 3点 | 手にフィットし洗いやすいですが、サイズが小さく大きな食器を洗うのが大変です |
洗浄力 | 5点 | 満足できる洗浄力です |
色移り | 3点 | 白から徐々に黄ばみますが、目立つ着色はありません |
速乾性 | 5点 | 水切れが大変よく、乾燥も早いです |
耐久性 | 3点 | 14日ほどでほころび20日ほどで使いづらくなりました。早くはないですが長持ちはしません |
価格 | 2点 | 1個100円+税で14日〜20日の持ち。20日もつなら悪くない価格です |
合計 | 23点 |
セリア『キッチンスポンジ・低密度』レビューまとめ
- 水切れが良く速乾
- 手にフィットし洗いやすい
- 20日前後が寿命
同じ100均商品との比較になりますが、ダイソーのポリウレタンスポンジと比べた場合、セリアのスポンジのほうが全体的に使いやすかったです。
とくに『水切れ』と『速乾』に関しては素晴らしいものがありましたので、この2つを重視してスポンジを選びたいという方は是非セリアをチェックしてみてください♪