いろんなキッチンスポンジをためそう第2段!
今回は100円ショップダイソーの速乾スポンジです。
今回も交換タイミングがくるまで使用し続けました。そして使い終わった今、一番印象に残っているのは
「耐久性が悪い」です。
その他は比較的良かったんですが、耐久性に全部持ってかれた感じです。
では、耐久性を含めその他はどうだったのかを今回も実験と私の感想を交えてご紹介いたしますので、キッチンスポンジ選びの参考にどうぞ!
目次
ダイソー『速乾スポンジ』基本情報
名称 | 速乾スポンジ |
メーカー | ダイソー |
サイズ | 縦10 × 横8 × 高さ4cm |
材質 | ポリウレタンフォーム |
耐熱温度 | 60℃ |
デザイン・特徴
こちらが100円ショップダイソーで見つけた『速乾スポンジ』です!
袋オープン!入っているのは1つだけです。サイズは縦横10×8cmで厚みが4cmあります。
長方形なスポンジと比べ長さはないけど横に大きく分厚いです。
無印良品で有名な柄付きスポンジのスポンジを大きくした感じの商品。
手に持ってみたサイズ感はこんな感じで、エンゼルパイを思い出します。
横から見た速乾スポンジ。
ポリウレタンフォームなスポンジをアップで見るとこんな感じです。
隙間がたっぷりあるので空気が通りやすく、水が逃げやすい、まさに『速乾』な商品です!
ダイソー『速乾スポンジ』をいろんな角度からチェック
ダイソー速乾スポンジについて、実験と私自身の感想をあわせた以下の7項目をチェックしました!
- 洗浄力 ⇒ こびりつきを落とせるのかチェック
- 泡立ち ⇒ 純粋な泡だちをチェック
- 水切れ ⇒ スポンジに残る水をチェック
- 使い心地 ⇒ 食器洗いでの使い心地をチェック
- 見た目 ⇒ 着色や劣化をチェック
- 耐久性 ⇒ 何日間使えるのかチェック
- 価格 ⇒ 耐久性を元にコストをチェック
洗浄力は「普通。でもススが落とせた!」
まずは速乾スポンジの純粋な洗浄力を知るため、焦げついたケチャップを何回ゴシゴシすればとれるのか実験!
結果は「14回」でした。
この14回という数字は他のスポンジと比較した場合「普通」です。
速乾スポンジは表面がザラザラした感じなのでもっと早く汚れが取れると思ったんですが、期待したほどではありませんでした。
と、実験ではいまひとつだったんですが
なんと!スス汚れが若干ではありますが取れました!
ススは普通のスポンジではなかなか取れないんですがまさかの展開です!
ただ、最近付着したススのみが取れた感じで時間が経過しているものには効果がありませんでした。
そして残念ながら茶渋も落とせませんでした。
ということで、新しいスス汚れは取れるものの洗浄力は普通です。
泡立ちは「早く泡立ち、泡もたっぷり!」
続いての実験は泡立ちチェックです!
適度に濡らしたスポンジに食器用洗剤2.5mlをつかい30回ほどもみ泡だてます。
結果は軽量カップで約280ccのとこまで泡立ちました!
これは他のスポンジと比べてなかなかの量です!
しかも、泡立つのがかなり早く5回ぐらいもみもみすると立派な泡が発生してくれます♪
水切れは「良い!さすが速乾スポンジ」
続いての実験は水切れについて。
実験方法はスポンジに水100ccを注ぎ、1分後にどれだけスポンジに水が残っているかです。
結果は、81gの水を外に出したので、スポンジに残った水は19gでした!
水切れが悪いものだと50g残ったりするので、速乾スポンジは水切れが良いです!
水切りが良ければ乾くのも早いので雑菌の繁殖を軽減できます。
上の写真は第一弾でご紹介したダイソーの『泡立ちよくキズをつけにくいソフトスポンジ』と無印良品のスポンジで乾くスピードを比較したものです。
無印のスポンジのほうが早く乾きましたが、それでも一般的なスポンジと比べかなり早く乾きます!
ちなみに、水切れが良い = 下にポタポタ落ちる なので、スポンジの下が水浸しになりやすいのでご注意を。
使い心地は「使いやすさと使いにくさが混合」
ダイソー速乾スポンジは丸に近い形&厚みが4cmありぶ厚いスポンジです。
形が丸いと握りづらく、分厚いと折り曲げにくくコップや皿のフチが洗いづらいです。
この2つを兼ね備えてしまってるので、使いづらいんだろうなと思いきや
スポンジ横にあるくぼみによって握りづらさと折り曲げづらさを解消してくれてます!
そして分厚いながらに細いコップもちゃんと洗えます。
なので思いのほか使いやすいスポンジでした。
ただし!速乾スポンジは低密度なウレタンスポンジのため
刃物や箸など尖ったものが貫通しやすいです。
そして
スポンジに小さなゴミが詰まりやすいです。
洗い流せば自然と落ちてくれるゴミもありますが、指で引っ張り出さないと取れないモノもありちょっと面倒です。
それから
ある程度劣化が進むと、ザルなど網目状のモノを洗ったときにスポンジがちぎれてしまいカスが絡みつきます。
ということで、貫通する、ゴミがつまる、ちぎれるといったマイナス面があるのでトータルで見るとやや使いづらいスポンジです。
見た目は「色移りはないけど劣化で黄ばむ」
ダイソー速乾スポンジは最初こそ真っ白で清潔感ある見た目ですが徐々に黄ばみます。
この黄ばみは着色ではなく劣化です。ウレタン素材はどんな商品も必ずこうなってしまうので防ぐことができません。
もともとが真っ白なのでなんとも悲しいですが、「なんか黄ばんできたな」と思ったときはだいたい交換タイミングなので、私は気になりませんでした!
耐久性は「約2週間でボロボロ」
2人家族で夕食の片付けのみに使用した結果、約2週間で交換タイミングとなりました。
こちらの商品は1個入りなので、もう少し長持ちしてほしかったというのが本音です。
使おうと思えばまだ使えるんですが、スポンジが荒れてくると、より貫通しやすく、よりちぎれやすくなるのでストレスを感じ14日で交換しました。
価格は「1日あたり7.8円で割高」
ダイソー速乾スポンジは約2週間つかえ、110円で1個入りです。
ということで、110 ÷ 14日 = 1日あたり7.8円 となり、他の100均スポンジと比較すると割高です。
ダイソー『速乾スポンジ』レビューまとめ
- 泡立ち良く水切れも良い
- いまひとつな使い心地
- 交換タイミングが早く割高
いろいろな角度からダイソー速乾スポンジをレビューしましたが、私が一番気になったのは「耐久性」です。
1個売りだからこそもう少し長持ちしてほしかったなというのが正直な感想です。
と、耐久性はいまひとつですが、劣化が目立つまでは使い心地や見た目、泡立ちに速乾性は良いスポンジです!