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MとSから選べるY字フロス『ウルトラフロス』を見た目一緒なクリニカと比較レビュー

毎日かかさずやるようになった歯間掃除

お気に入りのY字フロス『クリニカ』が底をつきそうになったので、新しいモノを試そうと購入したのがクリニカと同じメーカー『ライオン』のウルトラフロスです。

サイズをMとSから選べ、普通タイプと細めタイプから選べる特徴があります。

どちらも購入してみたので、SとMの比較、それから見た目がソックリすぎるクリニカとの比較を中心にレビューいたします!

ライオン『ウルトラフロス(S・M)』基本情報

名称 ウルトラフロス(M・S)
メーカー ライオン
本数 10本(M・S)
材質 柄:ポリエチレン
フロス:高強度ポリエチレン
耐熱温度 100℃

デザイン・特徴

アマゾンで購入した歯と歯の間を掃除するフロス『ライオン・ウルトラフロス』です。

SとMの2サイズあり両方購入してみました!

価格はどちらも10本入り527円(2019年12月4日時点)

後で詳しくふれますが、『S』と『M』の違いはフロスの太さです。

Sが細め、Mが一般サイズとなっています。

箱からウルトラフロスを取り出すとカラフル!

同じ色が2本。合計で5色。MとSで色が異なっています。

家族だったり、複数人で使うなら色をわけて使えるのでいいですね!

MとSを比べてみると、柄や構造は全く同じ。

はっきり違うのがフロスの太さ!

写真では分かりづらいかもしれませんが、Sの2倍ぐらいMは太いです。

いや、逆ですね。一般的なMと比べてSは半分ぐらい細いです。

サイズは、他のデンタルフロスと大差ない大きさです。

ウルトラフロスは、柄の中央あたりが丸く膨らみギザギザに加工されていて、滑り止め効果があります。

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ライオン『ウルトラフロス(S・M)』3つの満足ポイント

満足①:高耐久!繰り返し使えて経済的

ライオン『ウルトラフロス』に使われているフロスは、高密度ポリエチレン(テクミロンTM)が使用されていて抜群の耐久性

高密度ポリエチレンの特徴

引っ張り強さや耐衝撃性、耐寒性、耐熱性、耐水、耐薬品性、絶縁性に優れる

wikipediaを引用

と言った感じでいろいろすごい素材ですが、実際のところどのぐらい耐久性があるのか使用回数をカウントしてみると

(青色がM、黄緑がS)

なんとSが11回、Mが25回も使用できました!

つまり1日1回の使用ならSは11日、Mなら25日も使えます!

パッケージには『洗浄して繰り返しの使用が可能です』と記載があり、切れるまで使ってOKです!

以上をふまえ、私が購入した時の価格を元にお金の計算をしてみると

Mサイズ Sサイズ
価格 527円 527円
入数 10本 10本
1本何回使えるか 25回 11回
10本を使いきる回数 250回 110回
使用1回のお値段 約2.1円 約4.8円

いまいちパッとしない数字だと思いますので、100均ダイソーの糸つきようじもまぜて比較してみると

Mサイズ Sサイズ ダイソー
価格 527円 527円 110円
入数 10本 10本 55本
1本何回使えるか 25回 11回 0.5回※1
入数を使い切る回数 250回 110回 27回
使用1回のお値段 約2.1円 約4.8円 約4円

※1.歯間すべてを掃除するのに2本使用しました(ダイソーは1年ほど前に購入したモノなので本数や性能など変更されている可能性があります)

なんと!Mなら使用1回の価格がダイソーの半値

Sサイズはダイソーより少し高くなってしまいますが、ウルトラフロスは『Y字』タイプで使いやすいメリットがあり、このメリットを考えるなら気にならない価格差です!

満足②:歯間が狭いならSを選べる

ウルトラフロスはMとSから選べ、Mが一般的な太さなのに対しSは細いです。

細いが故に、Mと比べれば早く切れてしまうデメリットがあります。

しかし!

歯間が狭いならSサイズがおすすめです!

見た目もそうですが、実際の使用感も太さが半分ぐらいの感覚で、Mだとなかなか歯間に入らないシーンでもSならスルリと入ります

私はどちらかというと歯間が広いタイプなのでMが適正なんですが、歯間が狭く普通のフロスは大変だったという経験があってもSなら使える可能性大です。

ただ、レビューページを見てみると「Sでもキツキツ」という方もいらっしゃるようなので過度の期待は禁物です。

とは言え、私が思うにSはかなり細いです!

なかなか太さのバリエーションを選べるY字フロスって無いと思いますので貴重です!

満足③:Y字タイプは使いやすい

不器用な私にとってフロスを指に巻きつけ〜や、F字フロスで〜というのは、やりづらさMAXでかなりストレスです。

でも、Y字タイプなら全ての歯間をストレスなく掃除できます!しかも利き手だけで。

一番メジャーな指に巻きつけるタイプのフロスのほうがキレイに掃除できるのかもしれませんが、使いこなせず磨き残しが出るぐらいなら、Y字フロスのほうがキレイに掃除でるのでは?と思っています。

フロスに挑戦してみたけど、うまく掃除できないうえにイライラした!それならY字タイプを!

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ライオン『ウルトラフロス(S・M)』残念ポイント

残念:Mサイズを使うならクリニカがお得

ウルトラフロスを開封したときに思いました。

あれ?クリニカY字タイプに似てる

以下、ピンクがクリニカで、青と黄緑がウルトラフロスです。

微妙な違いはありますが、ほとんど一緒でした!

素材も一緒です。

フロスの太さは見た感じ使った感じはMと同じ。

いったい何が違うのか?

調べてみると、クリニカの方は初心者向けと書かれ、ウルトラフロスは歯科用や、院内指導用と記載されていました。

おそらくクリニカが一般販売用で、ウルトラフロスが歯医者さんや病院向けなのではと思っています。

たしかに、クリニカはドラッグストアで必ず目にしますが、ウルトラフロスはドラッグストアで見たことがない気がします。

ですが、ネットではクリニカもウルトラフロスもどちらも購入可能です。

なんとなく歯科用のほうが良さそうに聞こえますが、私個人としてクリニカのほうがいいと思っています。

理由は価格

2つの価格をアマゾンで比較してみると

クリニカ ウルトラフロス
価格 845円 539円
入数 18本×3パック 10本
1本あたりの価格 15.6円 53.9円

クリニカのほうはベストセラーになっている3パックセットの価格を対象としたので正確な比較ではありませんが、断然クリニカのほうが安いです。

そして、耐久性ですがウルトラフロスMと、クリニカを比較すると

クリニカ ウルトラフロスM
1本何回使えるのか 27回 25回

27回と25回。ほぼ同じ耐久性と言っていいです。

先程も言いましたが、使用感もクリニカとウルトラフロスMは同じです。

なので、この2つで迷ったならクリニカのほうが安くて良いと思います!

ただ、クリニカにはSサイズが無いので、細いタイプが良い場合はSサイズを!

ライオン『ウルトラフロス(S・M)』注意ポイント

注意:高耐久だけど使えば使うほど掃除しづらくなる

ウルトラフロスは髪の毛より細いフロスが束になっています。

いくら高耐久なフロスとは言え、使用を重ねれば次々とフロスが切れ、どんどん細くなっていきます。

そうなってくると、汚れを『からみとる』性能が落ちます。

イメージとしては、最初は束による『面』で汚れをごっそりかき出していたのに、細くなったことで取りこぼしてしまう、みたいな感じです。

なので、上で「切れるまで25回」と言いましたが、しっかり掃除するには早めに新しいフロスと交換することをおすすめいたします。

ライオン『ウルトラフロス(S・M)』レビューまとめ

  • 高耐久で1本を長く使える
  • 歯間が狭いならSを選べる
  • Mを買うならクリニカがお得

以前にレビューしていたクリニカと同じ形状、使い心地や耐久性も同じ、でも価格はウルトラフロスのほうが高い…で「うーん」でしたが、細いSサイズも選べるのは良いなと思いました

Y字フロスは不器用な私でも使いこなせる使いやすいフロス、そしてライオンのフロスは耐久性も素晴らしいので気になったならぜひぜひチェックしてみてください♪

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