蚊取り線香で有名な金鳥から『アリ』に効果を発揮するアリキンチョールを購入してみました。
購入した理由はキャンプで使う蚊帳にアリさんが侵入してきたのがきっかけ。
なので、アリさんに効果があればOKだったんですが、アリキンチョールはその他のメジャーな害虫にも効果あり!1本持っておくと“もしも”の時に活躍できます。
ということで、アリキンチョールの効果を実験をまじえてレビューしてみましたので、害虫に困っている方、今後のために常備しておきたい方の参考になれば嬉しいです!
当記事にはアリが登場します。苦手な方はご注意ください
目次
KINCHO『アリキンチョール』基本情報
名称 | アリキンチョール |
メーカー | KINCHO(金鳥) |
容量 | 300ml |
有効成分 | ピレスロイド(d-T80-フタルスリン、フェノトリン) |
適用害虫 | アリ、ヒアリ、アルゼンチンアリ、ハチ、ゲジゲジ、ムカデ、シロアリ、キクイムシ、カメムシ、クモ、ケムシ、ワラジムシ、ユスリカ、チョウバエ、ガ、クビアカツヤカミキリ |
デザイン・特徴
アマゾンにて購入したアリキンチョールです。
価格は495円でした(2019年6月29日時点)
今回購入したのは300mlタイプですが、450mlタイプもあります。
アリキンチョールはスプレータイプ。
キャップをあけると噴射口が登場します。
キャップには直径約1mmの極細ノズルも付属。
軽くロックがかっているので紛失しづらいです。
使用するときはキャップから取り外し
もともとついていた噴射口と交換といった感じです!
交換時ノズルを押し込まなくちゃいけないんですが、押し込みすぎると噴射されてしまうので注意してください。
極細ノズルを使うことで狭い範囲に噴射できるので飛び散りが気になる場合や、巣などの穴に注入するときに活躍できます。
また、キャップにはガス抜きもついているので、残りわずかで捨てるときに便利です。
アリ、ヒアリ、アルゼンチンアリ、ハチ、ゲジゲジ、ムカデ、シロアリ、キクイムシ、カメムシ、クモ、ケムシ、ワラジムシ、ユスリカ、チョウバエ、ガ、クビアカツヤカミキリ
アリのみならず、ハチやムカデ、カメムシにユスリカなど多くの害虫に効果を発揮してくれます!
アリキンチョールの匂いは、殺虫剤や虫よけスプレーのような匂いを少しやさしくした感じでした。私はキツい匂いでは無いと感じました。
KINCHO『アリキンチョール』3つの満足ポイント
満足①:100%じゃないけど確実に効果あり
アリキンチョールの効果を知りたくて、アリさんがたくさんいる森の中で実験してみました。
実験方法は、ダンボール2枚を用意し片方にアリキンチョールを噴射。もう1枚は何もせず。
そして両方のダンボールの上にアリさんの大好物であるチョコレート菓子を配置です。
と、上の写真を撮影している最中に…
まさかの初来訪がアリキンチョールを噴射したダンボールに。。
が、こちらのアリさん、侵入から数秒後に明らかに様子がおかしくなりました。そしてその後チョコまでたどり着けず逃げていきました。
やはり効果あります!
では、30分ほど放置してみた様子をGIFでご紹介!GIF左がアリキンチョール、右は何もしてません(GIFは30分間を1分おきに撮影)
明らかに効果ありです!!
アリキンチョール有りの左も数匹ほど侵入しましたが、右のアリキンチョール無しと比べれば差は歴然。
右のほうはアリさん大喜びで散らかしながら大物を持ち出してます。左はスタート時からずっとキレイなまま。
その後、アリの巣を発見できたので巣の間近で同じように配置してみたのが下のGIFです(下のGIFは10分間を10秒おきに撮影)
GIF右の何もしてないほうは多くのアリがあつまり、またまた大物ゲットで嬉しそうに巣へ向かっていきました。
一方のアリキンチョールを噴射したほうは、巣が近いということで先ほどより多くのアリがやってきました。
しかし、ずーっと見ていて気がついたんですが、なんとかチョコまでたどり着くも、その後戻ることができなくなってしまったアリが多くいて確実にアリキンチョールを嫌がってる様子です。
ということで、完全にシャットアウトという訳ではありませんが、アリキンチョールを使う・使わないではっきりと差が出る結果となりました!
満足②:直接噴射による害虫駆除も可能
アリキンチョールは直接噴射による殺虫も可能です。
キャンプ場から自宅へ連れ帰ってしまったアリへ噴射すると効果を確認できました。
すぐに命を絶つというわけではなく弱っていくという感じでした。
他の虫には使用していないのでアリ以外に使用するとどうなるか分かりませんが、多くの害虫に効果があると記載があり、自宅でもアウトドアでも持っていれば役に立ちます!
満足③:キャンプ場でエンカウントする虫たちに効果あり
私はキャンプが好きで夏のキャンプではいろいろな虫とエンカウントします。
毒を持っている虫。血を吸ってくる虫。手で触りたくない虫。見た目が個性的な虫。顔や体の回りを飛び回る虫。
といった感じで多くの虫と必ず出会います。
そんなキャンプ場へアリキンチョールを持っていけば万が一の助けになります。
スプレーには適用害虫が記載されていて、キャンプ場で遭遇する虫の名前も多く記載されています。
私が実際にキャンプ場で遭遇したことがあり、アリキンチョールで効果がある虫が以下です
アリ、ハチ、ゲジゲジ、ムカデ、カメムシ、クモ、ケムシ、ユスリカ、ガ
出会ったことはありませんが、アリキンチョールはニュースでも話題になった『ヒアリ』にも効果があります。
といった感じで、キャンプ場で出会う全ての虫という訳ではありませんが、寄ってきてほしくない大半の虫に効果があるので
テントの中へ侵入され、外へ出ていってくれない時なんかに活躍できます。
また、テントやタープなんかに軽くふりかけておくと虫が寄り付く確率をおさえられます。
KINCHO『アリキンチョール』注意ポイント
変色しないか目立たたないところでチェック
アリキンチョールは注意書きに
『プラスチック製品、ニス塗装面、白木は目立たないところで確認』
『家具、建具、カーテンなどの繊維製品などに薬剤が付着すると変形、変色することがあるので、かからないよう注意』
といった記載がありますので、使用する場所にはご注意ください。
ちなみに、ポリエステル、ポリコットン、無垢材にアリキンチョールを吹きかけた場合
乾くと元通りになります。
あと、写真は無いですが紙も乾くと元通りになりました。
モノによっては変色する可能性もありますので、目立たない場所で確認することをおすすめします!
雨天時は効果が落ちやすい
アリキンチョールは「効果が長期間発揮」との記載があるので1度つかえば長く効果が期待できます。(具体的な時間は記載されていません)
ただ、雨などに濡れてしまうと効果が減少するので、濡れてしまった場合は再度使用したほうがいいです。
KINCHO『アリキンチョール』レビューまとめ
- 害虫が近寄りづらくなる
- 直接噴射で害虫を撃退できる
- モノに噴霧するときは変色しないか確かめる
この手の商品はいまいち効果を実感しづらいですが、実験結果からアリさんには確実に効果があると分かり安心して使ってます!
自宅に万が一「遭遇したくない虫」が出た時や、キャンプなど虫がたくさん出るアウトドアでも持っていれば安心感があります。
アリをはじめとする害虫に困っている方、いつか出たときに対処する術がない方は是非チェックしてみてください!