洗面台にガラス瓶を落とし割ってしまった…。
修理費用を調べてみると
- 洗面台取り替え…20万〜
- 部分修理…3万〜
た…高い…。。
ガラス瓶を落としただけなのに、これは痛い…。
そこで!自分で直してみようと購入したのがホーロー補修用ボンド。
初めての挑戦でしたが想像以上にうまく穴を塞げて満足!が!しかし…色を合わせるのが激ムズで補修したのがバレバレに。
ということで、成功といえば成功だけど失敗といえば失敗な洗面台補修の様子と、補修をしながら気がついた注意点なんかをまとめてみました!
目次
コニシ『ホーロー補修用ボンド』基本情報
名称 | ホーロー補修用ボンド |
メーカー | コニシ株式会社 |
正味量 | A剤・B剤 各4g |
成分 | A剤:エポキシ樹脂(100%) B剤:ポリチオール・ポリアミドアミン・ポリアミン(100%) |
接着できないもの | 軟質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ゴム、貴金属、高価格品 |
デザイン・特徴
ホームセンターで購入してきたホーロー製品の補修ボンド。
価格は371円でした。
訪れたホームセンターには色調ホワイトのみの販売でしたが、ネットをみるとライトブルーもありました!
ホーロー製品、人工大理石のキズ・カケ・割れの補修に使用できます。
洗面ボウル、流し台、調理台、水洗トイレタンク、冷蔵庫・洗濯機の塗装鋼板部。
逆に接着できないものは
軟質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ゴム、貴金属、高価格品
浴室および浴槽
内容物はA剤とB剤、ヘラです。
A剤・B剤ともに4gしかないのでけっこう小さいです。
A剤が上の白い方、B剤が下のグレー。
B剤のほうはパーマ液のような匂いでちょっと臭いです。
コニシ『ホーロー補修用ボンド』洗面台を補修した様子
今回、補修したのは洗面台。
ガラス瓶を落としてしまい割れて穴ができました。
「洗面台はおそらくホーロー」となり、ホーロー補修用ボンドを使い下記の流れで補修。
- ヤスリがけ
- 油分や汚れを落とす
- 色合わせ
- 補修材を塗る
- 24時間放置
- ヤスリで形を整える
洗面台補修ビフォーアフター
まずは、補修前と後を。
あーあ。。な状態。
遠くから見ても完全に欠けてるのが分かります。
サイズはだいたい爪ぐらい。
それでは、補修後を御覧ください!
はい!補修したのが丸わかりですね!
でも、さわった感じはツルツルで目をつぶってさわればキズは分からないほどキレイになりました!
つまり、色さえ合わせることができれば大大大満足な結果になっていました。
それでは詳しく補修の流れをご紹介!その後、色合わせのことや補修で注意したいことをご紹介いたします。
洗面台補修①ヤスリがけ
まずは、補修材の食いつきをよくするためにヤスリで穴を軽くけずりました。
ヤスリは400番を使用。
穴の周辺も少しだけ削りました。
洗面台補修②油分や汚れを落とす
つづいてシリコンオフをつかって油分や水アカなどの汚れを落とします。
食器用洗剤でもOK。その後しっかり乾かします。
洗面台補修③色合わせ
A剤とB剤を1対1で混ぜ合わせます。
混ぜると白色になるんですが、白は白でもいろんな白があるので、洗面台と同じ色なのかチェック。
最初はラップ越しでチェックしてましたが、ラップが光で反射し分かりづらかったので
洗面台に直接塗りチェック。
液剤を混ぜ合わせてだいたい10分ぐらいで徐々に硬化しはじめるので、それまでに拭き取ればキレイにとれます。
色が違うなと思えば絵の具をブレンド。
説明書にも絵の具を混ぜてOKとあります!
ただし、水性絵の具かつ、加える量は混合液の10%以内、そして水は絶対に加えないようにと注意書きがありますのでご注意を。
私は水性ではなくアクリル絵の具を使っています。できれば説明書どおり水性絵の具を使ってください
洗面台補修④補修材を塗る
色合わせができたら穴に塗っていきます。
私は最初つまようじでざっくりと塗り
その後、薄手のゴム手袋をつけ、指先に食器用洗剤をつけ、指で形を整えました。
食器用洗剤をつかうことでツルツルすべって形を整えやすかったです。
何もつけずに指でこすると、指に液剤が付着し整えづらかったです。
ちなみに真っ青な食器用洗剤をつかいましたが着色することはないのでご安心を!
あとで削ればどうとでもなるので気持ち多めに塗っておきます。
液剤は肌によろしくないので素手で整えるのは避けたほうがいいです
洗面台補修⑤約24時間放置
約24時間で最終の接着強さになるので、その間さわったり水がかかったりしないよう放置。
温度が5℃以下だと極端に硬化が遅くなります
洗面台補修⑥ヤスリで整える
完全に硬化させたらヤスリで整えていきます。
よけいな部分を誤って削ってしまわないようマスキングテープで周りを保護してます。
まずは400番あたりで形を整えます
その後、800→1500番
これで、手触りはツルツルです。
もしまだヤスリで削った跡やさわり心地がいまひとつであれば、2000番や4000番、ピカールなど、番手をあげればさらに整っていきます!
私は400→800→1500→ピカールで満足できる見た目とさわり心地になったのでストップ。
補修材の色が違うのでどうしても目立ってしまいますが、色をのぞけば元通りの洗面台となりました!
- ヤスリがけ
- 油分や汚れを落とす(その後しっかり乾かす)
- 色合わせ(水性絵の具で色を調整)
- 補修材を塗る(少し厚めに塗る)
- 24時間放置
- ヤスリで形を整える
コニシ『ホーロー補修用ボンド』満足ポイント
満足:簡単で完成度はなかなか良い(色を除く)
補修に挑戦する前は大変そう難しそうと思っていましたが、いざやってみると簡単でした!
色合わせこそ失敗しましたが、その他の作業はとくにつまづくことなく順調。
不器用な私でもできたので誰でも補修できると思っています!
また、完成度もなかなか!
補修した場所が少しカーブした場所でしたが違和感ないカーブに仕上がりました。
上でも言いましたが、目をつぶってさわればどこを補修したか分からない完成度!
コニシ『ホーロー補修用ボンド』2つの注意ポイント
注意①:色合わせが難しい
色を合わせるというのが本当に大変でした。
結果的に、私は見誤ったわけですが。。
いろんな香水を連続で匂うと訳がわからなくなるのと同じで
ずっと似たような色を見てると訳が分からなくなり正解が分からなくなります。
また、光の反射や影、これらも影響して正解の色が分かりづらかったです。
「今は違うように見えるけど、キレイに整えたら同じ色かも?」
こんな感じで判断した結果、見誤りました。。!
今こうして写真を並べ記事を書いていてふと思ったんですが、カメラなんかで写真を撮ってチェックするのもいいかもしれません。
上の写真、塗ってるその瞬間は目で見て間違いない!と思ってたんですが、こうして見ると補修材のほうが色が濃いですね。
こんな感じでカメラを通してチェックすると色が分かりやすくなるかもです!
ただし、もたもたしてると硬化が始まるのでできるだけ素早く、、うーん、やっぱり色合わせ難しいです。
注意②:ちょっと厚めに塗るのが良い
写真をみていて気がつかれたかもしれませんが、よーく見ると小さな穴がプツプツあいてます。
これ、断言はできないですが、おそらく二度塗りしてしまったのが原因だと思います。
実は、塗りが足りない!と思い慌てて二度塗りしてます。
上の写真は二度塗りする前。
キレイに塗れた!と思ってたんですが「あれ?ちょっと厚みが足りない?」と不安になり、後で補修材を上から重ね塗りしました。
この重ね塗りをしたタイミングがA剤B剤を混ぜた15分後ぐらいで、すでに硬化がはじまっていました。
ちょっと固くなってきるけど大丈夫だろう!と上から重ねた結果、おそらく空気の層が出来てしまったんだと思っています。
なので、最初から少し厚めに補修材を塗っておくのがおすすめです!
400番あたりのヤスリをつかえば簡単に削れていくので、少々厚く塗ってもすぐにキレイに整います!
コニシ『ホーロー補修用ボンド』レビューまとめ
- 穴埋めは簡単
- 色合わせが難しい
- 補修材は気持ち多めに塗っておく
完璧なまでに元通りにしたい!という願望は叶いませんでしたが、割れた状態と比べだいぶ良くなったので結果的に満足しています。
もし自分で補修してみたい!と思ったなら、自己責任にはなりますがぜひチャレンジしてみてほしいです!
不器用な私にできたのでもっとキレイに整うはずです♪
ちなみに、このままでも悪くはないんですが、やっぱり色が気になるので今後どうにかしようと作戦を練ってます。作戦を決行したときは追記か記事にしますのでお楽しみに!