黒いペグって自然の中に溶け込んでしまいませんか?
「あれ?1本足りないけどどこいった?たしかこのへんに…」
キャンプあるあるだと私は勝手に思い込んでいます!
というこで、そんな黒い鍛造ペグを塗装してみたらどうなるのか?を試してみたくて実際に塗装してみました!
黒色ペグを塗装した様子と、塗装後の使用感、そして使用し塗装は剥げてしまったのか?をお伝えいたします!
ペグ塗装理由「黒いペグは見つけづらい!」
以前の記事でご紹介した鍛造ペグ『エリッゼステーク』は硬い地面だろうとガンガン打ちこめる大変素晴らしいペグです!
ただ私が購入したエリッゼステーク、略して“エリステ”は黒色で場所によっては自然と同化してしまい「あれ?1本足りない」ということがあり探すのがちょっと大変でした。
時間に余裕が無い時だと最悪のばあい忘れてきてしまう…それだけは避けたいわけです!(鍛造ペグはペグの中でもそこそこ高価ですので)
ということで!自然の中でもバッチリ目立つ『赤色』に塗装してみては?と考えました!
ペグ塗装風景
まずはペグを塗装する様子をご紹介いたします!
現在10本のエリステを所有していますが、2本だけ挑戦します!
1本はそのまま塗装、もう1本はヤスリをかけてから塗装。
ヤスリで傷をつけたほうが塗装が剥がれにくいという情報がありましたので、耐久度を比較するために違ったやり方で塗装してみます!
また、塗装するのはペグダウンしても顔を出す上の方だけにします。地面に埋まってしまう部分はすぐに塗装剥げすると思われますので!
ちなみに私は塗装に関して初心者です。色々と間違ってる可能性がありますのでご了承下さい。
用意するもの
塗装するにあたって用意したものは
- 油性カラースプレー(ホームセンター)
- シリコンオフ(ホームセンター)
- #600サンドペーパー(ホームセンター)
- マスキングテープ(100均)
- 空のペットボトル500ml
水性スプレーより油性スプレーのほうが塗装が剥がれづらいので油性をチョイスしました。
塗装準備
1本はヤスリをかけ塗装するので塗装する部分をやすりがけしていきます。ヤスリは600番です。ホームセンターで100円しないぐらいで購入できます。
ゴシゴシと塗装する部分をヤスリで削っていきます。
全体をヤスリで削り終わりました!写真では分かりづらいですが、削った部分はやや銀色に!
左がヤスリがけしたペグ。右が何もしていないペグです。写真より実物はしっかり削った感があります。
続いて100均で購入したマスキングテープをつかって塗装したくない部分をテーピングします。
マスキングが完了したら、塗装する部分をシリコンオフで油分取りします。油分が残ってると塗装が綺麗にのってくれません。
シリコンオフをし拭き取ったらペットボトルを切って作った台にセットし塗装に入ります!(ちなみにこのペットボトルの台はかなり不安定です笑)
いざ塗装!
スプレーをしっかりカチャカチャとシェイクし左から右に向かっての一方通行で塗装していきます!
一度目の塗装が完了です!一度で綺麗に塗ってしまおうとせず、少しずつ分厚くしていきます!
10分ほど乾かし2回目のスプレーです。1回目より濃い赤になりました!
さらに10分待ち、3回目のスプレーが完了しました!全体的にしっかり赤くなったので今回はここまでとします!
完全に乾いてからマスキングテープを剥がすとひび割れしたりするので、塗装完了から10分ぐらいしたところでマスキングテープを剥がします!
ドキドキの瞬間です!
おおおおー!いい感じです!ひとまず塗装は大成功です!
この後、約2日ほど部屋で乾燥させれば完成です!(半日後ぐらいに触ったらブニョってなってしまったので触りたくても我慢が大切です!)
塗装後のペグ
乾燥させた状態のペグです!この段階でヤスリがけしたペグと普通に塗装したペグでの違いを見ていきたいと思います!
マスキングテープが巻かれたままのペグはヤスリがけしたほうです。
遠目では違いが分からないので近づいてみると
塗装した段階ではヤスリがけしたペグも、そのまま塗装したペグにも違いはありませんでした!
赤と黒のツートンがオリジナリティあって良い感じですね!
使うのがなんだかもったいなく思えてきました(笑)
塗装ペグをキャンプで使用
それではキャンプで実際に塗装したエリッゼステークを使ってみた様子をご紹介いたします!
目立ちやすさアップ
まずは塗装したことによって自然の中で見つけやすくなったかですが
いかがでしょう!草の中でもバッチリと目立ちます!
砂利サイトでの使用もこの通りバッチリ目立ってくれます!
黒色だった時と比べて見つけやすさ大幅アップです!これで「どこいった?」がなくなりました!
使用後の塗装剥げチェック
最後に一番気になっていた使用後の塗装剥げをお伝えいたします!
まずは塗装しただけのペグ
上の写真が塗装後1発目のペグダウン後の様子です。すぐにヘッド部分は塗装が剥げてしまいましたが、思ってた以上に塗装剥げしませんでした!
続いてヤスリがけしたほうのペグ
!?!?
まさかまさかの、ヤスリがけしたほうが激しく塗装が剥がれてしまいました(泣)
想像していた結果とは違ってしまいましたが、その後も使用し続け現在は4回ほど使用しました。
こちらが4回ほど使用した塗装ペグです。テープが巻かれた方がヤスリがけしたペグです。
見ていただければおわかりだと思いますが、どちらも同じように塗装剥げしています。ということでヤスリがけはあまり意味がないという結果に。
ハンマーで叩くヘッド、収納袋の中で擦れ合う部分の塗装は使用回数に比例し少しずつ剥がれていくという結果となりました。
ただ、もっと剥がれると思っていたので私の中では「塗装もありだな!」というふうに思います!
ちなみに、使用したハンマーはYOGOTOペグハンマーでスチール製です。ゴムハンマーなどヘッドが柔らかいハンマーであればもう少し剥がれづらいと思います。
ペグ塗装まとめ
- 黒色ペグが見つけづらい方に塗装はオススメ
- オリジナリティを出したい方にオススメ
- 塗装剥げを気にしない方にオススメ
やはり塗装は剥がれてしまうという結果になりましたが、4回の使用でこの程度の塗装剥げなら上出来なのではないでしょうか!?
実はこの塗装後に赤色エリッゼステークを購入しましたが、強い衝撃を受ける部分は同じように塗装剥げしました(笑)詳しくは下記記事からどうぞ!
色付きペグをずっと綺麗なまま使用し続けるのは無理だということが分かりましたので、自分で塗装してしまうのもありですね!