オキシクリーンと言えばオキシ漬け!
「オキシ漬けってどうやってやるんだろう?」や、「どのぐらい効果があるんだろう」と最初は何も分かりませんよね?
ということで!この記事ではオキシクリーンをつかって『シンク・縦型洗濯機・バスタブ・お風呂の床・衣類』を実際にオキシ漬けした様子をご紹介!
やり方、効果のほどを写真付きでご紹介しますので、オキシ漬け未体験な方は是非参考にしてみてください♪
この記事ではオキシクリーンをつかった汚れ落としが写真で登場します。なかなかの汚さですのでご注意下さい
公式情報などのやり方を参考にしていますが、我流も多く含まれ、本来の使い方とは違う場合があることを予めご了承下さい
目次
オキシ漬けをする前に
今回の記事で使用するオキシクリーンは
こちらのコストコで購入できるで有名なアメリカ製オキシクリーンです。
満足な点・残念な点を記載したレビューは下記でご紹介しています。
オキシ漬けにあると便利なモノ
- ゴム手袋 → オキシクリーンは弱アルカリ性のため長時間肌にふれるとよろしくありません
- 泡立て器 → オキシクリーンをしっかり溶かすためにあると便利
- 洗面器などの容器 → 泡立て器で混ぜるときにあると便利
- 止水フタ(ポリ袋) → シンクやお風呂場に水を貯める時に使います
- ブラシ → オキシ漬けで浮いた汚れを取り除きます
- バスシューズ → お風呂場オキシ漬け時の足を守ります
- ゴミ取りネット → 洗濯機のオキシ漬け時のゴミ取りに役立ちます
すべて100均で揃うアイテムです!すべてを揃える必要はありませんが、あったほうが掃除がはかどります。
オキシ漬けの基本的なやり方
- 40〜60℃のお湯でオキシクリーンを溶かす
- 20分〜6時間漬け置きする
- 洗い流す
おおざっぱに言うと上記3工程です!
①40〜60℃のお湯でオキシクリーンを溶かす
公式情報にも記載があるのですがオキシクリーンは水よりお湯を使うほうが効果があります。
オキシクリーンが溶けやすくもなりますし、水よりお湯のほうが汚れが落ちます。
衣類などお湯NGなモノがありますが、そういった場合は少量のお湯でオキシクリーンを溶かした後に水と混ぜるといった使い方になります。
オキシクリーンを使う分量は
お風呂、洗濯機など大容量 | 4杯 |
シンクなど中容量 | 2杯 |
衣類の漬け置きなど小容量 | 0.5杯 |
洗面器で漬け置きなど極小容量 | 0.2杯 |
上記を基準にし、汚れがひどいなら多めに入れたりしています。つまりけっこう適当です!
しっかり泡立てば効果を発揮してくれますので、泡立ちを目安にするのも良いです。
②20分〜6時間漬け置きする
オキシ漬けを行う場合最低でも20分、長くて6時間の漬け置きが良いです。(6時間以上は効果が変わりません)
せっかくオキシ漬けするなら長めに漬け置きしたいので我が家がオキシ漬けをするときは時間に余裕があるときに行っています。
③洗い流す
オキシ漬けが終わったらしっかりと洗い流します。
モノによっては洗い流しただけでは汚れが取れないのでブラシなどをつかって磨くとキレイになります。
我が家のオキシ漬けチャレンジ
キッチンシンクを利用したオキシ漬け
シンクを利用しキッチン用品をオキシ漬けすることで、茶渋がついたマグカップや、コンロの汚れ、着色したまな板などに効果があります。
オキシクリーン分量 | 2杯(約250g) |
漬け置き時間 | 1〜6時間 |
必須アイテム | 止水フタ(ポリ袋)、ゴム手袋 |
便利アイテム | 泡立て器、おもし |
まずはキッチンシンクにお湯をはるため止水します。
止水フタが無くてもポリ袋に水を入れフタをすれば代用可能です!(漏れが無いかしばらく様子見してください)
付属スプーン約2杯のオキシクリーンを泡立て器と洗面器など容器をつかって溶かし泡だてます。
しっかりオキシクリーンを溶かし泡立ったらシンクへ投入!
この後、給湯器で60℃に設定したお湯をつかってシンクにお湯はりします。
お湯はりできたらキレイにしたいキッチングッズたちを投入!
ステンレスを除く金属はオキシクリーンと相性が悪いので漬け置きしないでください。
モノによっては浮いてくる可能性があるので、おもし代わりになるものがあると便利です。
あとは1〜6時間漬け置き。
こちらはオキシ漬け1時間後の様子。分かりづらいですが水が濁っています!効果ありな証拠ですね♪
その後、シンクを使わないといけなくなり我が家は2時間の漬け置きで終了!
漬け置きしたモノたちを洗い流せば完了です。
気になる効果のほどは
茶渋やコーヒーシミがついたマグカップは驚くほど真っ白に!
ガスコンロごとくは汚れがひどすぎて完全にキレイにとはいきませんでしたが、こちらも想像以上に汚れが落ちました。
まな板も完全に真っ白とはいきませんでしたが、着色がだいぶ取れました。
布巾は真っ白になるだろう!と思っていたのですが、少し汚れが落ちた程度でそこまでキレイになりませんでした。
カレーが染み込み茶色くなったプラスチックのお玉には全く効果がありませんでした。
シリコン製のフライ返し・お玉のほうも効果無し。ただ、こちらはシリコンの劣化による黄ばみなので、効果が無かったのは納得できます。
最後にオキシ漬けに利用したシンク!シンク上部の色が変わっていますが、オキシ漬けされていた部分は輝きが出ました!
正直言うと全体的にもっと落ちてくれるかな?と思っていましたが結果はそこそこでした。
ただ、ガスコンロごとくの頑固な汚れがだいぶ落ちたのには驚きました!
- シンクを止水
- スプーン2杯を泡立てシンクへ投入
- シンクにお湯をはる
- 洗いたいものを投入
- 20分〜6時間漬け置き
- 洗い流す
縦型洗濯機をオキシ漬け
洗濯機をオキシ漬けすることで、実は見えないところにびっしり潜んでいる黒いヒラヒラしたカビが除去できます。
オキシクリーン分量 | 4杯(約500g) |
漬け置き時間 | 6時間 |
必須アイテム | ゴム手袋 |
便利アイテム | 泡立て器、お風呂ネット、バケツ |
洗濯機によっては酸素系漂白剤NGだったり、お湯がNGだったりしますので要確認です
まずは脱水せずに洗濯機をまわす方法を探します。
我が家の古い洗濯機には『樽洗浄コース』があったのでそちらを利用しました。
つづいて糸くずフィルターを外します。
つけたままでもOKですが、我が家は大量のゴミが取れると確信していたので、フィルターがパンパンになるのを避けるため外しました。
洗濯機は大量のお湯を使うのでスプーン4杯のオキシクリーンを使います。
その後洗濯機いっぱいにお湯を入れるのですが…
我が家は洗濯機にお湯を貯める方法が『移し替える』しか無く、バケツで何度も何度も継ぎ足しました。
結構大変な作業だったのでお風呂の残り湯が利用できる方はそちらをおすすめします!(入浴剤をつかったお湯はNG)
洗濯機いっぱいにお湯を投入したら、洗濯機を脱水しないモードで起動!
最初は泡で何も見えませんが、しばらくすると
黒カビが出現!
この黒カビを取っていきたいんですが、早い段階で取ろうとすると泡まで取れてしまうので少し放置がいいです。
泡が落ち着いてきたらお風呂ネットなどを使って黒カビを取り除いていきます。(ハンガーとストッキングで代用可能)
この洗濯機をまわす→黒カビを取るをしばらく行い黒カビがあまり出てこなくなったら漬け置きへ入ります。
ちなみにこの段階でこんなにもの黒カビを取り出しました…
ひと晩寝かせた洗濯機の中です。濁ってますね。
ここで再度、洗濯機を回す→ネットで黒カビを取るを行います。
ある程度キレイになったら糸くずフィルターを戻し通常の洗濯モードで洗濯機を回します。
脱水すると残った黒カビたちが洗濯槽に張り付いていますので取り除きます。
これで完了と言いたいところですが、まだ黒カビが出てくる可能性大なので、2〜3回ほど衣類は入れずに洗濯機をまわし出てきた黒カビを取り除きます!
ちなみに我が家は早々に衣類を洗ってしまったため衣服にちょこちょこと黒カビが付着してしまいました…
最後にちょっと失敗してしまいましたが、その後は一切黒カビが出なくなりオキシ漬けしてよかったな結果となりました!
- 洗濯機の脱水しないモードを探す
- 糸くずフィルターを外す
- スプーン4杯を泡立て洗濯機へ投入
- 洗濯機いっぱいまでお湯を入れる
- 脱水しないモードで洗濯機を回す
- 泡が落ち着いたら黒カビをネットで取り除く
- 回す→ネットで黒カビを取り除くを数回繰り返す
- 約6時間漬け置き
- 再度、脱水しないモードで回し黒カビを取り除く
- 糸くずフィルターを戻す
- 通常洗濯モードで脱水まで
- 洗濯槽に張り付いた黒カビを取り除く
- 通常洗濯を2,3回繰り返し黒カビが出なくなったら完了
バスタブを利用したオキシ漬け
バスタブをつかったオキシ漬けをすることで、様々なバスグッズに付着した汚れを落とせます。またゴムパッキンを除くカビにも効果があります。
オキシクリーン分量 | 4杯(約500g) |
漬け置き時間 | 6時間 |
必須アイテム | ゴム手袋 |
便利アイテム | 泡立て器、ブラシ、おもし |
まずはスプーン4杯のオキシクリーンを泡立てバスタブへ投入。
バスタブをつかったオキシ漬けは大量の水を使用しますので残り湯を追い焚きなどである程度温めるのがおすすめです!(入浴剤を使ってしまった残り湯はNGです)
また、オキシクリーン投入後に追い焚きを行うことで配管内にもオキシクリーンが行き渡り掃除できます!
準備が整ったらお風呂まわりのモノを投入し、約6時間ほど漬け置きします。
風呂のフタは沈みづらいのでおもしがあると便利です。我が家はちょうど良いおもしが見つからず数時間後にひっくり返し対応しました。
夜に漬け置きし朝の状態が上の写真です。茶色く濁っているので汚れが落ちています!
あとは洗い流せばOKなんですが、配管内のオキシクリーンも洗い流したいので、配管の穴より少し上まで水をため追い焚きを数回繰り返してください。
洗面器、洗面椅子に付着していたアカ汚れ?と思われる汚れがキレイさっぱり取れ真っ白な姿に戻りました!
汚すぎて申し訳ないです。。放置しっぱなしだった浴槽にあったハンガーに付着したカビも取れました。
残念ながら風呂ふたゴムパッキン部分の黄ばみやカビには効果がありませんでした。
あと写真は無いのですが、バスタブも少し白さが戻りました!
- お風呂の残り湯を追い焚きで温める
- スプーン4杯を泡立てバスタブへ投入
- 追い焚きで配管内へオキシクリーンを行き渡らせる
- 洗いたいものをバスタブへ投入
- 約6時間漬け置き
- 洗い流す
- 配管穴上まで水をため追い焚きで配管内のオキシクリーンを流す
お風呂の床をオキシ漬け
お風呂の床をオキシ漬けすることで、風呂床にこびりついた頑固な汚れをキレイに除去できます。(ゴムパッキンのカビには効果がありません)
オキシクリーン分量 | 2杯(約250g) |
漬け置き時間 | 1〜6時間 |
必須アイテム | ゴム手袋、バスシューズ、止水フタ(ポリ袋) |
便利アイテム | 泡立て器、ブラシ |
まずはお風呂の止水。シンク同様、止水フタもしくはポリ袋に水を入れフタをすれば止水できます!
スプーン2杯のオキシクリーンをを泡立てます。
ここからお湯をためていくのですが、我が家にはバスシューズが無いため風呂イスで逃げ場を作りました。
この方法は不安定で危険のためおすすめできません。。
ちなみにスーパーの袋でバスシューズの代用をしてみたんですが、袋に穴があいたり、上から浸水したりで足がオキシクリーンまみれになり悲惨なことになりました。
この方法でやる場合は袋を2重3重にし、結び目から浸水しないよう対策してください。
60℃設定にしたシャワーをつかってお風呂の床にお湯をはっていきます。
ドアから水があふれないギリギリまでお湯をためます。
そして1〜6時間ほど漬け置きへ。
約2時間後オキシ漬けを終了し洗い流しました。
今回はあまり濁りも確認できず、オキシクリーンを洗い流しても「え?ぜんぜん落ちてない…」と悲しくなったんですが
なんと!
ブラシで磨くと汚れが落ちる落ちる!(硬めのブラシがおすすめです)
オキシクリーンをいろいろ使ってみましたが、このお風呂の床が一番感動できる結果となりました!
では、ビフォーアフターを!
ブラシオンリーではなかなか落ちなかった汚れだったんですが、オキシ漬けを行ったあとのブラシで軽々と落ちてくれました♪
磨けば磨くほどキレイな面積が増えていくので楽しくなりますよ♪
- 排水口を止水
- スプーン2杯を泡立てる
- シャワーをつかってお風呂の床にお湯をはる
- 1〜6時間漬け置き
- 洗い流し硬めのブラシで磨く
衣類のオキシ漬け
衣類のオキシ漬けをすることで、汗などでできた黄ばみに効果抜群です。また、生乾き臭を取り除くことも可能です。
オキシクリーン分量 | 0.2杯(約30g) |
漬け置き時間 | 1時間 |
必須アイテム | ゴム手袋 |
便利アイテム | 泡立て器 |
衣類を漬け置きできる場所を用意したら、スプーン約0.2杯をお湯で溶かし泡立てます。
お湯の量、汚れ具合によってオキシクリーンは微調整してください(汚れがひどかったので今回は多めのオキシクリーンを使ってます)
あとは衣類を放り込み約20分〜1時間漬け置きすれば完了です!
革、ウール、シルク、麻、その他水洗いできないものはNGです
オキシクリーンは塩素系ではなく酸素系の漂白剤のため色物衣類を洗っても色落ちしません♪
ただ、上の写真で盛大にやらかしてるんですが
白い服と一緒に色物をオキシ漬けすると色移りしますので絶対に白い服と色物を混ぜないようにしてください。
そして、この色移りはオキシクリーンでは落ちませんので塩素系漂白剤をつかうはめになります。。
漬け置きが完了したらすすぎ洗いをし完了です。
写真は分かりづらいですが汗で黄ばんだ白いシャツの首元の汚れがスッキリ真っ白になりました。
ミニクラッチバッグの持ち手が汗や汚れで茶色く汚れていましたが、こちらも真っ白に!色落ちも一切無く新品時の美しさに戻りました。
ちなみに別日に生乾きの匂いが取れなくなってしまったバスタオルをオキシ漬けしました。
すると、嫌な匂いが取れ無臭に!汚れのほか匂い取りにも効果を発揮してくれます♪
- 漬け置きできる場所を確保
- スプーン0.2杯を泡立てる(お湯の量・汚れ具合で微調整)
- 汚れた衣類を投入
- 20分〜1時間ほど漬け置き
- すすぎ洗い
我が家のオキシ漬けチャレンジまとめ
- オキシ漬けは時間に余裕がある時に
- 道具をいろいろ揃えておくとオキシ漬けが捗る
オキシ漬けは最初こそ「分量は?漬け置き時間は?」などいろいろ迷うところではありますが
泡立つぐらいしっかりオキシクリーンを使う、お湯をつかって溶かす、20分以上は漬け置きする、この3点さえ守れば失敗は激減しますので、細かいことは気にせずチャレンジしてみてください♪