使いやすさグッドでお気に入りなキャンプ道具「キャンピングムーン フィールドラック」
そのままでも十分使いやすいんですが「もうちょっと使いやすくしたい!」と挑戦してみたのがDIYによる天板づくり。
ということで、この記事では100均商品をつかい400円で完成した天板の作り方を詳しくご紹介いたします!
目次
キャンピングムーン フィールドラック『天板』をDIYした理由
キャンピングムーンフィールドラックは格子状の天板。
格子状のおかげで何かを吊り下げやすい、水がたまらない、などのメリットがあります。
しかし、小さなモノはすき間から落ちます。
落ちないようにすることもできますが、そーっと置かなくちゃいけなかったり、揺らすと倒れたりと、小さなモノを置くにはちょっとしたストレスがありました。
こういうことが想定されるので、キャンピングムーンからはフィールドラックに使える天板の販売もあります
が、価格が約2,000円と私には「高いな…」な金額。そして色が個人的にあまりタイプではなく購入は控えていました。
そこで!木の板さえあれば作れるのでは?と思い今回DIYにチャレンジしてみた次第であります!
フィールドラック『天板』DIYの前に
まずはじめに
さきに完成した自作天板をご紹介!
「お!いいかも!」と思っていただけたなら是非DIYチャレンジしてみてください!
私は不器用なのでもっと美しく作れるはずです♪
挑戦するのは「キャンピングムーン」のフィールドラック天板作りです。
本家ユニフレームのフィールドラックは所有していないのでハッキリとは言えませんが、公式のスペックを見る限りサイズはほぼ同じなので、四隅を丸めることで同じような完成になるはずです
準備するもの
- 100均セリアの木の板×4枚
- のこぎり
- 木工ヤスリ
- 紙ヤスリ
- 塗料やワックス
①100均セリアの木の板×4枚
100円ショップセリアで購入できる木の板4枚を使います。
商品名は「木板 焼き目付 45×15cm」です。
厚みは1cm。
フィールドラックの内寸は「59×34cm」
なので、シンデレラフィットする木の板ではありません、カットする必要があります。
できるだけ木をカットする回数を減らしたいと思っていたんですが、良さげな木の板は訪れたセリアにはありませんでした。
あと、何も考えずに4枚を購入したんですが、板によっては反っているものがあったのでご注意を。
②のこぎり
木の板をカットするのにのこぎりを使用します。
③木工ヤスリ
木工ヤスリは、のこぎりで木をカットしたあとの微調整に使います。(100均で買えます)
2mmも3mmも削る必要があるなら紙ヤスリではそうとう時間と体力を使うので木工ヤスリがあると仕事が早いです。
ピッタリサイズで木をカットできるなら必要ありません。
④紙ヤスリ
のこぎりで切った後や、木工ヤスリで削ったあとに、手触りをつるつるにするため紙ヤスリを使います。
私は240番ぐらいで仕上げましたが、何番でもOKです!
⑤塗料やワックス
より見た目を良くするなら塗料も必要です。
切った部分は肌色です。それから「のこぎりや木工ヤスリ」を使うと表面がぺろっと剥がれ肌色が露出します。
ここに木と同じような色の塗料やオイルを使うと見た目がマシになります!(100均にも売ってます)
あと、私はやらなかったんですが、そのままだと水が染み込みやすいので、より長持ちさせるにはワックスなどでコーティングしてあげるほうが良いです。
フィールドラック『天板』の作り方
では、ここから実際にDIYした様子を写真たっぷりでご紹介いたします!
天板DIY①:木をのこりぎりでカット
購入したセリアの木の板は「45×15cm」
この板4枚をフィールドラックの上に並べると
横も奥行きも共にはみ出します。
なので、ここをカットしていきます!
まずはガッツリはみ出している奥行き部分からいきます。
カットする場所に目印を。
あとで「切りすぎた!」となるのが嫌だったので少しゆとりをもたせて目印を入れました。
ここをぴったりちょうどのサイズに切れる自信があるなら木工ヤスリは必要ありません
私が目印を入れた場所は「34.4cm」
のこぎりでカットする目印にするため「34.4cm」のところに線を引きます。
線を目印にのこぎりでカット!
カット完了!
これを残りの3枚も同じようにカットします!
ちなみに切れ端は鍋敷きとかに使えますよ♪
天板DIY②:木工ヤスリで微調整
少しゆとりを持ってカットしているので、まだキレイにフィットしません。
ここを木工ヤスリをつかってフィールドラックにフィットするまで削っていきます!
この時、私が無知で削り方が下手くそだったため自分から向かって奥側が
こんな感じで剥げ(割れ)てしまいました。
手前もちょこっと剥げてる部分がありますが、奥よりぜんぜんキレイな状態です。
なので、上のGIFのように木の向きを変え削ってしまうと、どちらの面もぺろっと剥がれてしまう可能性大なので、木を持つ向きは固定のほうが良いです。
と、上記は「片面は諦める」といった削り方ですが、もし時間に余裕があるなら
上のGIFのように「割れやすい端」を作らない、ナナメに削っていく方法がおすすめです。
これでも多少割れてしまう可能性がありますが、真っ直ぐ削るより両面キレイに仕上がります!
あと、ゆとりを1mm以上持たせてカットした場合「紙やすり」ではそうとう時間がかかりますので、木工ヤスリは用意しておくほうが作業がはかどります。
ということで、フィールドラックにフィットするサイズになりました!
ここで1枚完成!といきたいところなんですが
フィールドラックに微妙な歪みがあるようなので、上のGIFのように板をスムーズにスライドさせられるように削っておけば、どの板がどこにきてもちゃんと使えるようになります。
「削る → フィットする → スライドしてみる」を残りの3枚も同じように行います!
天板DIY③:横のはみ出しをカット
残すは横のはみ出し。
3〜4mmのはみ出しといった感じで、木工ヤスリで地道に削るか、のこぎりでカットします。
私は、体力の限界が近づいていたのでのこぎりチョイス!
ざっくりしたところに切り目をいれ
そのままカット!
(キレイに切るため線を入れてからカットしたほうがいいです。いつもそうなんですがDIY後半は疲れて雑になりがちです。。)
ノコギリでカットできたら、フィールドラックにぴったりはまるように木工ヤスリでギコギコ!
これで、横もぴったりフィット!
なんですが、横は少しゆとりを持って削っておくことをおすすめします。
というのも、完成時はちゃんとフィットしてたはずの天板が
雨キャンプにて水気を吸って膨張したらしく、一度取り外すとフィットしなくなりました。
なので、横は少しおおめに削っておいてあげてください。
天板DIY④:紙やすりで切り口を整える
最後に、ノコギリや木工ヤスリでザラザラな部分を素手で触っても怪我しないよう紙ヤスリで整えてあげます。
私は240番の紙やすりを使用しましたが何番でもOKです!
その後、切り口やペロッと剥げた部分の見た目が気になるようであれば塗料やオイルをつかって目立たたなくさせます。
今回使用したオイルと、板の色が合っていないので「後から塗った」が丸わかりですが肌色よりは目立ちません。
木の色が黒に近い茶色だったので黒色マッキーでも大丈夫かな?と思いましたが
ださかったです。
と、見た目が気になるのであれば!と塗装してみましたが、私は切り口むき出しのままでいいかなと思ってます!
多少は見えますが、切り口部分はフィールドラックのフチによって隠れますので、天板として使ってる間は分かりづらいです。
なので、一度つかってみて気になるようであれば塗装するといった感じでいいかと思います!
ということで!お疲れさまでした!完成でございます!
ようは木の板をフィールドラックに合わせてカットしていくだけなので、ノコギリや木工ヤスリなんかがあればとっっても簡単に作れてしまう天板です!
DIYしたフィールドラック天板の使い心地
テーブルとして“より”使いやすさアップ
フィールドラックにDIYした天板を組み合わせることで、テーブルとしての使いやすさは格段にアップしました!
テーブルなので当たり前ですが何を載せてもOKです!
フィールドラックを2個重ねれば、収納力のあるテーブルにも。
メインのテーブルとして奥さんと2人で使いましたが、文句なしの使い心地!ちゃんとテーブルです♪
見た目がカッコいい
個人的にDIYして良かったと思える1番のポイントが見た目です♪
黒いフレームに濃いブラウンのウッド天板、めちゃカッコいいです!
おしゃれな写真を取る時なんかのテーブルとしても活躍できます♪
天板も収納袋へOK
自作天板は、フィールドラックのフチより2mmほど低いです。
なので、そのまま収納袋へ入れてしまえば、かさばりが増えることなく片付けられます♪
ただ、脚を出したり閉まったりするときにフィールドラックを立てないといけないので、一度天板を外さないといけなくなり手間は増えます。
格子状天板の良さは消える
フィールドラックは格子状の天板のおかげで、シェラカップが吊るせたり、カラビナつかっていろいろなキャンプ道具を吊るせて便利です。
でも、木の板で覆ってしまうと、それらのメリットがかき消されます。
ただ、1枚板ではなく4枚の板なので、一部を取り外せばある程度は吊るしたりできます!
フィールドラック『天板』DIYまとめ
- 安く簡単につくれる天板
- フィールドラックがさらに便利に
- 見た目がカッコいい
木を買ってきて、ただカットするだけ!
こんなに簡単なのに、使い心地も見た目も大満足でDIYして良かったです!
フィールドラックをお持ちなら、費用もDIYに必要な時間もそんなにかかりませんので、是非チャレンジしてみてほしいです♪