カッコイイなぁと思うデザインのキャンプ道具ってどうして高額なんでしょうか?
高いからカッコイイのか。カッコイイから高いのか。
と、訳の分からないことは置いておいて、今回ご紹介するキャンプギアは高級品です!
購入したのはトング!高級メーカーなイメージあるスノーピークさんのさらに倍のお値段するテオゴニア ファイヤープレーストングです(送料込みの価格)
トングがこんなにするの?な価格ですが、独特なデザインがとにかくカッコいいトング!そんなオシャレなトングでする焚き火は格別です♪
ということで、この記事ではテオゴニアのファイヤープレーストングを実際に使ってみて分かった正直な感想をご紹介いたしますので、気になっていた方は是非チェックしてみてください!
目次
テオゴニア『ファイヤープレーストング』基本情報
名称 | ファイヤープレーストング |
メーカー | テオゴニア |
サイズ | 全長42cm |
重量 | 390g |
材質 | スチール、ローズウッド |
デザイン・特徴
楽天にて購入したテオゴニアのオシャレなトング『ファイヤープレーストング』です!
価格は3,190円+送料で4,000円しないぐらいでした!(た…高い)
Amazon、楽天、Yahoo、いづれもほぼ同じ価格です(2019年7月10日時点)
ビニールをとると、カッコ良すぎなテオゴニア火ばさみの登場です!
一般的なトングとは違い、ハサミのような形をした独特なデザイン!
黒い部分はスチール。そしてグリップにはなんとローズウッドが使われています!色は茶色に少しピンクが入った絶妙な色。
木材業界において希少価値のある木でブランド価値がある。高級家具によく使用われる
ヤニを多く含み耐虫害性や耐候性があり腐敗せず長持ちするため家具や仏壇、楽器、ナイフの柄、チェスの駒などに使用される
日本では紫檀とも呼ばれる
そして、安心のMADE IN JAPANです!
続いてクロスしてる部分。リベットによって固定されているので解体できないようになっています。
後ほど詳しくふれますが、新品時はこのリベット部分がめちゃくちゃ硬くてトングを開く閉じるが大変です。
トング先端は平らになっており、薪や炭をつかみやすくなっています。
ちなみに、かみ合わせのほうが約2mmほどづれていました。
テオゴニアのトングは1つ1つ手作りのため、こういったズレがでるそうです。
使い心地はとくに問題無いので私は気にしてません。
と、ズレこそあるものの、溶接された場所も滑らかでバリなど一切なく、スチールも強度があり、全体的に作りがしっかりしている印象です!
サイズは全長42 × 幅12 × 厚み3cm。
成人男性な私が持ってみると、とくに違和感なく握れるサイズです。
奥さんが持ってみた場合、少し大きく感じたようです。(のちほど詳しくご紹介します)
一般的なロングトングと比較!
全体的な大きさはさほど変わりません。
ただ、重さが約390gと一般的なトングと比べずっしり重いです。
テオゴニア『ファイヤープレーストング』3つの満足ポイント
満足①:ワイルドかつ美しいデザイン
テオゴニアファイヤープレーストング一番の満足ポイントは
もちろんデザインです!
普通のトングと違うワイルドかつ美しい形、黒とブラウンの色の組み合わせも最高です!
きっと、この記事を読んでいるあなたも『デザイン』に惹かれここへやってきたはず!
そんなあなたに、言えるのは
「大丈夫です!期待を裏切らないカッコ良さです!」ということです。
必ずや所有欲を満たしてくれるトングになってくれるので安心してください♪
カッコいいトングを使ってする焚き火は、普通のトングよりさらに楽しく、今までよりさらに焚き火を好きになれるはずです!
満足②:硬さを取れば使いやすくなる
デザインの次に気になるのが使い心地。
正直言うと使用一発目は「うわぁ…。買うんじゃなかった…」と思いました。
理由は
トングを『開く・閉じる』がめちゃくちゃ硬いからです。
上のGIFはあまり大きく開けていませんが、硬すぎて片手じゃこれ以上開かないんです。
そして、無理して使い続けた結果、トングを開く時にフレームにあたっていた指の骨を負傷。。
といった感じで華々しいデビュー戦のはずが開始数分で降板でした。。
と、当時の悲しみを語ってしまいましたが安心してください!
ちょっと手を加えてあげれば硬いのを柔らかくすることができ格段と使いやすくなります!
いくつか方法があるのでご紹介します!
①開く閉じるを繰り返す
グリップじゃなくて、トング先端側を持って開く・閉じるを何度も繰り返すと柔らかくなります。
グリップ側を持ってこの動作を繰り返すと、高級ローズウッドのグリップが取れてしまうことがあるようなので注意です。
②クレ5-56をリベットに
クレ5-56(潤滑油)をリベット部分に差してあげると柔らかくすることができます。
交差する部分のあちこちにスプレー。
私は、このクレ556を使った後に①の開く閉じるを繰り返し柔らかくしました。
③リベットをハンマーで叩く
矢印でしめしたリベット部分をハンマーなどで壊さない程度のちから加減で叩いてあげると柔らかくできます。
ちょっとやそっとで傷は入りませんが、一応注意しながら叩いてください。
上記方法により、テオゴニアファイヤープレーストングが柔らかくなると
GIFだと伝わりづらいですが、ちょっと触れただけの軽い力で開くことが可能に!
そして、トングをシェイクすれば勝手に動くほどに!(購入当時はうんともすんとも)
軽い力で開けるということは、手を大きくひろげることも可能で、トングを大きく広げられ約14cmなiPhone7もつかめる開きっぷり!
厚み14cmの薪ってなかなか無いので、一般的な薪や炭なら余裕ではさめます!
ちなみに、割り箸のように細い棒だって器用に扱えます♪
ということで、購入当初は硬くて使い物になりませんでしたが、柔らかくすることで、快適な使い心地になりました!
デザインの良さと使いやすさがようやく融合し、最高の焚き火タイムを過ごせています!
満足③:持つ位置を工夫すれば大きく開く
テオゴニア・ファイヤープレーストングは手の開く大きさに比例し先端も大きく開くことができます。
これはつまり、手の小さい方は大きく開けないということになってしまいます。
が!安心してください!
通常の持ち方は親指以外の4本をフレームの中へINしますが
人差し指を外に出し、少し前のほうを持つことで簡単に大きく開くことができます!
指一本を外に出したぐらいでは使い心地に影響しませんので、手の小さな方でも安心して使えます♪
テオゴニア『ファイヤープレーストング』残念ポイント
残念:価格が高く、使い心地は普通のトング以下
テオゴニア火ばさみをつかって何度も焚き火を楽しみました。
使い方にもすっかり慣れ、今では何不自由なく薪や炭をいじってます。
しかし、たまに普通のトングを使うと「やっぱり普通のトングのほうが使いやすいな」となります。
普通のトングは常に先が開いた状態で
何かをはさむときは『はさむ → 手を離す』といった2つの動作でOKです。
それに対しテオゴニアトングは閉じた状態スタート。
なので何かをはさむときは『開く → はさむ → 手を離す』と3動作必要。
違いはたった1動作だけなんですが、何度も挟んで離してと繰り返せば、1動作の違いは大きくなってきます。
なので、テオゴニアが使いづらいという訳ではないんですが、普通のトングのほうが使いやすいという感じです。
デザインに惚れているなら間違いなく買っても後悔しませんが、コスパを重視されるなら普通のトングを選ぶことをおすすめいたします。
ただ、まだまだ購入から日が浅いのでハッキリとは言えませんが、作りがしっかりしてるので長い目で見れば実はめちゃくちゃコスパの良いトングなのかもしれません。
テオゴニア『ファイヤープレーストング』レビューまとめ
- 高いけどめちゃくちゃカッコイイ
- 焚き火がさらに楽しくなる
- 普通のトングと比べると少し使いづらい
「カッコイイけど高いなぁ…」と購入時はけっこう迷いましたが、結果的に買って大満足なトングでした!
使い心地は普通のトングのほうが上ですが、カッコいいトングでする焚き火は普通のトングでは味わえない良さがあります!
ちょっとお値段はしますが、過去の私と同じように欲しい気持ちが70%を超えているなら買って後悔しませんよ♪