え?この焚き火台、こんなに小さくなるの?すごい!
と、物欲センサーにおもいっきり引っかかり購入してしまった焚き火台『ピコグリル398』
愛用者多数の焚き火台でキャンプ芸人ヒロシさんも愛用していることで有名な商品です。
この記事では、そんなピコグリル398を使ってみて分かった
- コンパクトで軽い
- 焚き火が手軽に
- 見た目以上に頑丈
- 負荷をかけすぎると変形する
など、満足な点と注意したい点について詳しくレビューしてみましたので、ピコグリルが気になっていた方は是非参考にしてみてください!
アマゾンとYahooで購入可能ですが、どちらも定価より高くなっていますのでご注意ください。私が購入した『Pikari outdoor-shop』は在庫さえあれば定価12,600円(串は別売り1本700円)で購入可能です(2019年12月時点)
ピコグリル398が登場するまとめ | ||
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目次
STS『ピコグリル398』基本情報
名称 | ピコグリル398(Picogrill) |
メーカー | STS(スイス) |
サイズ | 収納時:33.5×23.5×1cm 組立時:38.5×26×24.5cm |
重量 | 本体のみ:367g 本体+スピット2本+収納袋:489g |
素材 | ステンレス鋼 |
開封・内容物
こちらがPikari outdoor-shopというピコグリル正規販売店で購入し、我が家へやってきたスイス製のピコグリル398です!
価格は11,800円(2018年12月時点)
2019年10月に確認すると増税の影響?なのか12,600円となっています。
- フレーム
- シェル
- 専用袋
- 取扱説明書(写真つきの日本語)
- スピット×2(別売り)
ちなみに私が購入した「Pikari outdoor-shop」というネットショップでは串は別売りだったのでピコグリルと合わせて2本一緒に購入しました。(最初からセットで販売されているネットショップもあります)
スピットは1本650円(2018年12月時点)
こちらも増税?なのか2019年10月に確認したところ1本700円となっていました。
ピコグリル398の組み立て方
では、開封ついでにピコグリルを組み立てていきます!
まずはフレームを用意します。
フレームを開くようにひろげると
簡単に組立時の形になります!これで土台ができました。
次にシェル(火皿)を用意し
パカっと広げて4箇所ある丸印の部分を
フレーム側の段になってるところにひっかけます
はい!完成です!慣れれば1分かからず組み立てが完了しますよ♪
スピット(串)があるなら、本体上部にのせるだけ!
スピットには上下があって、上の写真のようにのせることで本体側のフレームとスピット側のフレームがぶつかるようになりズレ防止になります。
片付けるときは逆の手順でOKなので撤収も楽チン!
ピコグリル398のサイズ
つづいてピコグリル398のサイズをご紹介!
大変みづらくて申し訳ないのですが、横から見たピコグリル398のサイズは上の写真のとおりです。
奥行きはフレームからフレームまでが22.5cm、フレームから少しシェルが外へとはみ出していて、そちらは25cmとなります。
イメージしづらいと思いますが、ピコグリル398とiPhone7を比較するとこのような感じです。
続いて収納時のサイズ。
専用袋にピコグリルを収納したときのサイズは34×23.5cm、厚みは約1cmになります。
ゆとりのある収納袋なのですっぽり入ります。
ピコグリルとスピット2本を専用袋に入れた時の合計重量は489g。軽い!
ちなみに、ピコグリル本体のみ(フレーム+シェル)だけの重さは367gでした。
STS『ピコグリル398』満足ポイント
軽い!小さい!薄い!
ピコグリル最大の特徴はそのコンパクトさ!
上で収納時のサイズをご紹介しましたが本当に小さく薄いです!
なんてったって手渡しではなく郵便ポストへの到着ですよ!
小さくて、薄くて、軽いので使うかどうか迷ったときでも、邪魔にならないサイズなので「とりあえず持っていこう」が可能です!
出来るだけ荷物を少なくしたい、小さくしたい、軽量にしたい!そういった方には最強すぎる焚き火台です!
焚き火がより手軽に
ピコグリル398は組み立て・片付けもめちゃくちゃ簡単なので焚き火を気軽にスタートさせることが可能です!
シェル(火皿)には穴が複数あいており、燃焼効率もよいので薪がよく燃えてくれます!
ピコグリル398は決して大きい焚き火台ではないですが
シェルの最大幅が38.5cmあるので一般的な薪であれば余裕でのせれます!
あと、フレームの下を持つことで場所移動も簡単にできます。火傷や薪が落ちてしまう危険性があるので移動のさいはご注意を。
ちょっと煙がひどいから離したいや、もっと側で焚き火したい、なんて時に便利です。
また、別売りで購入したスピットは写真赤丸部分が熱くならないので素手で触れて便利です!串刺し調理や、使う使わないが素手で行えるので手軽です♪
スピットが汚れたらシェルのサイドにある穴で掃除することもできます。
といった感じで使い勝手が良いので、サッと気軽に焚き火をはじめたい方にピッタリな焚き火台です!
頑丈な作りで料理もできる
ピコグリル398は各パーツが薄かったり細かったりするので「これ本当に大丈夫?」とちょっと不安でした。
しかし!
別売りのスピットとあわせて、どちらもとっても頑丈でした!
シェラカップやケトルぐらいなら余裕です。
5kgも余裕です!
10kgも大丈夫でした!(ちょっとこれ以上は壊れたら悲しいので挑戦しませんでしたが、まだいけそうな雰囲気でした)
細いフレームのくせにけっこうな重さに耐えられる!ということは
調理でも大活躍できます♪(上の写真はちょっと違った使い方してますが)
我が家は1kgちょっとのスキレットしか所有していないので試せていませんが、10インチのダッチオーブンが約6kg、12インチで約9kgのようなので、具材を中に入れたとしても10kg前後となり耐えうる強度です!
⇒直火OKなスノーピーク・チタンシングルマグのレビューはこちら
100均の網で使い方のバリエーションアップ
ピコグリル+スピットだけでも十分に活躍してくれますが、100円ショップダイソーに売っている『スタンド付焼き網(27×21×6cm)』を使うことでさらに色々と楽しめます!
ピコグリル398にジャストなサイズなのでバーベキューやごとくしても使えます。
強度はそこまで強くないのでダッチオーブンなどをのせるのは無理ですが、ケトルやマグカップ、フライパンなどは安定してのせられます。
専用のスピット(串)も耐荷重は優秀なんですが隙間が大きく小さめのマグカップ(スノーピークの300マグ)をのせるとかなり不安定だったので、網だと安心できます。
また、こちらの網はスタンドをたてられる網なので
シェルにのせることで、より火との距離を縮められる五徳になります。(後述しますがシェルへの大きな負荷は変形の原因になります)
とくに炭を使うときは上部までの距離がけっこうあるのでダイソー網があると便利です。
さらには、ピコグリルの下へと潜り込ませることで
輻射熱を利用しピザを作ることが可能です!
しっかりチーズがとろーりなります♪
なんだかんだで、専用のスピットよりダイソー網のほうをよく使ってます(笑)重いモノをのせる予定が無いのであればひとまず100均網でことたります!
もちろん、専用袋にすっぽり収まりますのでご安心を!
STS『ピコグリル398』注意ポイント
重い薪をのせると変形する
ピコグリル3度目の使用時、異変に気が付きました。
「あれ?前よりシェルが簡単にセットできる」
「ん?あれ?なんでズレるんだ?フィットしない…」
「まっいっか!とりあえず薪のせよ」
「ええええ!ずり落ちてくぅうう!」
はい。シェルが変形していました。。。
どうしてこうなったかの理由は分かってます。
ちょっと分かりづらいですが、上の写真にうつってる太くて重い薪を3本のせて焚き火したからです。
薪の重みでシェルがフレームに重くのしかかり、そこに焚き火の高温状態がくわわり変形したようです。。
分かりづらいですが、指をさしてる部分がしっかり凹んでいます。。
フィットはしなくなりましたが、シェルの下にフレームがいて支えてくれるので一応は使えています。使えていますが…
3度目の使用でこりゃないよ。。高かったんだから。。と、かなりショックは大きいです。
これから購入される方、火入れする方、今は絶好調で使えてる方、くれぐれもシェル(火皿)への負荷にはご注意ください。
ちなみに、同じような症状の方をネットで探してみたんですが、あまり情報が出てこずだったのでピコグリルはこういうモノなのかもしれません。
地面を守る対策を
ピコグリルは下でピザが焼けるほど輻射熱が下へと放たれます。また、シェルには穴がたくさん空いているので灰はもちろん、火の粉も下へと落ちます。
キャンプ場によっては燃え移る危険性もありますので、ステンレストレーや難燃シート、アルミホイルなどを準備しておきましょう。
私が購入してみたのは100均ダイソーの25×19.6cmのステンレストレー。本当はもうワンサイズ大きいのがちょうど良いんですが、どのダイソーへ行っても売っていなかったのでこちらで代用。
ピコグリルより小さいサイズですので取りこぼしも少々ありますが、かなり灰が下へと落ちてるのが分かります。
また、ステンレストレーがあると完全に消えていない薪や炭をトレーに移し水をかける、が簡単にでき片付けが少しだけ楽チンになりますのでオススメです!
その後ダイソーで『35 × 26cm』のステンレストレー(150円)を発見したので交換。
脚はしっかりトレー内におさまります!
STS『ピコグリル398』レビューまとめ
- 軽量コンパクトで持ち運びに優れる焚き火台
- 組み立て・片付けが簡単
- 見た目以上に頑丈
- 薪の載せすぎ注意
コンパクトで、気軽に焚き火ができ、調理までできてしまう!ただでさえ楽しい焚き火が、さらに楽しく便利になりました!
ピコグリルが多くのキャンパーに愛用される理由が実際に使ってみるとよーく分かりました!
けっして安い焚き火台ではないですが、ピコグリルがあれば焚き火がもっと身近に、そしてもっと楽しくなること間違い無しですので気になった方は是非チェックしてみてください♪
アマゾンとYahooで購入可能ですが、どちらも定価より高くなっていますのでご注意ください。私が購入した『Pikari outdoor-shop』は在庫さえあれば定価12,600円(串は別売り1本700円)で購入可能です(2019年12月時点)
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