ソロや少人数だから大きなBBQグリルは必要ない。
それならロゴスのピラミッドグリル・コンパクトがおすすめです!
小さく折り畳めるので持ち運び時はB5サイズ!そしてコンパクトサイズなので卓上BBQをも可能にするグリルです!
この卓上BBQがとにかく楽しいんです!目の前で焼き肉できるというのは素晴らしいものがあります♪
ということで、この記事ではピラミッドグリルコンパクトを出来るかぎり詳細にレビューしてみましたので、コンパクトなBBQグリルを探している方は是非参考にしてみてください♪
目次
ロゴス『ピラミッドグリル・コンパクト』基本情報
名称 | ピラミッドグリル・コンパクト |
メーカー | ロゴス |
総重量 | 1kg |
サイズ(使用時) | 幅19 × 奥行19 × 高さ15cm |
サイズ(収納時) | 幅24 × 奥行18.5 × 高さ3.5cm |
焼き網サイズ | 16 × 16cm |
材質 | スタンド・網:スチール(クロムメッキ) 灰受け皿:ステンレス 収納袋:ポリエステル |
内容物
アウトドアショップにて購入してきたロゴスのピラミッドグリル・コンパクトです!
価格は定価の4,500円(税込4,950円)。2019年5月時点では各ネットショップでも同じ価格でした。
- 灰受け
- グリル
- スタンド
- 焼き網 + 取扱説明書
- キャリーポーチ
BBQに必要なモノは全て入っていますので炭さえ用意すればすぐに使えます!収納袋も同封されているのは嬉しいですね♪
組み立て方
グリルとして使うパーツたちです。こちらを組み立てればBBQ開始です!
ピラミッドグリルコンパクトの箱にも書かれていますが『10秒』で組み立て・収納ができる簡単仕様!
では、実際に組み立てていきたいと思います!
まずはスタンドをパカっと開きます。
続いて灰受けをスタンドと合体!
合体には向きがあって、フックになる部分がスタンドのつなぎ目にくるようにセットします。
スタンドと灰受けが合体しました!ここはロックなどないので、ぶら下げているだけという感じになります。
つづいてグリルをパカっと広げます。そして先ほどのスタンドと合体します!
ここも向きがありまして、ヒンジになってる部分が上の写真のようにスタンドのつなぎ目にきます。
こちらもロックらしいロックはなく上に載せているだけという感じになります。
これでグリルらしい姿になります♪LOGOSのマークがカッコいいです!
ではフィニッシュに向かいます!
ロストルをセット!
私は出っ張ってる方を上にしてロストルを設置しています。
最後に焼き網をセットすれば
LOGOSピラミッドグリル・コンパクトの完成です!!
写真と文字だとめんどくさそうに見えたかもしれませんが、とっても簡単に組み立てできます!サイズが小さいので机の上で簡単なプラモデルを作ってるような感じです♪
片付けするときは逆の手順なので同じく簡単!ただ、片付け時は灰だったり油汚れだったりがあるので、参考になるか分かりませんが後ほど我が家がやってる片付け方法をご紹介いたします!
使用時・収納時サイズ
公式とずれがありますが、私が計ってみたサイズをご紹介。
最大高さ15.5cm、幅・奥行が19cm、接地面から灰受けまでが5cmでした。
手でピラミッドグリルコンパクトを持ってみるとこんな感じになります。
グリル上部は縦横17 × 17cmの正方形。焼き網は16 × 16cmの正方形。見づらいですが網の奥にあるロストルが8.5 × 8.5cmの正方形です。
手のひらと比較するとこんな感じです。1〜2人用なのでコンパクトです。
ロストルから網までの距離が5.2〜5.5cmといった感じです。なので5cm以上高さのある炭はセットできないということになります。
では、付属のキャリーポーチに収納した姿を!
ちなみにキャリーポーチはポリエステル素材なんですが、けっこう分厚くしっかりしています!
中はポケットなどはなく、ただ収納するだけといったポーチです。
ゆとりある収納です!
収納方法によって収納時のサイズは多少前後しますが、現在手元にあるポーチのサイズを計ってみると幅21 × 奥行18 × 厚み6cmでした。
最後に重さを!キャリーポーチの中に全てを入れた状態で1,044g。約1kgですね!見た目のわりにずっしりしているという印象です。
他のグリルや焚き火台とサイズ比較
ロゴスピラミッドグリルコンパクトのサイズ感が少しでも分かりやすく伝わればと思い『ピコグリル398』と『ユニフレーム ファイアグリル』と比較してみましたので参考にしてみてください!
この3つを比較した場合、ロゴスピラミッドグリルコンパクトが全てにおいて小さいといった感じでした。
ロゴス『ピラミッドグリル・コンパクト』4つの満足ポイント
満足①:卓上で気軽にバーベキュー
まず最初の満足ポイントはコンパクトなサイズを活かし
卓上でバーベキューが出来るということです!
上の写真は83 × 51cmのテーブルの上にピラミッドグリルを設置した様子ですが、グリルがコンパクトなのである程度テーブルが大きければゆとりありで邪魔になりません!
焼肉屋さんのように目の前でジュージューお肉を焼けるのを見守れるのは楽しいです♪
一方のユニフレームファイアグリルは地面に設置するので、テーブルと組み合わせる場合はどうしても距離が生まれます。これはこれで楽しいのですが
より近距離でBBQを楽しめるのはピラミッドグリルコンパクトです♪
ちなみに非推奨ですが、グリル使用中でも脚の部分は熱を持たないので設置場所の微調整ができます。火傷の恐れがあるので移動する場合は気をつけて下さい。
満足②:ソロに激オススメ!お一人様感が最高に楽しい
先ほどの満足ポイントとやや重複しますが、私がピラミッドグリル・コンパクトをつかって一番テンション上がったのがソロキャンプでの使用時です!
見てください!「さぁこれから焼き肉やるぞ!」な、お一人様感!
この炭が準備でき、後は肉を焼きビールを飲むだけの時に最高の贅沢を感じました!
他のグリルでも同じようにテンション上がりますが、なんでしょう、卓上に炭火があるとコクピットのような感じがあり全然違った感覚なんです。
ハッキリ言って焼き網スペースは小さいです。ちょっとずつしか焼けないのでガツガツお肉を食べたい時には不向きなグリルです。
ですが、ちょっとずつ焼いてはまったりお肉を食べるというのも中々良いものです!
なんでもかんでも網の上に置けませんが、空きスペースを考えながら「次はコレを焼こう」なんて考えながら食べるのも楽しいですよ♪
ちなみに奥さんと2人で使ってみたんですが、その時は焼き肉メインではなく、他の料理もあったので事足りました。
ただ、BBQメインで2人以上となると食べる方が早く「まだ焼けないの?」状態になりますのでご注意を。
ということで、ソロにピッタリ!そして、焼き肉をメインにしない2〜3人ぐらいまでなら十分なサイズです♪
満足③:着火剤をつかって楽ちん火起こし
非推奨ですが、ピラミッドグリルコンパクトは、100均などで購入できる着火剤を使うことで自動火起こしが可能です!
ということで、その時の様子をご紹介!
まずは、着火剤をつかうと変色するのと、後で灰を片付けやすくするために灰受け皿にBBQ用アルミホイルを敷きます。
その上に100均ダイソーで購入した着火剤2片をのせます。
セット!
グリルに炭を適量セットします。
あとは、着火剤に火をつければ
着火剤が消えるころには火起こしが完了しています♪(ダイソーの10分燃える着火剤を使った場合)
あとは火がついてる部分をトングで表面を向けBBQ開始です!
THE楽ちんです!
ただ注意してほしいのが、この方法を行うと
着火剤であぶられた部分にススがつくので片付けがちょっと面倒になります。
満足④:エスビットと組み合わせればさらなる軽量化
ロゴス・ピラミッドグリル・コンパクトは総重量が約1kgとコンパクトなわりに重いです。
その原因がこちらのスタンド。これだけで総重量の半分近くの重さ460gもあります。
そこで!エスビットの登場です!エスビット本体は85gなのでかなり軽量化できます♪
ではエスビットとピラミッドグリルコンパクトの上部だけを合体させてみます!
のりました!しかし、このままだと安定感がありません。ということで
ほんの少しだけエスビットを内側へ傾けます。
すると、安定感アップ!BBQ程度であればこれで安定して焼き肉を楽しめるようになります♪
そして、先ほどと同じくエスビットの上に着火剤をおけば自動火起こし可能です!
「重い」と思っている方でエスビットをお持ちの方は是非試してみてください!
この方法はYoutubeでキャンプ動画をアップされている有名キャンパーYORIKIさんの考察動画で知りました。
私がキャンプを始めるキッカケとなった方で、キャンプへ行きたくなる魅力的な動画をアップされていますので、是非チェックしてみてください♪
ちなみに焼き網も小さくするため変更されているようです!
ロゴス『ピラミッドグリル・コンパクト』残念ポイント
残念:網がジャストフィットすぎる
ピラミッドグリルコンパクトを購入するとついてくる付属の網はさすが専用の網とあってサイズがぴったりです。
というより、上の写真のように少しグリルより沈んだ位置にセッティングされます。
網がずれることが無いので安心なのですが、指が入る隙間もないので軍手や革手、先が太いトングで網を取り出すのは中々大変です。
じゃどうするの?なんですが
先っぽの細いトングや箸をつかえばヒョイっと持ち上げられます。
ただ、細いモノで持ち上げるので安定性が悪く一度網をひっくり返し食べ物を落っことしたことがあるので持ち上げの際はご注意ください。
ロゴス『ピラミッドグリル・コンパクト』2つの注意ポイント
注意①:大きな炭だと使えない
ピラミッドグリルコンパクトはとても小さなグリルなので炭を置く場所も狭いです。
なので、大きすぎる炭を使うと網が置けなくなってしまいますので注意してください。
ホームセンターなどで購入できる安価な炭は、サイズがバラバラだったりするので絶対入らないサイズの炭が入ってたりします。。割るしかないですね。。
もし、微妙に炭にあたって網がぐらつくという場合は
網をクルッとずらして置くことで1cmぐらい余裕が生まれますのでお試しを!
注意②:焚き火用の薪は半分に
ピラミッドグリルコンパクトはBBQの他に焚き火も可能です。
ただ注意してほしいのが一般的な焚き火用の薪だと長すぎてかなり不安定です。
そこで、のこぎりなどで半分にすれば大丈夫に!
ちょっと面倒ですが、出来なくはないので焚き火をしたい方はのこぎりのご用意を♪もしくは現地で短い枝の採取を!
我が家の片付け方
できるだけ片付けを楽ちんにしたい私は
BBQ開始前に、灰受け皿にアルミホイルを敷きます
こうすることで使用後はアルミホイルを取り除けば灰の処理はサッと完了します!(写真左の灰受けが汚れているのは前回の汚れです)
そして、一番洗うのが大変な網は
炭が生きてる間にアルミホイルで網を覆い焼き切ります。
こうすることで内部が高温になり網についた油や焦げを焼き切ってくれ、その後の網掃除が劇的に楽になります。
その後スス汚れを拭き取り、後は自宅で網を洗剤で洗うだけです!他のモノはよほど汚れがひどい時しか洗いません。
あくまでも私のやり方なので参考にならならいかもしれませんが、この方法だとけっこう楽ちんです!
- 灰受け皿にアルミホイルを敷きBBQ開始
- BBQ終了後アルミホイルで網を覆い焼き切る
- スス汚れを掃除し持ち帰る
- 帰宅後、網を洗って終了
100均BBQ網で代用できるか検証
網は炭で焼き切れば掃除が楽になりますが、そうは言ってもやっぱり洗うのは少々面倒です。
ということで、100均のBBQ網で代用できないか試してみました。
もともとついてくる網は『16 × 16cm』なので、これと同じか、それに近い網を探しました。
そこで見つけたのがダイソーの『15 × 15cm』の焼き網。なんと2枚はいって110円です。
うーん。。。1cm小さい網なので当然ですが純正の網よりさらに奥へ沈んでしまい、ただでさえ大きな炭が入らないというのに、より炭を選ばなくてはいけなくなりました。
ずらしておくこともできますが、サイズが小さいぶんけっこうギリギリです。
で、このままBBQをやってみたんですが『使えなくはないけど、かなり使い心地が悪い』というのが正直な感想です。
ということで、16×16cmより小さくすると使い心地が悪くなると分かったので大きなサイズを用意。
こちらもダイソーで1枚110円税。サイズは『27×27cm』です。
はい。大きすぎですね。使わなくてもわかります。間違いなく網が邪魔になります。
ということで相性ぴったりな100均網を現段階で発見できていません。理想は17〜18cmあたりなんですがそう都合よく売っていませんね。。
ロゴス『ピラミッドグリル・コンパクト』レビューまとめ
- 卓上BBQが想像以上に楽しい
- ソロやBBQをメインにしない2〜3人に対応
- 大きすぎる炭は使えない
かなりコンパクトなグリルだったので最初だけ使って、またユニフレームのファイアグリルに戻るかな?と思っていましたが、卓上BBQが想像以上に楽しく虜になりました♪
いつも大人数でBBQをされる方には役不足なグリルですがソロやBBQをメインにしない少人数であれば事足りますよ♪
気になった方は是非ピラミッドグリル・コンパクトをチェックしてみてください♪そして卓上BBQの楽しさを体感してみほしいです!