メスティンで作ったご飯は感動レベルに美味しんですよね!
しかし、火加減が難しかったり、火から下ろすタイミングが難しかったりで炊飯に失敗することも多々…
ということで!メスティンをつかった炊飯を完全自動で成功させるためエスビット・ポケットストーブを購入しましたので炊飯の出来具合とレビューをどうぞ!
目次
エスビット ポケットストーブ・ミリタリーを実際に使ってみて
念願の自動炊飯に成功
エスビットポケットストーブを使うことで念願の完全放置「炊飯」が成功いたしました!
私が所有しているラージメスティンとエスビットの組み合わせなら
- 米2合
- 水200cc
- 25gの固形燃料
上記の組み合わせを無風状態で行うことで「みずみずしくふっくらした」私にとって100点満点の炊飯に成功です!
もちろん完全放置です!
火をつけ、あとは火が消えるのを待つだけでOKのお手軽炊飯!
エスビットを購入するまではバーナーをつかって米を炊いていましたが
- 火加減
- 時間
この2つに大苦戦し失敗してばかり!
それがエスビットと固形燃料を使うことで一度火をつければ火が消えるまで放置でOKに!
エスビット×ラージメスティン 自動で美味しく炊ける組み合わせ
お米の量、固形燃料のグラム数、水の量を様々な組み合わせで試し、どの組み合わせがベストな米の炊きあがりになるのかまとめています!
とってもコンパクトで持ち運びに便利
エスビット ポケットストーブ・ミリタリーは手のひらに乗せられるサイズでとってもコンパクト!
収納時は幅9.8cm、奥行7.7cm、高さ2.3cm!
ポケットストーブという名前のとおり
前ポケットにもすっぽり入り
後ろポケットにも余裕で入ります!(撮影の見栄えのためにわざとエスビットの顔をポケットから出しています)
とにかくコンパクトなのでキャンプはもちろん、登山や釣りなんかで使用している方も大勢いらっしゃいます!
小さくとも色々なクッカーをのせられる
エスビット使用時は高さが増えるだけなので、さきほどご紹介した幅9.8cm×奥行7.7cmというサイズで使うことになります。
「ごとく」としてはけっこう小さいですが
ケトルをのせたり
ラージメスティンをのせたり
ニトリのスキレット(直径19cm)をのせたり
大型な鍋なんかものせられます!(大きくなりすぎると安定性はやや落ちます)
さらには!
エスビットの特徴である可動をつかい、ごとく部分を小さくすることで
シェラカップまでおけちゃうんです!
小さいものから、そこそこ大きな鍋までのっけることが可能です!
追記:その後購入したロゴスのピラミッドグリルコンパクトのスタンド兼灰受けとして使えます!
ピラミッドグリルコンパクトはスタンドが重いのでエスビットで代用すると軽量化になります!
残念:炊飯以外の使いみちが…
完全自動炊飯をしたくて購入したエスビット!
しっかりお役目を果たしてはくれましたが、どうも私のキャンプスタイルでは「お米を炊く」以外での使いみちが、いまいちピンと来ていません。
ちなみに私のキャンプスタイルは
- メインは炭火焼き
- サブはCB缶をつかうバーナー
上記の熱源がありますので、お湯を沸かすのもバーナーが早いですし、炭火焼きしている網の上でも湯をわかせます。
調理も同じ用に炭orガスのほうが便利ですし高火力です。。
焚き火をすればさらに熱源は増えますので、なかなかエスビットを使う機会がありません。
ちなみにメスティンをつかった燻製は火力が弱すぎて煙がでず失敗しました。
残念:風の影響をうけやすい
エスビットはご覧のとおり、両サイドが大きく空いています。
ということで、風が強い火はモロに風の影響を受けます!
風の影響を受けることで、火が真上にいかなかったり、固形燃料が早く燃え尽きてしまいます。
風の影響をうけた結果、成功するはずだった炊飯が大失敗(笑)追加で固形燃料を中途半端に使うはめになりました。。
対策として、アルミホイルなどを長方形におり
風をシャットアウトするという方法があります!
もしくは、風防をつかって風をシャットアウトするという方法もとれます。
ということで、エスビットは風対策もしっかり考えて使いましょう!
残念:100均の固形燃料を収納できない
エスビットポケットストーブ・ミリタリーは購入時にエスビット社の固形燃料が付属してきます。
写真の通り、ポケットストーブのサイズに合わせて作られているので、すっぽりキレイに収まります。
しかし!
100均などで購入できるメジャーな固形燃料はサイズが大きすぎて収納できません。。上の写真は25gの固形燃料です。
ちなみに20gの固形燃料も残念ながら収納することができませんでした。
残念:付属されていた固形燃料がクサイ
先程、エスビットを購入すれば最初から専用の固形燃料が付属してくると言いましたが…
これ、めちゃくちゃ臭いです(笑)スルメのような匂いです!
残念:付属固形燃料はススがすごい
付属の固形燃料はよく燃えてくれます。1つ14gではありますが、100均で購入した20gの固形燃料よりやや長く燃えてくれました。
が!しかし!
がっつりススが付きました!あと、初めてメスティンの裏が虹色になりました。ガスや焚き火、炭ではこうはならなかったんですが…
ススを気にされるかたは100均などで買える青色の固形燃料をつかったほうが良いです。
価格
価格は1,547円(アマゾン:2018年7月11日時点)
公式価格は税込み1,620円ですので、少しだけお得に購入できました!
スペック
名称 | ポケットストーブ・ミリタリー |
メーカー | エスビット |
サイズ | 98×77×23mm(収納時) |
重量 | 85g(本体のみ) |
素材 | 亜鉛メッキ鋼、燃料ヘキサミン |
付属品 | 14g×6個のタブレット固形燃料 |
収納時サイズは9.8×7.7×2.3cm。
固形燃料を置く、台座と床の隙間は1.1cm。台座からごとくまでは4.5cmです。
また固形燃料を置く台座は約7cm×7cmの広さです。
付属品は
エスビット社のタブレットタイプの固形燃料14g×6個です。
使い方
使い方は簡単!ポケットストーブを
両サイド「パカっ」と広げて(完全に垂直にもできます)
固形燃料を置いて着火です!
注意点
エスビット使用直後は、かなり高温になっていますので火傷に注意です。
固形燃料、使用時は床と接地する部分が約50℃〜70℃ぐらいの温度になります。
ちなみに、アルミ箔で包まれていない固形燃料は100均などで購入できる銀紙を使うと便利!
アルミ箔のない固形燃料をエスビットの上で使うと後片付けが大変!
バリエーション
エスビット ポケットストーブには大きくわけて3種類あります!
- ポケットストーブ・ミリタリー(今回ご紹介)
- ポケットストーブ・スタンダード
- ポケットストーブ・ラージ
ミリタリーとスタンダードの本体は全く同じモノ。違うのは付属してくるタブレット型固形燃料です。
ミリタリーは14g×6個。スタンダードは4g×20個になります。
ラージは名前のとおり大きなサイズのポケットストーブ!
ミリタリー・スタンダード | ラージ |
98×77×23mm | 132×94×38mm |
85g(本体のみ) | 174g(本体のみ) |
また、ラージに付属してくる固形燃料は14g×12個となっています。
エスビット ポケットストーブ・ミリタリーまとめ
- メスティンと組み合わせて自動炊飯できる
- ポケットに入るコンパクトさ
- 外で使うなら風対策を
- 炊飯以外で使いづらい(私は)
総合的に見て残念ポイントが多くなってしまったエスビットではありますが、完全自動でふっくら美味しいお米が炊けた時は感動でした!
火加減、時間調整が難しい飯ごう炊飯を完全放置で出来る恩恵は全ての残念ポイントを上回るほど素晴らしいです!
飯ごう炊飯に気を遣いすぎてストレスを感じている方は是非エスビットを取り入れてみてください♪