アウトドア・スポーツ

中華製で安くトライポッドデビュー!いらないと思ってたけど楽しくて便利だった

トライポッド 中華製

好きな場所にランタンを吊るしたい!

と購入してみたのが中華製の安価なミニキャンピングトライポッド!

カメラの三脚みたいなアレです。

ミニサイズなので高い位置から全体を照らすといった使い方はできませんが、オイルランタンとの相性は抜群!

トライポッドといえばな吊るして焚き火で炙るも楽しめ1つで2役

ということで、「トライポッドってどうなのよ?」や「安いのってどうよ?」の参考になるようレビューしてみました!

ノーブランドのため類似品多数です。ご紹介する商品と同じものを選ぶ場合、収納袋のデザインを参考にしてください

ノーブランド『ミニトライポッド』基本情報

名称 ミニキャンピングトライポッド
メーカー 不明(中国製)
材質 アルミ
サイズ(組立時) 高さ78cm、脚と脚の距離58cm、中央から脚まで38cm(実寸)
サイズ(収納時) 33 × 8 × 厚み3cm(実寸)
重量 収納袋込み472g(実測)
耐荷重 15kg

デザイン・特徴

アマゾンで購入したノーブランドのミニトライポッド。

価格は1,889円(2019年6月9日時点)

黒い収納袋つき。

材質はポリエステルかナイロンで見た目はちょっと安っぽいですが、生地はそこそこしっかりしてます。

ロゴ?と思ったら「こういうふうに使えます」の絵でした。

下には「Mini Camping tripod」とサイズ表記。

裏は無地です。

収納袋はマジックテープによる開閉。中にMADE IN CHINAのタグがありました。

中身を取り出すと、ビニール袋に包まれたミニトライポッドのご登場!

内容物はアルミ製の脚が9本、それから吊り下げフックのついたチェーン。

安いので文句はありませんが、キズがあり塗装も雑です

このへんはキャンプで使ってるうちに汚れてくるので良しとしてます。

9本の脚は2種類にわかれ、地面にくる3本とその他6本となっています。

1番下にくる脚は先端が少し尖った形状をしており、写真左のようなボコッと膨らんだ部分が無いのですぐに見分けられます。

吊り下げフックのついたチェーンです。

吊り下げフックに吊るせるのは最大で2.5cm幅ぐらい。

吊り下げフック反対側のパーツはチェーンの長さ調整に使用します。

チェーンは黒いパーツの中を通っており、取り外しはできません。

では実際に組み立てていきます!

組み立て方・サイズ

ミニトライポッドの組み立て方は簡単!

まずは脚のネジをくるくるまわして合体。9本を3本にします。

9本中3本だけ一番下にくるパーツなので、そこだけちょっと注意です。

つづいて脚とチェーンのやつを合体!平な方ではなく、斜めになっている方から脚を合体させます。

3本とも合体できたら完成です!とっても簡単!

完成したミニトライポッドがこちら!

チェーンを引っ張り

チェーンの輪っかに留め具?を差し込めば

吊り下げフックの高さを調整できます!

最大でここまで吊り下げフックの高さをあげれます。

では、実寸サイズをご紹介。

脚の太さは8mm

全体の大きさは高さ79cm、中央から脚までが40cm、脚と脚の距離が65cm。

なんですが

ネジ穴の角度が悪いのか脚がぐねっており、脚と脚の距離は58〜65cmとばらつきがあります。

ちなみに商品ページでは脚と脚の距離が54cmとされています。

設置例:ピコグリル398

ピコグリル398サイズ
奥行き 高さ
38.5cm 25cm 22.5cm

ピコグリルを下に設置する場合、縦横高さ全てにゆとりがありラクラク設置可能です。

ピコグリル 398 Picogrill
ピコグリル

設置例:ファイアグリル

ファイアグリルサイズ
奥行き 高さ
43cm 43cm 33cm

ファイアグリル(ノーマルサイズ)を下に設置する場合、角度が悪いと軽く触れてしまいますがギリギリ大丈夫です!

ちなみに純正のBBQ網なら配置できまが100均網(40×40cm)だと無理でした。

つづいてチェーンの長さ

吊り下げフック調整範囲は、チェーンを最長まで伸ばした状態で下から31cm。チェーンを最短にしたときは下から68cmでした。

配置例:フュアーハンドランタン(高さ26cm)

チェーン最短状態。

チェーン最長状態。

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ノーブランド『ミニトライポッド』4つの満足ポイント

満足①:トライポッドの使い心地が想像以上に良かった

トライポッドを取り入れる多くの方は「ダッチオーブンや鍋を吊るして調理したい!

だと思うんですが、私の場合ランタンを吊り下げたいでした。

ポールがあればフックをつかってランタンを吊るすことができますがポールを使わない日もありますし、ポールから離れた場所に明かりがほしいこともあります。

そこで以前、どこにでもポールを立てられるポールペグなる商品を導入したんですが破壊してしまいました。

ということで!今一度ランタンを好きな場所に吊るせるキャンプギアがほしいと購入したのがミニトライポッドです。

購入前から分かっていましたが、ミニトライポッドには高さがありません

なのでメインランタンを吊るすという使い方をしても微妙だと思うんですが、オイルランタンならいい感じです♪

オイルランタンをテーブルの上に置くとテーブルが狭くなる&火傷することがある。

地面に置くと目線を下げないと見えない。

それがミニトライポッドを使うことで両方クリア!さらには場所移動もラクラク!

と、思ったとおりの使い心地で十分満足だったんですが

せっかくなので焚き火と組み合わせて使ってみると…

やべぇ。これいいかも!とランタンスタンドとして使うより焚き火と組み合わせて使うほうがしっくりきました!

我が家には吊り下げられるものがケトルぐらいしかないので100%使いこなせていませんが、吊り下げておけばいつでもお湯が使える状態に!

沸騰したらチェーンをつかってささっと高さを変え保温状態に。

小さなケトルであれば上まで持ち上げることで焚き火の邪魔にもなりません♪

焚き火をまったり眺めながら、ついでにお湯まで沸けてしまう。最高です。

ちなみに火の大きさにもよりますが、上部や下部は熱を持ちづらいので、邪魔になったら移動させるもすぐできます!

満足②:キャンプらしさグンとUP

ミニトライポッドを取り入れたことによって我が家のキャンプがもっとキャンプっぽい見た目になりました(勝手なイメージです)

うーんキャンプっぽいですね。

夜も雰囲気いいですね。

小さいながらに存在感があってカッコいいですね。

と、写真ではちょっと伝わりづらいかもですが、トライポッドがあると「お!キャンプやってるね!」な感じになります。

満足③:軽い!コンパクト!持ち運びしやすい

購入したトライポッドの重量は472g。ペットボトルジュースより軽く

収納サイズもコンパクト!

コンパクトになる代償として、組み立て解体はどうしても必要ですが、構造がシンプルなので苦になりません♪

満足④:商品詳細どおりの耐荷重15kg

我が家には吊るせるものがコールマンの小さいケトルぐらいで、水をたっぷり入れたとしても700gほど。

このぐらいの重さであれば何も気にせず使用できます。

では何キロまで耐えられるのか?商品ページには15kgとあるが本当なのか?

検証してみました。

まずは5kgの重り。

大丈夫です!

つづいて10kgいきます!

大丈夫です!

が、脚が開いておりちょっと怖いです。

でも15kgいきます!

 

 

なんと!華奢なボディなのに15kgに耐えてくれました!

ということで一応商品詳細どおりの耐荷重はあります!

しかし、GIFを見てもらっても分かるとおり、脚のひろがりが凄まじいです。

そして下に毛布があったから脚の広がりがとどまってくれてますが、脚が滑る上で15kgを吊るした場合、おそらく脚と脚の連結部分が折れる気がしています。

地面に食い込み脚が滑らないなら大丈夫かもですが、10kgぐらいが安心して使える範囲かなと思います

それでも安くて、華奢なボディでありながら10kgぐらいならOKというのは満足な結果です!

ちなみにユニフレームのダッチオーブン10インチが5.8kg、12インチが8.8kg(空の状態)です。

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ノーブランド『ミニトライポッド』注意ポイント

注意:小さいです。サイズ確認をしっかりと

いろいろな写真を見てもらったのでだいたいの大きさはお分かりいただけたかと思いますが、ミニトライポッドは小さいので注意してください。

とくにダッチオーブンなど深さがあるモノを吊るすなら、下にくるグリルや焚き火台の高さも要確認です。

多少の誤差はありますが、10インチのダッチオーブンを吊るした場合上の写真のようになり、下から35cmしかゆとりがありません。

トライポッドは上へ行くほど幅が狭くなるので、これ以上は上へ持ち上げることができません。

もし下にファイアグリルを置くなら、ファイアグリルの高さが33cmなので2cmしかゆとりがなく、吊るせたとしてもほぼ直置き状態。

高さを調整し火加減を調整するといった使い方はできません。

ということで、ダッチオーブンなどを吊るしたい場合は、サイズ確認をお忘れなく

参考になるかわかりませんが、直径がいくつなら下に何cmゆとりがあるのかの写真です。

下から◯cmというのは鍋の深さは考慮してません。

なので、直径18cm深さ10cmの鍋なら「60-10」で地面から50cmゆとりがあるといった感じになります。

ここにお手持ちのグリルや焚き火台の高さをさらに引いた数字が「ゆとりスペース」となります。

ノーブランド『ミニトライポッド』レビューまとめ

  • ハマる人はハマる使い心地
  • 安くて華奢だけど意外とタフ
  • サイズは小さめ

トライポッドなんていらないでしょ

とずっと思ってましたが、いざ使ってみると便利ですしけっこう楽しめるキャンプギアでした

サイズこそ小さいですが、価格も安いのでトライポッドデビューにはちょうど良い商品です♪気になった方はぜひチェックしてみてください!

ノーブランドのため類似品多数です。ご紹介する商品と同じものを選ぶ場合、収納袋のデザインを参考にしてください

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