テンマクデザイン人気テント「サーカスTC」
テンマクデザイン人気タープ「ムササビウイング」
この2つを連結させたいけどどうすれば?何が必要?簡単?
答えは、ストラップギアをつかえば連結は簡単!
ということで!この記事ではサーカスTCとムササビウイングをストラップギアを使った安く簡単に連結する方法を写真たっぷりでご紹介いたします!
目次
サーカスTCとムササビウイング連結方法
まずはじめに
ご紹介する連結方法はポールを強引に使用する方法で、推奨される方法ではありませんので予めご了承ください。
いちおう雨風の強い日も大きなトラブルはありませんでしたが、使用状況によってはどこかが破損したり倒壊する可能性もありますので十分にご注意ください。
ちなみに設営後強風になった日がありましたが、その時は破損・倒壊ではなく「タープのペグが抜ける」で連結そのものに影響はありませんでした。
連結に必要なモノ
- サーカスTC
- ムササビウイング
- タープ設営に必要なモノ(ポール、ペグ、ハンマー)
- ストラップギア
- 70cmぐらいのロープ(自在付き)
ポールは1本でOKですが、連結方法によっては2本以上あったほうが良いです(後ほどふれます)
ちなみに個人的におすすめなポール長さは240cm。見た目と使い心地のバランスが良いです。
連結部分に使用するのがシリコン製で伸縮するストラップギア8インチと、70cmぐらいのロープ。
ロープに自在金具をつけておくと微調整がやりやすくなります!
連結スタート!の前に
ストラップギアをつかう場合2パターンの連結方法があります。
1つがサーカスTCをフルクローズできる連結。
もう1つがサーカスTCをクローズできない連結。
これはロープをどこから出すかによって変わります。
フルクローズできる連結 | フルクローズできない連結 | |
メリット | 周りの視線、冷気を遮断できる。虫が侵入しづらい | タープ下を有効に使える。ロープ干渉がない。見た目が左右対称 |
デメリット | タープ下面積がせまい。ロープがサーカスTCに干渉する。見た目がアシメトリー | 外からテント内が見える。冷気が入る。虫が入ってきやすい |
どちらの連結方法もメリット・デメリットがありますので好みのほうを選んでください。
今回は「フルクローズできる」ほうでご紹介します!
いちおうフルクローズ連結が抱えるデメリットは対策できるのでそのへんも合わせてご紹介します。
連結①:サーカスTCを設営
まずはサーカスTCを設営!
フルクローズ連結する場合、ファスナーの隙間からロープが出てくるので、タープの向きを意識しサーカスTCを設営してください。
連結②:ムササビウイングをひろげ下準備
つづいてムササビウイングをひろげ、おおよその位置を確認。
ムササビウイング先端に合わせポール、ロープを準備。
ペグを2ヵ所打ち込み、ロープも引っ掛けておきます。
これで先端側の準備は完了!
連結③:ストラップギアをセッティング
サーカスTCのポールにストラップギアを巻きつけます。
高さはあとで微調整できるので「このへんかな?」な位置でOKです。
自在金具のついた70cmのロープをストラップギアに取り付けます。
そしてストラップギアがずり落ちないようロープを引っ張りながら
サーカスTCのダブルファスナーの間を通し外へ出します。
フルクローズしない場合はファスナーのすき間を通す必要はありません。
ロープが70cmぐらいだと上の写真のようにロープを引っ掛けておけば手を離しても
中はこんな感じでストラップギアはずり落ちません。
ということで焦ることなくムササビウイングのお尻部分と連結(私はカラビナつかってますがもやい結びでもOKです)
これでムササビウイング立ち上げの下準備が整いました!
連結④:ポールを立ち上げる
タープ後ろを引っ張ったので、最初にセッティングしたポールやロープから離れてると思います。
タープ側を引っ張って、ポールのところへ向かいます。
そして、タープ→ロープ2本の順番でポールへ。
あとはポールを立ち上げればOK!
サーカスTCのポールが既にあるので簡単に立ち上がります!
ちなみに上のGIFは、おすすめしている240cmのポールではなく280cmのポールをつかってます。
連結⑤:連結部分を微調整
ここは好みになってくるんですが、サーカスTCとムササビウイングとのすき間だったり、ムササビウイング後方の高さを微調整します。
連結に使用したロープの自在をいじれば
このぐらいあったすき間が
ぴったりくっつくぐらいに調整できます。
ここにすき間があると雨が降ったときに
こんな感じでびちょびちょになります。
あとは、ストラップギアを動かし好みの高さへ調整。
ストラップギアは伸縮するので簡単に調整ができます。
連結⑥:ムササビウイングのロープを張って完了
ここまできたら後はムササビウイングのだら〜んとなってるサイド部分を張って完了です!
おつかれさまでした!
サーカスTCのポールを利用することで、通常のタープ設営より難易度はかなり下がりますので1人でも簡単です♪
あと、ムササビウイングだけでなく他のタープでも連結可能です!
フルクローズ連結のデメリットと解決策
ご紹介した連結方法であれば、サーカスTCのファスナーを閉めることができ、いつもどおりのサーカスTCとして使えます。
しかし、デメリットもあります。ということでデメリットとその解決策。それからフルクローズしない場合との比較をご紹介いたします。
①タープ下面積が狭い
これが個人的に一番「うーん」なところなんですが
ファスナーからロープを出す場合、サーカスTCのとがった部分がムササビウイング真下に食い込んでくるので有効スペースがかなり狭くなります。
ロープを中央から出す場合、クローズはできないけど入口はスッキリ。見た目もスッキリでまさに連結といった姿です。
では解決策!
ようは邪魔な部分を取り除いてしまえばOKなので
固定しているサーカス裾の輪っかをペグから取り外し、くるくる幕をまきつければ
こうだったのが
こうです!
後ろから見るとこうだったのが
こうです!
これでタープ下をたっぷり有効に使えるようになります!
この方法はサーカスTCの支えが1つ失われますが、1ヵ所ぐらいであれば倒壊することはありません。
ちなみにクローズする時のためにペグは残したままにしています。つまづき防止としてペグの上にテーブルやラックを配置すれば問題なし!
もし、ペグが邪魔なら場所を覚えておき、クローズしたい時に再度ペグダウンしてください。
②ムササビウイングの張り網がサーカスTCに干渉する
フルクローズ連結にてムササビウイングをシワ無くキレイにはろうとすると、ムササビウイングのロープがサーカスTCに干渉してしまいます。
そこまでひどい干渉ではありませんが、見た目も幕にもあまりよろしくありません。
分かりづらい写真ですが、中央からロープを出した場合は干渉しません。
では解決策!
ポールを入れてあげれば高さが生まれ干渉しなくなります!
タープの高さによって前後しますが、120cm以上のポールがほしいです。
これがポールは2本以上あった方がいいと言った理由です。
ただ…お気づきかもしれませんが、この方法をとってしまうと、追加ポールが邪魔で幕をクローズできなくなるんです。
何か良い方法は無いか?と試行錯誤してみましたが
- 幕とロープの間にタオルなどを挟む
- 干渉するロープをゆるめる
- クローズする時のみペグの位置を変える
ぐらいしか思いつかず。。
今後何か良い案があれば追記いたします!
ということで、フルクローズできる連結方法にもデメリットはありますが、それなりに対策が可能ですので「テントを開けっ放しにしたくない」そんな日はフルクローズによる連結を楽しんでみてください♪
サーカスTCとムササビウイング連結方法まとめ
以上、サーカスTCとムササビウイングの連結方法でした!
記事内でも言いましたが、連結はとても簡単です!
それなのに設営後の満足感はたっぷりありますのでぜひぜひ連結にチャレンジしてみてください♪