サイズが小さく、設営も撤収もめちゃくちゃ簡単なネイチャーハイク・スターリバー。
簡単すぎて説明書すら必要としないテントではありますが、あえて設営方法と撤収方法をご紹介いたします!
我流ではありますが「たたみ方」についてもご紹介していますので参考になれば幸いです!
目次
ネイチャーハイク『スターリバー』レビュー
ネイチャーハイク・スターリバーのデザインや特徴、サイズだったり使い心地は下記の記事でレビューしています。
スターリバーの設営方法
まずはじめに
ネイチャーハイク・スターリバーは設営に必要な道具が全て揃っていますが、ハンマーは付属していません。
ただ、付属しているアルミペグは短いの足で踏みつけたり、石をハンマー代わりにすることも可能なので、無くてもなんとかなることが多いです。不安な場合はハンマーをご用意ください。
▲私が愛用している安くて収納袋付きなペグハンマーです。
設営①:設営できる場所を確保
まずはテントを設営できる場所を確保!
スターリバーはサイズが小さく、6畳の部屋で組み立てできるほど省スペースで設営可能です!
また、テント完成後に場所移動ができるので「とりあえずこのへんに設営する」が可能です!
設営②:グランドシート→インナーテントを準備
設営する場所がきまったら「Mat」と書かれた収納袋に入ったグランドシートを取り出し
設営場所に広げます!
グランドシートには裏表があって、赤矢印で示したプラスチックのカチッとなるやつが上向きになるようにしましょう。
次にメッシュのあるインナーテントをグランドシートの上へ。
つづいてグランドシート四隅についてるロープをペグで仮止め。
ここはやらなくてもOKなんですがペグで固定していたほうがこの後の設営がやりやすくなります。
設営後テントの場所をずらさないなら仮ではなく本気で打ち込んでOKです。
設営③:ポールをインナーテントに接続
ポールを取り出し骨組みを作っていきます。
ガチャガチャしてますが
ポール内部に内蔵されたコードによって複数本あったポールが
1本になります!ちょっと見づらいですが魚の骨のような形に。
そして、これまた見づらいんですが写真右に飛び出した2本のみポールの色がグレーで、後はレッドです。
インナーテント四隅も同じようにグレーとレッドに分かれていて、グレーのポールはグレーのベルトへ。
レッドのポールはレッドのベルトへといった感じに接続します。
ポールの先端は凹凸があるので、ここを
インナーテント、それからグランドシートにあるハトメへ
突き刺します!
これを四隅同じように接続していきます!
この時、先程ご紹介した「ペグで仮止めしておく」が効果を発揮し、テントがずれることなくスムーズに接続できます!
ペグがない場合、ポールをぐーっと押し込み穴へ突き刺すタイミングで、反対側へテントやグランドシートが逃げていってしまいます。
ということで、ポールとインナーテント&グランドシートが合体しました!
設営⑤:ポールにインナーテントを吊り下げる
つづきまして、インナーテントのあちらこちらにあるフックをポールへと引っ掛けていきます!
何も難しいことはなく、ただフックを真上に持ち上げポールにカチッと引っ掛けるだけ!
はい!インナーテントが立ち上がりました!簡単で楽しい瞬間です♪
最後に真ん中にあったポールと、インナーテント上部にある赤いベルトをくっつけます。
これでインナーテントの完成です!残すはフライシート!
設営⑥:フライシートをかぶせる
最後にフライシートをかぶせていきます!
フライシートにも「グレーとレッド」のベルトがありますので、色を合わせていきます!
ばさぁぁぁああ!
つづいて四隅を合体していくんですが、受け側が2つあります。
どちらと合体させてもOKなんですが、凹②のグランドシートがおすすめ。
こちらにつなぐとテントを移動するときにグランドシートが外れなくなるのでストレスなく持ち運べます。
と、言いながら凹①のほうにつないじゃってますが気にしないでください。カチッとはめるだけです。これを四隅全部合体させます。
設営⑦:ペグダウン
あとは、テントを配置したい場所へ移動しペグダウンをしていきます!
悪天候でない場合、私は上の写真★マークの
- グランドシート四隅 × 4本
- 前後左右 × 4本
といった感じで8本のペグで固定しています。風が強い場合などは付属のガイロープをつかってさらに補強できます。
あ、上の写真手前と奥の★2つは
張り網がないとペグダウンできなかったと思いますので、付属の張り網をテントに結びペグダウンしてください。
最後にベンチレーションをセッティングすれば
完成です!おつかれさまでした!
細かく説明しましたので「長い!めんどくさそう!」と思ったかもしれませんが、めーーーちゃくちゃ簡単ですのでご安心を♪
慣れれば5〜15分ぐらい、初めてでも10〜25分ぐらいで設営できます♪
番外編:フライシートのみで自立式ミニタープ
ネイチャーハイク・スターリバーはインナーテント無し、フライシートのみでの設営もできます!
グランドシートにもハトメがあるので、ポールを接続。
ポールにフライシートをかぶせ
四隅をカチッと連結すれば
自立式ミニタープの完成です!
スターリバーの撤収方法(たたみ方)
撤収準備:テント底を乾燥させる
上の写真は別物ですが、一晩つかったテントの底(グランドシート)は雨が降らずとも濡れている可能性大なので、移動させたりし早めに乾燥させるのがおすすめです。
撤収①:組み立ての逆の手順で解体
まずペグを抜きます(雨が降ってきたので自宅にチェンジ)
フライシートをはずし
フックを外し
つないでたポールを小さくしていきます。
端からちょっとずつバラしていけば省スペースで片付けられます。
ポールの撤収完了。
撤収②:インナーテントをたたむ
では、我流ではありますがたたみ方をご紹介します!
たたむ時は2ヵ所ある入口ファスナーを少しあけておきます。
上半分がメッシュなテントですが、ファスナーをあけておくほうが空気が逃げやすくたたみやすいです。
つづいて、上のGIFのように両サイドを折ります。
私は入口がある面にシワを作りたくないのでこういった折り方をしています!メッシュ部分のシワは…無視です!
では畳んで小さくしていきます。青矢印部分がセンターなのでここを目印に
両サイド折ります。
で、このまま半分に折りたいところなんですが、半分に折ってしまうと収納袋からはみ出すので
必殺の三つ折りです!
これで収納袋に収まるようになります!
そのままクルクル巻くとながったらしくなるので半分に折っておきます。これでインナーシートは完了です!
撤収③:フライシートをたたむ
つづいてフライシートをたたんでいきます!
上の写真はちょうど半分に折った状態。真ん中に赤いラインが見えてると思いますが、入口ファスナー部分です。
フライシートもセンターラインを意識し折っていきます。
まずはセンターラインを軸に半分に。
スターリバーは左右非対称なテントなのでざっくり重なればOKです!
つづいてセンターラインめがけて折ります。
次はとんがりを下へ。
ぴろっと出てたのを折って四角形へ。
半分に折ったらフライシートも完了!
撤収④:丸めて収納袋へ
最初に畳んだインナーテントの上に、さきほどたたんだフライシートを重ねます。
このまま巻いていってもいいんですが、フライシートについてるロープやらベルトやらが巻く時に邪魔なので
フライシートをさらに半分に折って、インナーテントより小さくしておきます。
こうすることで、早い段階でロープやベルトが巻き込まれて行くのでスムーズに巻けます♪
では、ポール、お好みでペグを合わせてクルクル巻いていきます。
じゃまなロープたちが先に巻き込まれていきます。
はい!付属のベルトで巻きつけたら
収納袋へ入れて完了です!
収納袋の中でグーチョキパーができるほどゆとりがあります!
撤収⑤:グランドシートのたたみ方
個人的に一番厄介だったのがグランドシートです。
新品時はクセがついているので、そのとおりに畳んでいけばOKなはずなんですが、「あれ?どこか間違えた?」でキレイにたためなくなってしまいました。。
ということで!正解ではないですが私がやってるたたみ方をご紹介します!
まず、半分→半分→半分・・・といった感じでずっと半分に折った場合、大きすぎるか小さすぎるかで中途半端になります。
ということで、半分→半分とずっと半分に折っていき、最後の最後だけ三つ折りすると
ちょっとはみ出すけど幅はOKなサイズにできます!
もし、収納袋からはみ出すのが嫌であれば、
半分→半分…半分→三つ折り→三つ折り といった感じで最後2回を三つ折りすることで収納袋に入るサイズになります。
こちらのほうが見た目は良いですが、先ほどより若干厚みが増します。
もっと良い方法があると思いますが、私は覚えやすいのが好きなので、上記2つのどちらかでたたんでます!
ちなみに、グランドシートもテント本体の収納袋へ入れられます♪
ネイチャーハイク『スターリバー』設営・撤収方法まとめ
ながながと説明してきましたが、設営と解体は本当に簡単なテントです!
たたみ方だけ「ん?どうやるんだ?」になると思いますので、我流ではありますがこの記事が少しでも参考になれば幸いです!