やっぱり高い商品は質がいい?
そんなことを思わせてくれたのが今回ご紹介するモンベルの化繊シュラフ『バロウバッグ』です!
- 車でキャンプへ行く
- 気持ちよく眠りにつきたい
- 窮屈なのは嫌
そんな方にピッタリなシュラフ(寝袋)です!
安物シュラフと比べれば価格は0が1つ多くなってしまいますが、寝心地は抜群!幸せを感じながらキャンプ場で眠ることができます!買ってよかったと本気で思えるシュラフでした!
ということで今回はモンベルの化繊シュラフバロウバッグ#2について詳しくご紹介いたしますので、シュラフ選びに迷っている方は是非参考にしてみてください!
モンベル バロウバッグ#2が登場するまとめ | ||
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目次
モンベル バロウバッグ#2商品情報
価格は税込み18,900円
アウトレットパークにあるモンベルで税込み18,900円でした!
アウトレット店舗での購入ですが安くなっているわけではなく定価での販売でした!
モンベルはSALEをしないで有名なブランドで、アウトレット店舗でも、通常のモンベル店舗でも価格は同じになります!例外として旧モデルは値引きがあります!
スペック
名称 | バロウバッグ#2 |
メーカー | mont-bell(モンベル) |
対応温度域 | コンフォート温度2℃/リミット温度-4℃/エクストリーム温度-21℃ |
収納時サイズ | 直径20×奥行33cm |
重量 | 1,460g/収納袋有り1,554g |
適応身長 | 〜183cmまで |
カラー | サンフラワー |
モンベルバロウバッグ#2を選んだ理由
ダウンにするか化繊にするか問題
シュラフには大きくわけて2種類あります!
1つはダウンシュラフ。もう1つは化繊シュラフ。
私が知ってる情報をまとめてみるとこんな感じです
ダウン | 化繊 | |
メリット | 軽い、コンパクト | 価格が安い、管理が楽 |
デメリット | 価格が高い、管理が大変 | 重い、かさばる |
実際にモンベルの店舗へ行き、実物をチェックしましたがダウンは本当にコンパクト!一方の化繊シュラフは2倍、3倍大きいです。
ただ、お値段も同じように2倍、3倍ダウンのほうが高いです。(公式価格:ダウン#2→58,000円 化繊#2→17,500円)
価格をとるか、コンパクトさをとるかで悩むところだと思います。
が、私は即決!化繊にしました!
理由は価格、そして想像してたより化繊も小さかったからです!
ダウンと比べれば当然大きいです。ですが、我が家はキャンプへごっつい毛布を持って行っていたので、毛布と比べれば半分以下のサイズということで化繊となりました!
500mlのペットボトルと比較。
上手にしまえるかどうかで大きさは変わりますが、およそ直径20cm、奥行33cmです!重さは収納袋ありで1,554gです!
バロウバッグとアルパインバロウバッグの違い
化繊にすることが決まったら残り2つを決めます。
1つが『バロウバッグ』にするのか『アルパインバロウバッグ』にするのかです。
なんとなくアルパインバロウバッグというネーミングのほうが凄そうなイメージがありますが逆です。
バロウバッグのほうが伸縮率が高くお値段も高いです。
- アルパインバロウバッグ…伸縮率120%
- バロウバッグ…伸縮率135%
価格差は1,000円〜2,000円ほどあります。(#いくつか、によって価格差が違います)
ここは、より快適に眠りたい願望があるので伸縮率の高いバロウバッグを私はチョイスしました!#2だと価格差1,000円でした!
対応温度域はどれが良いのか店員さんに質問
化繊を選び、伸縮率の良い方を選び、最後に待ち受けているのが『対応温度域』です!
ここが一番悩みました。
モンベルのシュラフは#5…#3…#0といった感じで『数字』の数が小さくなればなるほど寒さに強くなります。
そして、数字が小さくなればなるほど、お値段は高くなり、収納サイズは大きくなります。
モンベルの店員さんに「どのあたりが良いのか?」を訪ねてみたところ
店員さん「モンベルのシュラフを愛用されている方は『#3』と『#0』の2個を季節によって使い分けてる方が多いです」
と教えていただきました。#3を春〜秋に使用し、#0を冬に利用するようです。
困りました。2個も買える余裕はありません。ということで質問をかえ
「夏以外の春秋冬で使うならどれがいいですか?」
店員さん「それはちょっと難しいですね。冬に使うシュラフだと春や秋では暑いです。かと言って春や秋用だと冬は寒いです」
どうも、春秋冬の3シーズンを快適に過ごせるシュラフはないようです。考えてみればそうですよね、冬はめちゃくちゃ気温が下がります。
「冬用羽毛布団は春も秋も快適ですか?」と質問しているようなものです。。
しかし、2個は買いたくない。できれば夏以外を1つのシュラフで過ごしたい…そこで話しには出てこなかった#1と、#2のことを聞いてみました。
店員さん「#1はそれなりに服を着れば雪中キャンプでも大丈夫だと思いますが、#2は雪が降るような場所では厳しいと思います。ただダウンなどしっかり着込めば大丈夫かもしれません。あ、もちろん春と秋は暑いですよ?とくに#1は」
この会話で決断しました。
中途半端な位置にある#2を買おうと!(笑)
正直、まだ冬のキャンプを経験していないのでベテランキャンパーさんから見れば「こいつ冬をなめてるな」と思われるかもしれませんが、身をもって#2でどこまで行けるのかチャレンジします!
ということで話しの中に出てきたバロウバッグ#0〜#3、そして#5の公式対応温度域がこちら!
コンフォート温度 | リミット温度 | エクストリーム温度 | |
#0 | -7℃ | -14℃ | -34℃ |
#1 | -3℃ | -9℃ | -27℃ |
#2 | 2℃ | -4℃ | -21℃ |
#3 | 6℃ | 1℃ | -14℃ |
#5 | 9℃ | 4℃ | -9℃ |
寒さに弱い人がリラックスして眠れる温度 | 寒さに強い人が寝袋の中で丸まり、寒さを感じることなく眠れる温度 | 寒さに弱い人が、寝袋の中で寒さに震えながら6時間耐えられる温度 |
バロウバッグは#5まで。#4はありません。
モンベル公式だと、バロウバッグ#2は『2℃』を下回ると多くの方が寒さを感じるようです。果たしてどうなるのか…
バロウバッグはロングや左ジッパーあります
バロウバッグを選ぶことで、もう2つほど選択することになります。
1つが『ノーマルorロング』
これは単純にシュラフの長さが変わるだけです。
ノーマルが183cmまで対応、ロングが190cmまで対応です。価格はロングのほうが1,000円〜2,000円ほど高くなります。
もう1つが『右ジッパーor左ジッパー』
これは、シュラフのジッパーの位置が右側にくるのか、左側にくるのかの選択です。
私は左ジッパーを選びましたが、使いやすさはどちらもそこまで変わらないような気がします。左だからやりやすいこと、やりにくいことあります。
もし、モンベルのシュラフを2つ以上所有しようと考えている方は右ジッパーと左ジッパーを1つずつ持っていれば、2つのシュラフを合体できるようになりますので、使う使わないは別として両方持っておくのも手です!
ちなみに日本は右ジッパーが主流のようで、モンベルのシュラフも右ジッパーのシュラフが多いです。
左ジッパーが無いモデルもあるので、「2つ買うかも」と思ってる方は、左ジッパーがあるモデルでは左を選んでおくと、後で「うわっ!このモデル左が無い!」と困らなくてすみますよ!
モンベル バロウバッグ#2のリアル体験記
バロウバッグ#2で眠り「暑かった・寒かった」は下記にまとめてます!
モンベル バロウバッグの寝心地
ではここからモンベルバロウバッグ#2をつかって実際に寝てみた感想をご紹介いたします!
マミー型は暖かい
シュラフには封筒型、そして今回ご紹介している「マミー型」があります。
封筒型は自宅の布団で眠る感覚に近く窮屈に感じることは少ないです。
一方のマミー型は見てのとおり足元あたりがキュッとなっているので窮屈に感じやすいです。苦手な方も多いですし、私も抵抗がありました。
ですが高級シュラフといえばマミー型が多いですよね?
どうして多いのかと言いますと、マミー型のほうがフィット感があり暖かいんですね!
我が家には封筒型もあるので比較してみましたが、肩、足元の暖かさが全然違います!
安いマミー型を体験していないので、比べられませんが、モンベルのマミー型シュラフは、包み込まれてる足元から肩まで均一にヌクヌクです!
熱がしっかりこもってる感あります!
また、頭や顔が寒いとなれば、上の写真の青い線と緑の線はそれぞれシュラフの中から絞ることができるようになっているので
肩も顔もしっかり包み込めます!
最大でこのぐらいまで閉じれます!
ちなみに熱いと感じれば、足元だけをオープンできるチャックがあるので、ここを開けるだけでもけっこう涼しくなります!
マミー型だけど窮屈に感じない
続いてはマミー型を敬遠していた窮屈そうなイメージについて私が感じたことを!
身長177cm、体重65kgの私が使った感じでは窮屈に感じることはほぼ無いに等しいです!
バロウバッグは『モンベル独自のストレッチシステム』が搭載されており、なんと伸縮率135%です!
なんだか凄そうな数字ですが、それが凄い数字なのか、凄くない数字なのかは分かりませんが、バロウバッグは伸縮性が良いのはたしかです!
このように足元が細くなっている部分でも『あぐら』をかいたりできます!たしかに135%ぐらい広がってる気が!
このストレッチのおかげで、寝ている最中もけっこう足を動かせるので寝返りもしやすいです!
伸縮性が良いからなのか、滑るからなのか分かりませんが、私はシュラフごと回転するのではなく、シュラフの中で体だけ1回転していることが多いです(笑)
これ、シュラフの中で自由に体が動かせるって意味だと思います!
マミー型を敬遠していましたが「ぜんぜん余裕!むしろイイ!」と思えるシュラフでした!
寝心地最高!作りもしっかり!
モンベルのシュラフは安い化繊とは言え高額です。今現在、私が所有する全てのキャンプギアの中で一番高かったです。
そんな高級品モンベルのシュラフは、さすがな作り!
まずシュラフを触ってみるとサラサラとしており気持ちいい触り心地!中も外も両方とも気持ちのいい肌触りです♪
シュラフの中へ入ると圧迫感ではなく、優しく包み込まれてる感があり幸せを感じられます♪
このシュラフに入った直後がけっこう私は好きで、就寝時間が近づいてくると「シュラフが待ってる!」とワクワクしています(笑)
そしてチャック!安物のシュラフも持っていますが、ぜんぜん違います!
心地よくシューっとチャックの開け締めが可能なのでストレスがありません。
モンベル化繊シュラフの収納方法
続いてはモンベル化繊シュラフの収納方法をご紹介!使用時は袋から出すだけなので省略します!
コツもいらずに簡単収納
シュラフって片付けるのが大変なイメージありませんか?
大きく膨らんだシュラフを小さく畳んでキツキツの袋へ力いっぱいねじこむ。我が家にある安物のシュラフは片付けるのにけっこうな体力使います。
が!モンベルの化繊シュラフ『バロウバッグ』は慣れてしまえば簡単!力もそんなに必要ありません!
では行きます!
まずはシュラフを広げます。
続いてシュラフを半分に!
足元のほうから出来るだけ空気が入らないよう丸めていきます
収納袋へ放り込みます。この時出来るだけ奥までしっかり詰め込んでください
収納袋はかなりゆったりサイズなのであまり上手に丸めなくとも入ってしまいます!
収納袋へ入れたら、まずは一番上のヒモを絞ります。
ここからサイドにある3つのヒモを絞っていきます!こんな真ん丸だったシュラフが
シュッとなり完成です!
上から見るとこうだったのが
手のひらサイズぐらいまでコンパクトになりました!
サイドのヒモを絞るときは体重をかけながらやるとよりコンパクトに出来ます!
といった感じでモンベルのバロウバッグはとくに難しいこともなくコンパクトに収納することが出来ます!
化繊シュラフお手入れ方法
使用後の保管について
基本的には使ったら収納袋にしまって次回使用するまで放置です。
もし濡れてしまったや、汗をかいてしまった場合は、チャック全開で乾燥させてから収納袋へしまっています。
洗い方
まだ、洗ったことがありませんのでモンベル公式サイトに掲載されていたシュラフのお手入れ方法をざっくりご紹介!
家庭用の中性洗剤でOKで、汚れが酷い場合は先に部分洗いをします。
その後、ぬるま湯に浸し、洗いとすすぎ、脱水。
あとは風通しのよい日陰で、スノコなどの上で乾燥させるか、形を整え吊るして乾燥させます。
完全に乾燥するまで条件によっては1週間以上かかる場合がありますが、中途半端に乾燥させるとカビや劣化に繋がりますので気長に!
より詳しくはモンベル公式サイトへ
モンベル バロウバッグ#2まとめ
- 化繊シュラフは安い!
- モンベルのシュラフはさすがな品質
- マミー型でも伸縮率135%なら快適
化繊とは言え決して安くはないモンベルのシュラフ。
やはり価格が高くなると気軽に買えないので、ネットで調べたり、店員さんからアドバイスをもらったりと慎重になりました。
結果的に店員さんのアドバイスを無視する形で#2をチョイスしましたが(笑)
#いくつかを選ぶかによって快適さは変わるかと思いますが、暖かさを除いた品質の良さは、さすがモンベルといった感じで安物シュラフとは比べ物になりません。
高い買い物にはなりますが、「今日も気持ちよく寝るぞ!」という安心感を手に入れることができ大満足です!
モンベル バロウバッグ#2が登場するまとめ | ||
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