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最高の寝心地だけどエアー漏れ…ハイランダー枕分離インフレーターマットをレビュー

ハイランダー スエードインフレーターマットDX(ピロー分離5cm)

これで間違いなくキャンプで安眠できるはず!

と購入したのがハイランダー「スエードインフレーターマットDX(ピロー分離&毛長タイプ)5.0cm」です!

このマット、私にとって「かさばる」をのぞけば全てが完璧なマットで、間違いなくながーく使うだろうなと思っていたら

使用3回目でエアー漏れ発生。。膨らませても空気が抜けてしまい使い心地と私のテンションは激落ちです(自分で修理し直しました

ただ、エアー漏れが無かったとしたら最高すぎるマットですので良い点、残念な点、それからエアー漏れについてレビューいたします!

ハイランダー『スエードインフレーターマットDX(ピロー分離5cm)』基本情報

名称 スエードインフレーターマットDX(ピロー分離5cm)
メーカー ハイランダー(Hilander)
サイズ 幅61 × 長187 × 厚み最大5cm
収納サイズ 直径約24 × 高さ62cm
重量 約2.3kg
材質 表生地:ポリエステル100%スエード長毛タイプ/PVCコーティング

デザイン・特徴

楽天で購入したハイランダー「スエードインフレーターマットDX」です。

価格は5,980円。

インフレーターマットとは、バルブを開けると自動で膨らみ、中に入ったウレタンのおかげでエアーマットと布団の中間ぐらいの弾力になるマットです。

内容物
  1. インフレーターマット
  2. 収納袋
  3. ゴムバンド×2
  4. 補修生地

内容物は5つでインフレーターマットの他、までついてくる嬉しい仕様!

では、開封しながらそれぞれご紹介いたします!

収納袋は黒でハイランダーのロゴ入り。

素材はナイロン?ポリエステル?なサラサラした薄い生地。強度はなかなかで破れづらそうです。

収納袋にはゆとりがあり、片付け時や取り出し時もスムーズ。

インフレーターマットを取り出すと広がり防止のため2本のゴムバンドで固定されていました。

バンドをはずし広げていくと枕が登場。

枕を一緒に巻き込んでいたのでバルブの跡がついていました。が、跡は消えますし使用に問題はないです。

と、跡がついてしまう理由が表面にほどこされたスエード!

手でさわるとフワフワやわらかくとても気持ちが良いです♪

インフレーターマットマット上部には2つの大きめバルブ。

ここを開くとインフレーターマットの特徴である「自動で膨らむ」が開始します!

バルブは片方だけでも使えますし、両方使うこともできます!

バルブを開き、空気が入るのを待つと「約4.5cm」の膨らみに。

このままでも使えますし、もう少し「張り」が欲しいのであればバルブから手動で空気を入れられます!

最大5cmになるようですが、私の肺活量では4.8cmが限界でした。

使用時サイズは公式だと187×61cm。実際に寝れるスペースは184×57cmと少し小さくなります。

私は身長177cm普通体型ですが、はみ出すことなく寝れます

インフレーターマット両サイドには6つほどボタンがあり、同商品を隣り合わせに連結することが可能!

同じハイランダーでも枕分離型と枕一体型ではボタン間隔が違いますので取り付けできません

裏面には滑り止め加工がほどこされています。

付属の枕もインフレーター仕様!バルブを開くと勝手に膨らんでくれます♪

サイズは横38 × 奥行28cm。

枕も手動で空気の追加ができ、私の肺活量だと約10cmぐらいの高さにできました。

枕は中央が少し凹んでいます。ちょうどよいフィット感で寝やすかったです!

ちなみに、パンパンにすると空気枕みたいになるので膨らみ60%ぐらいで使ってます!

収納時サイズは「直径20 × 62cm」とけっこう大きいです(実寸)

重さは約2.3kgとやや重いです。

使い方・片付け方

使い方

使用時は各バルブを開けば「シュー!」と自動で空気が入り勝手に膨らんでくれます。

マットのほうはバルブが2つあるので両方とも開けておくと倍速で膨らんでくれます!

「シュー」音が止まるとそれ以上は空気が入らないので、もっとパンパンにしたいと思うのであれば追加で空気を吹き込んでください。

初回使用時は真空状態なので膨らむのに時間がかかります。

気長に待つか、バルブから直接空気を吹き込んでください。

片付け方

枕はバルブを開け、端からクルクル巻いていけば完了!

マットはバルブを開け三つ折りぐらいに折りたたみ

上から全体重をかけ空気を抜きます(バルブを2つあけると早く抜けます)

空気が抜ける音が止まったらバルブを一度閉め、マットを広げます。

枕も一緒にクルクルするなら空気を抜いた枕をマットの上へ置き

一緒に空気を抜くように力強くクルクル巻いていきます。

そして、バルブに手が届くぐらいまでクルクル巻けたらバルブを再び開け続きを巻いていきます。

最後まで巻ききったらバルブを閉め

付属のゴムベルトを取り付け収納袋へ入れれば完了です!

枕は最後に巻きつけるといった収納方法もできますよ♪

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ハイランダー『スエードインフレーターマットDX(ピロー分離5cm)』3つの満足ポイント

満足①:厚さ5cm+スエード生地は最高の寝心地

厚さ約5cm。表地がスエード生地。

この2つが組み合わさることでキャンプ場での寝心地は抜群です!

我が家には2.5cmのインフレーターマットもあります。

2.5cmは過去のレビューでもふれてますが「ちょっと地面を感じる厚み」寝れなくはないけど、もう少し厚みが欲しいところ。

それが倍の厚み5cmになることで、布団と同じとは言わないまでもそれに近い寝心地になります!

「どう考えてもその上で寝たら痛いでしょ?」な石の上だとダメですが、多少の石ころなら全く気にせず快適に寝れます

それから、表面がスエード生地なのも寝心地アップに繋がります!

肌にふれれば起毛のフワフワが大変気持ちよく、キャンプ場にいながら自宅の布団で寝転んでるような感覚です♪

そして!この起毛のおかげで滑りづらいのもグッドです!

多くのインフレーターマットは表地がポリエステルでサラサラしています。

これがよく滑るんです。

枕がずれる、お尻が滑るなど寝てる最中に滑ってしまい、しっくりこないことが多々ありました。

それが起毛のおかげで滑らないので枕や体も安定させられしっくり眠ることができます♪

厚み5cmも最高ですが個人的には「滑らない」のほうが寝心地アップにつながっています!

追記:厚さ5cmと中に入っているウレタンのおかげ?なのか冬キャンプで厄介な底冷えに強いです!

インフレーターマットの下にブルーシートとレジャーシートのみで-0.7℃まで冷え込むキャンプで使用しましたが底冷えは一切ありませんでした!(もっと冷える日があれば追記します)

満足②:枕が分離タイプで寝やすい

上の写真はキャンプをはじめて一番最初に購入した同メーカー「ハイランダー」のインフレーターマットです。

特徴は「厚さ5cm」「スエード生地」「枕一体型」です。

この特徴のうち「厚さ5cm」と「スエード生地」は大満足。

しかし、枕一体型はダメでした

枕部分は空気オンリーで膨らむようになっていて、空気独特の弾力が私には合いませんでした。

「まくら以外最高なのにな…」

はい!ハイランダースエードインフレーターマットDXは

厚さ5cm!スエード生地!枕分離タイプ!です。

不満だった部分が解消され、私にとってパーフェクトな寝心地です!

枕一体型のほうが価格は安いので、そちらが体に合うなら絶対そちらのほうが良いですが、私のように枕一体型(空気100%枕)が苦手な方はスエードインフレーターマットDXがおすすめです!

リーズナブルな枕「一体型」

満足③:付属の枕もスエード+ウレタン入り

ハイランダースエードインフレーターマットDXには嬉しいことに枕も付属してきます!

この枕がとても寝心地良いです!

マットと同じく中にウレタンが入っているので、空気100%とは違った弾力

そして本体と同じく肌触りの良いスエード生地が使用されているので、ほっぺたをくっつけると気持ちが良いです♪

個人的には2,000円したお気に入り枕コールマンのインフレーターピローより寝心地の良い枕でした!

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ハイランダー『スエードインフレーターマットDX(ピロー分離5cm)』3つの残念ポイント

残念①:思ってた以上に収納時がデカい

ハイランダースエードインフレーターマットDXが自宅に届き最初に思ったことは

あれ?想像以上にデカい…」でした。

というのも、上で登場した枕一体型・厚み5cmのインフレーターマットを持っていたので、これと同等か少し大きいぐらいだと思ってたんです。

2つを比べてみると

ひとまわり、いや、ふたまわりぐらい大きいです。

せっかくなので、厚み2.5cmのインフレーターマットも混ぜて比較してみます。

やっぱりデカいです!

中型テントより少し小さいぐらいのサイズなので、1つならまだしも2つ3つと購入される場合は積載スペースに注意してください。

残念②:バルブからの空気逆流

過去にいろいろと空気でふくらませるキャンプ道具を買ってきましたが、インフレーターマットDX本体のバルブは構造が特殊なのか、サイズが大きいからなのか

空気を入れてる最中も空気が逆流し逃げてしまいます

なので空気を吹き込んでる最中+次の空気を鼻で補給している間にどんどん空気が逃げていってしまい、マットをパンパンにするのが大変です。

ただ、枕のほうはよくあるバルブのため口でおさえてる間は空気が逃げず、あっという間にパンパンにできます!

残念③:使用3回目にしてエアー漏れ。バルブ周辺が弱い?

上のGIFはバルブ周辺に石けん水を吹きかけた様子です。

ご覧のとおり、空気が漏れ泡がブクブク・・・

使用3回目にしてエアー漏れし、朝になるとぶにょぶにょ。

穴が空くようなことをした覚えは無く、空気の入れすぎ?とも思いましたが、枕一体型(上のGIF右)のほうは1年以上パンパンで使用してますが現役バリバリです。

返品交換できるのか調べてみたところ

  • 交換・返品は商品到着後2週間以内に限りお申し込みいただけます
  • 原則として商品のご使用後の交換・返品はお受けできません

といった条件があり諦めました。。(連絡はしていないのでもしかしたら対応してもらえてたかもです)

ということで、高かったし寝心地は最高なので捨てるのはもったいないと自分で修理に挑戦!

修理によってなんとかエアー漏れしなくなりましたが、これが想像以上に大変でした。

というのも

穴をふさぐ→別の場所に穴が空く→穴をふさぐ→別の場所に穴が空く

といった感じで穴をふさいでも新しい穴が。。

と、何度も繰り返し穴ができるのはいつもバルブ周辺でした。

なので、バルブ周辺の作りが弱いのかもしれません。

一番負荷がかかるのがバルブ付近なので仕方ないのかもしれませんが、もう少し頑丈に作ってくれてると良かったなと思い残念ポイントにしました。

ということで、購入したらまずはエアー漏れが無いか必ず確認してください、早い段階であれば返品交換が可能です

確認方法は、手動で空気を入れパンパンに近い状態にします。

その後、数時間ほど放置し明らかに柔らかくなってる場合はエアー漏れしてます。

もしくは数時間放置したのちバルブを開放。たくさん空気を入れたにも関わらず「シュー!」と勢いよく空気が出ない場合もエアー漏れしています。

万が一、私と同じように使用数回でエアー漏れした場合は返品交換が厳しいので、微妙な寝心地で使うか、自分で修理するか、お別れに。

大変でしたが不器用な私でも修理できたので、チャレンジしてみる価値はあります!

詳しい修理の様子は下記記事からどうぞ。

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ハイランダー『スエードインフレーターマットDX(ピロー分離5cm)』レビューまとめ

  • 厚さ5cm + スエードは寝心地最高
  • 枕分離で寝やすい&枕が優秀
  • エアー漏れが残念すぎる…

使用3回目にエアー漏れしてしまい、残念な結果となってしまったハイランダースエードインフレーターマットDX。

ですが、寝心地は本当に良いです

他のインフレーターマットのレビューを見ていてもエアー漏れは一定数あるようなので「運」もあると思います。現に1年以上つかってるハイランダー枕一体型は現役バリバリです。

厚さ5cmとスエードの組み合わせはなんとも贅沢な寝心地なので気になった方はエアー漏れを恐れず是非チェックしてみてください♪最悪修理もできますので!

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