保冷力のあるソフトクーラーが欲しい!
そこで「最強ソフトクーラー」と呼ばれるAOクーラー24パックを半信半疑で購入してみました。
先に結論言います!
このソフトクーラーすごい保冷力です!私の所有するハードクーラーに勝ちました!(安価なモデルですが)
ということで保冷力実験をまじえ、AOクーラー24パックについて細かくレビューしてみましたので、クーラーボックス選びの参考にどうぞ♪
目次
AOクーラー『キャンパスソフトクーラー 24パック』基本情報
名称 | キャンパスソフトクーラー 24パック モッシーオーク |
メーカー | AO Coolers(エーオークーラー) |
サイズ | 幅43.1 × 奥行25.4 × 高さ30.4cm |
重量 | 1361g |
容量 | 22.7L |
材質 | キャンバス、ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル |
デザイン・特徴
アマゾンで購入したソフトクーラー最強と言われるAO Coolersのキャンパスソフトクーラー 24パック。色はモッシーオーク。
価格は16,740円(2019年7月5日時点)
AOクーラーはアメリカブランド。元々は食肉産業や水産業向けの業界向けクーラーでしたが、その性能の良さから多くの要望を受け一般販売が開始されました。
ではデザインや特徴を見ていきます!
正面にはAOクーラーのロゴ。それからファスナーによるポケットが備わっています。
ファスナーは横いっぱい開きますが、厚みのあるものを入れるには狭いです。このポケットに保冷力はありません。
背面は正面と違ってベルトが縦に2本通ってます。
ベルトは底まで続いています。
『AO Coolers』の文字がひっそりと。
正面・背面にそれぞれ2つの留め具があり、付属の肩掛けベルトを取り付けられます!
肩掛けベルトは長さ調整できますが、最大時もそんなに長くありません。でも肩にかけるならちょうど良い長さ!
私は肩掛けベルトは使わないので先ほどのポケットに。
代わりに使うのがバッグ上部にある持ち手。マジックテープによって持ち手を1つにすることもできます。
AOクーラーのサイドにはカチッと留められるバックルがあります。
ここをカチッと合体させることで
クーラーボックスぽく四角形になります!
説明書によると使用時はこの四角形な姿にしておくことを推奨しています。おそらく保冷力アップのためです。
バックルを留め正面から見たAOクーラー!
もちろんこの状態でもメインファスナーの開け閉めはできます。
ではファスナーを開け中をチェック!
中は水を通さない素材TPU。触った感じはシリコンとビニールの間のような感じ!
今までいろいろなソフトクーラーをお店なんかで触ってきましたが、AOクーラーは衝撃的に分厚いです!
厚みが1.9cmあるようで、一般的なソフトクーラーと比べると約3倍の厚みだそうです!
ちなみに断面はこんな感じで5断層!
中にスポンジのような素材が入っているので触った感じはふわふわ柔らかいです♪
サイズと内容量
AOクーラー24パックの公式サイズは『幅43.1 × 奥行25.4 × 高さ30.4cm』ですが
上部のバックル部分が若干膨らむので実際は幅が約53cmありました。
バックルを外した状態だと幅は約66cm。
重さは公式だと1361g。私がはかってみると1280gと少し軽かったです!
25Lのハードクーラー、15Lのソフトクーラーと比較するとこんな感じ!
ハードとそこまで容量の差は無いですが、AOクーラーはひと回り小さいです。
ではAOクーラー24パックの容量をチェック!
公式情報によると350ml缶が24本 + 約6.3kgの氷が入るとのこと!
ということで350ml缶24本入れてみます!
6本投入。余裕のよっちゃんです。
12本投入。横に並べられるのは6本まで!
18本投入。底一面に無理なく並べるなら6×3本ぐらいがベストです。
24本投入!残念1本だけどうやっても底に詰め込めませんでした!
ではここに氷6.3kgに見立てたモノを投入!
2リットル + 1リットル3本 + 500缶2本 これで約6kg!
公式情報どおりしっかり入りました!しかしファスナーを閉められないと意味がありません。結果は
オッケーです!!
やや上部がボコッとしてますがバックルもしっかり留めれます!
ということで公式情報どおり350缶24本と約6kgの氷が入ります!
ソロなら十分すぎる容量。2人だとお酒をそこそこ飲む我が家の場合容量不足でした。保冷剤や氷を減らせる寒い季節なら2人でも大丈夫そうです。
高さ問題については350ml缶を3本積み上げるとファスナーを閉めれずアウトでしたが
2リットルや1リットル、500缶+350缶、350缶を2本積み上げるといった配置方法なら
ファスナーをちゃんと閉めれます!
バックルを使うことでクーラーボックスの高さが減りますが一応収まってます。ただ、若干2リットルペットボトルの頭がボコッとなります。
ファスナーあけるとこんな感じでギリギリでした。
ロゴスの保冷剤『倍速凍結』のXLとMがいい感じで底にしけます。
M、L、XLを立てて配置するとこんな感じです。
ちなみに私が使うときはXLとLの2個を立てて使用しています。
AOクーラー『キャンパスソフトクーラー 24パック』4つの満足ポイント
満足①:さすが最強ソフトクーラー!ハードを超える保冷力(比較実験)
ソフトクーラー最強と言われるAOクーラー。そんな言葉を聞くと実験大好きな私は試さずにはいられません。
ということで
- AOクーラー(22.5L)
- ロゴス ハードクーラー(25L)
- キャプテンスタッグ ソフトクーラー(15L)
- ダイソー 保冷バッグ(6Lぐらい)
- 裸
この5つで600gの氷がどのぐらい長持ちするのか実験!
1時間おきに溶け出た水を取り出し、氷が完全になくなるまでの時間を計測します。
この実験は容量が小さいほうが有利です。本当は全く同じサイズのクーラーボックスで比較すべきですが、さすがに用意できないのでそこのところはご了承下さい
実験環境は夏の日陰となるベランダ。日陰の気温は28.7〜32.1℃な1日でした。
AOクーラー | ハード25L | ソフト15L | 保冷バッグ | 裸 |
15時間 | 14時間 | 12時間 | 12時間 | 6時間 |
結果は見事ハードクーラーボックスを抜き1位に!
ロゴスのハードクーラーは価格が安いので保冷力は並ぐらいだと思っています。なので性能の良いハードクーラーではありませんが、それでもハードに勝ったというのは素晴らしい保冷力です♪
それで、実際のキャンプでの保冷力はというと、ばっちりヒエヒエです!
ロゴスの保冷剤とセットで使用し、出発から6時間が経過したキャンプ場でソフトクーラー内3.8℃をキープ!
我が家の冷蔵庫が室温5℃なので、冷蔵庫以上にヒエヒエです!
つまり真夏のキャンプ場でキンキンに冷えたビールが飲めます!
せっかく冷やしても外気にふれると一瞬でぬるくなるので保冷缶ホルダーもおすすめ!
中身や使い方によって保冷時間は大きく変わりますが、保冷剤+凍らせたペットボトルなど氷の塊があれば24時間以上氷は残ります。
なので1泊のキャンプなら帰宅時まで余裕でヒンヤリキープ♪
あとハードクーラーと違って、ファスナーを全開放せずとも中身を取り出せます!冷気が逃げづらいので保冷効果をより高めてくれます♪
小さな隙間で取り出すさいは中身が見えず時間がかかってしまい逆に冷気漏れの原因になりやすい
- 使用前に内部を冷やす
- 冷えてるもの、凍らせたものを入れる
- 市販されてる氷のほうが良い
- ブロック氷と小さな氷(保冷剤)を組み合わせる
- 氷がとけた後の冷水は捨てない
- 破損の原因になるため中身の詰めすぎNG
- 開閉は最小限に
- 中身に対して倍量の氷を入れるのがおすすめ
- 両サイドのバックルは留める
- 直射日光は極力さける
満足②:軽い・頑丈・バッグのように使える
AOクーラー『キャンパスソフトクーラー24パック』は重さ約1.3kgと軽量です。
それでいて作りがしっかり。刃物で故意に切ったりしない限りキズも入らないのでは?なほど生地が頑丈です!
そして、クーラーボックスなんだけどバッグのように扱える気軽さ!
ハードだと本体もそうですが、車やフローリングが傷つかないよう慎重に扱います。でもソフトならバッグと同じ感覚でOK!空ならポンっと投げれます!
こんな感じで、保冷力はハードと同等もしくはそれ以上でありながら使い勝手が良いのも満足ポイントです!
満足③:モッシーオークがカッコ良い
ソフトクーラー最強という言葉にも惹かれましたが、デザインにも大きく惹かれました。
見てくださいこのネイチャー感たっぷりなデザイン!
木々や葉っぱが、茶系をベースとしたアースカラーで統一されておりカッコよいです♪
当然キャンプによく合うデザインです!
無地だとなんか物足りない、でも柄物は派手だから嫌、そんな方におすすめしたいデザインです!
ちなみにネットでモッシーオークを検索すると皆さん微妙に柄が違ってます。1つ1つ違うのか生産時期によって違うのかは不明ですが、他の方と丸かぶりは回避できそうです!
満足④:豊富なサイズ・デザイン
AOクーラーには様々なサイズやカラーがあり、自分好みのソフトクーラーを選べます!
色は7色。無地もいいね!と思ったあなた!無地ならブルーフィンやモッシーオークより約3,000円ほど安く購入できます♪
そしてサイズバリエーションは
350ml×6缶 + 0.9kgの氷
350ml×12缶 + 2.2kgの氷
12パックに大容量ポケット2つを配置。
350ml×24缶 + 6.3kgの氷(私が購入したサイズ)
24パックに大容量ポケット2つを配置。
350ml×36缶 + 6.3kgの氷
350ml×48缶 + 11.3kgの氷
350ml×18缶 + 2.2kgの氷
水や汚れに強いシリーズ。釣りなどの水辺におすすめ。サイズ展開は12、15、24、36、48パック。
こんなに豊富です!
AOクーラー『キャンパスソフトクーラー 24パック』2つの残念ポイント
残念①:バックルを留めたままだと大きく開かない
AOクーラーは説明書に『使用時はバックルを留め使用して下さい』とあったので、そのように使ってました。
ですが、これがなんとも中身を取り出しづらい。。
幅のある食料など取り出すときが大変です。
バックルを開放してると大きく口が開いてくれるのですが
バックル留めてるとちょびっとしか開きません。
冷気が逃げづらいという意味もあるんでしょうが、中身が取り出せないともたついて余計冷気が逃げます。
ということで私は説明書どおりの使い方はせずバックルを開放した状態で使ってます!
残念②:生地が分厚く小さくできない
ソフトクーラーボックスといえば使わない時は小さくたためるのがメリット!
しかし、AOクーラーは生地が分厚く折りたたんでも元の姿に戻ってしまいます。
無理やり縛って固定することもできそうですが断熱材が傷みそうで怖いです。
ある程度なら凹ませられるのでハードほどかさばりませんが、決して小さくはなりません。
AOクーラー『キャンパスソフトクーラー 24パック』2つの注意ポイント
注意①:雨は避けたほうがいい
クーラーボックスなので中の水が外に漏れ出すことはありません。逆に外の水が中に侵入することもありません。
でも、一番外側のキャンパス生地に撥水や防水効果はないので濡れると染み込みびちゃびちゃになります。
乾かせば元通りですが、帰宅前に濡れてしまうとびしょびしょに濡れたバッグを持ち帰るのと同じになりますのでご注意を。
ちなみに結露しづらいですが、湿度が高い日は保冷剤を置いてる外側が湿ることがあります。
注意②:ソフトクーラー最強だけあって価格はお高め
AOクーラー24パック、モッシーオークは価格が16,000円オーバーで高額です。(無地なら13,000円ぐらい)
保冷力実験で比較したロゴスのハードクーラーは当時4,000円ぐらいで購入しました。
この2つはサイズが近く、保冷力も驚くほど差はありません。でも価格差は4倍ぐらいあります。
コスパ重視で選ぶなら完全にロゴスです。
と、価格が高いのに私がAOクーラーを選んだのはソフトクーラーをサブではなくメインとして使いたかったからです。
満足ポイントで言いましたが、ソフトのほうが軽くて持ち運びしやすく、言葉は悪いですが雑に扱え、車への積載もハードより自由度が高いです。
間違いなく使いやすさはハードよりソフトのほうが上。
でもソフトクーラーの多くは保冷力がおまけ程度のモノばかり。私が所有する別のソフトクーラーも夏場になるとただのバッグと化します。
しかし!AOクーラーはソフトなのにハード並の保冷力!ソフトの欠点を克服してしまい、まさに理想のクーラーボックス!
ということで価格は高くとも長く使うことを視野にいれ購入いたしました!結果、使いやすいうえに保冷力も申し分無しで大満足です♪
AOクーラー『キャンパスソフトクーラー 24パック』レビューまとめ
- ハードクーラーに負けない保冷力
- ソフトは使いやすい
- 価格は性能に比例しお高め
さすがソフトクーラー最強と呼ばれるだけの保冷力!
正直言うと実験してみるまで「どうしよう価格が1/4のハードクーラーボックスにボロ負けしたら…」と不安でしたが、見事な結果を出してくれ大満足です♪
お値段はしますが、価格どおりの性能を持っているソフトクーラーですので気になった方は是非ともチェックしてみてください!