保冷剤っている?氷でいいのでは?
そんなふうに悩みながらも「とりあえず買っちゃえ!」と、保冷剤で知名度バツグンなロゴスの倍速凍結・氷点下パックを購入してみました。
結論を先に言うと、買って大正解!夏のキャンプでもキンキンに冷えたビールを楽しめます♪本当です!
では、ロゴス保冷剤の何が凄いのかや、使用するうえでの注意点、1つ前のモデルや100均保冷剤との比較などをご紹介いたします!
目次
ロゴス 倍速凍結・氷点下パックM基本情報
名称 | 倍速凍結・氷点下パックM |
メーカー | ロゴス(LOGOS) |
重さ | 600g(Mサイズ) |
サイズ | 19.6×13.8×2.6cm(Mサイズ) |
サイズ展開 | M、L、XL |
素材:容器 | ポリエチレン |
素材:内容物 | 植物性天然高分子 |
デザイン・特徴
こちらがアマゾンで購入したロゴス倍速凍結・氷点下パック(M)です!
価格はMサイズが1,058円(2018年5月27時点)
使い心地が気に入りLサイズとXLサイズも追加購入!
Lサイズが1,180円、XLサイズが1,380円(2019年7月5日時点)
M | L | XL | |
容量 | 600g | 900g | 1200g |
縦 | 19.6cm | 25.5cm | 25.5cm |
横 | 13.8cm | 16.4cm | 19.5cm |
幅 | 2.6cm | 2.5cm | 3.5cm |
重量 | 660g | 942g | 1268g |
Mサイズを2個並べるとXLと同じ大きさになります。
XLとLは縦は同じで横の長さが違います。
LとMのみ縦も横も統一感がありません。
ロゴス倍速凍結・氷点下パックの裏面には
- 人体を冷やす目的に使用しないでください
- -20℃以上で凍らせてください
- 本品2つや他の保冷剤と重ねての冷凍は避けてください
などの注意書きがあります。
後ほどふれますが、冷凍庫の環境が悪いと凍結しなかったり、凍結までにめちゃくちゃ時間がかかりますので注意です。
凍結したかどうかの判断は色で見分けます。上の写真で白くなっている部分は凍結してます、青い部分はまだです。
全面が真っ白になったらクーラーボックスへ!少しでも青い部分が残ってると100%の性能を発揮しないので注意です。
従来品との違い
今回ご紹介している青色な保冷剤『倍速凍結・氷点下パック』の1つ前のモデルにオレンジ色な『氷点下パックGT-16℃』という商品があります。
私は青色の方しか持っていないので比較はできていませんが、公式情報による違いは
倍速凍結・氷点下パック(青色) | 氷点下パックGT-16℃(オレンジ色) | |
凍結時間 | 約18〜24時間 | 約36〜48時間 |
持続力(0℃以下をキープする時間) | 約7時間 | 約6時間 |
表面温度(使用開始30分〜4時間まで) | 約-12℃ | 約-15℃ |
公式税込価格(Mサイズ) | 1,078円 | 968円 |
参照元:ロゴス公式ページ
新しい青色保冷剤の魅力はなんといっても凍結までの時間。商品名のとおり従来品と比べ倍速で凍結します。
そして0℃以下をキープできる時間が従来品より1時間アップ!長く保冷力が続くのは大事です。
ただ、従来品は価格が安く、表面温度が-15℃まで下がるというメリットがあります。
ということで、早く凍結させたい、少しでも長く冷たさキープしたい方は新しい青色の倍速凍結・氷点下パックがおすすめです!
冷たさキープは少々短くても良い、よりキンキンにしたい、安く買いたいという方は従来品のオレンジ色した氷点下パックGT-16℃がおすすめです!
ロゴス『倍速凍結・氷点下パック』2つの満足ポイント
満足①:長時間の氷点下キープで飲み物がキンキンに
ロゴス倍速凍結・氷点下パックの満足ポイントはなんといっても飲み物をキンキンに冷やしてくれるということ!
その理由は表面温度にあります!
実験として同じクーラーボックスの中にロゴスの保冷剤と、ダイソー保冷剤を入れ、2つの表面温度を計ってみると
開始2時間 気温35℃ | |
0.6℃ |
-7.5℃ |
なんと!開始2時間でダイソー保冷剤が0℃を上回ったというのにロゴスの保冷剤は-7.5℃!
その後、6時間が経過するまで氷点下をキープ!(クーラーボックスの性能や使い方で前後します)
この長く氷点下が続くおかげでキャンプ場でもキンキンに冷えたビールが楽しめます♪
ただ、注意したいのがこの驚異的な冷たさの影響で保冷剤と隣接するものを凍らせてしいます。凍らせたくない物は離すか保冷剤をタオルや新聞紙で包んでください。
ちなみに、当然といえば当然なんですが、保冷剤のサイズは大きければ大きいほど保冷効果は高いです!
ロゴスの保冷剤XL1200g、L900g、M600g、それからダイソーの保冷剤500gを100均保冷バッグに入れ、中が何度になるのか実験してみると
このとおりはっきり差がでましたので、より冷やしたいならできるだけ大きなサイズを選ぶのがおすすめです。
私は夏のキャンプでXLとLの2枚をつかい、夜までキンキンに冷えたビールを楽しめています!
満足②:従来品より凍結時間が早い
ロゴス倍速凍結・氷点下パックは凍結までに約18〜24時間かかります。
長い!と思うかもしれませんが、1つ前のモデル氷点下パックGT-16℃と比べて約半分の時間で凍結してくれます!
Mサイズの凍結時間をはかってみたところ約14時間で凍結!
一番大きなXLも約18時間で凍結しました!
キャンプや釣りなど出発から24時間前に冷凍庫へ入れておけばOKです!
保冷剤は冷凍庫を圧迫するので少しでも早いほうが助かります!
ロゴス『倍速凍結・氷点下パック』2つの注意ポイント
注意①:一定時間経過で急激に温度上昇
こちらのグラフは先程も登場した表面温度を1時間おきに調べたものです。
序盤はしっかり氷点下キープしてますが5時間後から6時間後にかけてガクンと温度が上昇しています。
画像引用元:ロゴス公式
上の画像はロゴス公式ページより引用させていただきました、やはり一定時間が経過するとガクンと温度が上昇しております。
なんとなく氷のように少しずつ溶けるイメージがありますが、ロゴス保冷剤は一定時間が経過すると急に効力がなくなります。
使い方が悪いと(常温のものをたっぷり入れたり、冷たい物が保冷剤だけ)もっと早くただの重りになってしまうので注意です。
ちなみに我が家は、AOクーラー(22.7L/保冷力は5段階中3.5ぐらい)にロゴスの保冷剤LとXLを入れ、凍らせた2Lペットボトル、クラッシュ氷1kgをいれてます。
クーラーボックスの約1/3は保冷剤と氷です。そこへ冷えたビールや食材を投入。常温のものは一切いれません。
と、けっこう保冷を意識し使っているおかげで使用6時間後だとクーラーボックス内は3.8℃とキンキンです。
しかし…残念なことにここまで冷やしても夏場だとおよそ12時間前後で保冷剤が溶けてます。
ただ、スタートから12時間ほどクーラーボックス内をキンキンにできるおかげで、一緒にいれてる氷が溶けづらく冷えそのものは長引きます!
なので保冷剤のおかげで1泊のキャンプなら帰宅時まで氷もたっぷり残ってます♪
注意②:凍らせ方に注意
ロゴス倍速凍結は冷凍庫に24時間も入れておけば真っ白な凍結状態になります。
が、凍らせた方が悪いと時間がめちゃくちゃかかったり、凍結しなかったりします。
一番やってしまいがちなのが重ねて冷凍庫へINです。
上の写真はM、L、XLの3枚を重ねて冷凍庫へ入れてるんですが、一番上にあるMサイズ表面はあと少しで真っ白。
でも、下を見てみるとぜんぜん凍結が進んでません。
3枚の真ん中にあったLサイズの保冷剤なんてほぼ凍結してません。
このようにロゴスの保冷剤と何かを重ねてしまうと凍結までの時間がめちゃくちゃ遅くなります。
一応、重ねていても長時間放置すれば完全に凍結してくれますが、環境によってはいつまで待っても凍結しない可能性もあるので注意です。
また、公式情報では冷凍庫の温度を-20℃以下に設定しないと凍結しない可能性があるとのこと。
我が家はしっかり真っ白な状態にできてるので-20℃あるのかと思ったら
-18℃前後をいったりきたりでした!
温度計が正確じゃないかもですが、一応-18℃あれば凍結してくれるようです!
基本は他のものと離して冷やせば凍結されるはずですが、それでも完全凍結しない場合は
- 冷凍庫の設定温度を最大まで下げる
- 冷凍庫の中をできるだけ空にする
- 冷気吹き出し口の近くに置く
上記を試してみてください!
ロゴス『倍速凍結・氷点下パック』レビューまとめ
- 氷点下を長時間キープ
- 1日あれば凍結する
- 一定時間で急激に保冷力がなくなる
正直言うと100均の保冷剤もヒンヤリタイムがそこそこ長く悪くないです。でも、ガツンと冷やしてくれる能力が弱いんです。
夏はとくに冷えたビールやジュースを飲みたいですから、価格はちょっと高くてもロゴスの保冷剤のほうが満足度は高いです!
いまいち冷えが弱いなぁと感じるならロゴスの保冷剤で解決できる可能性大ですので是非チェックしてみてください♪