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単一指向性マイクRODE『VideoMicro』は音も使いやすさも価格以上

動画撮影するなら少しでも良い音で撮りたい!

と選んだのが多くのYouTuberさんがおすすめしているRODE『VideoMicro』です。

使用されてる方の動画がいっぱいあるのでなんとなくどんな音なのかは分かっていましたが、いざ自分が使ってみるとやっぱり良い音です!

癖のない音でどんな動画にも使いやすく、単一指向性という特徴からマイクを向けた先の音をメインに拾ってくれます!

そんなRODE『VideoMicro』を半年使って分かったレビューをご紹介いたします!

RODE『VideoMicro』基本情報

名称 VideoMicro 超小型コンデンサーマイク
メーカー RODE(ロード)
形式 コンデンサー
ポーラパターン カーディオイド
周波数特性 100Hz-20kHz
感度 -33dBre1Volt/Pascal(22.00mV@94dBSPL)+/-2dB@1kHz
最大音圧レベル 140dB(@1kHz, 1%THD into 1kΩ load)
出力接続 3.5mm ステレオミニジャック( デュアルモノ )
重量 72g(ウインドジャマー有り・ケーブル無し)

デザイン・特徴

amazonで購入したカメラに取り付ける外部マイクRODE「VideoMicroビデオマイクロ」です。

価格は7,878円でした(2019年12月7日時点)

内容物はマイク本体+ウインドジャマー、そして取扱説明書(2年保証)

こちらが音を拾うマイク。

正面と前方サイドはメッシュになっていて、ここから音を拾います。

後方に付属のケーブルを取り付ける穴があります。

マイク単体では手のひらに楽々おさまってしまう小ささ!

つづいてショックマウント。

中央のグレー部分にさきほどのマイクを取り付けます。

マイクには凹みがあって、ここにショックマウントがくるようになります。

マイクを覆うグレー部分は硬いゴムのような素材になっていて、マイクをがっちりホールドしてくれ、使用時にマイクが外れることはありません♪

特徴的な形をした赤色部分は少し柔らかいプラスック素材になっていて、さわったり衝撃が加わると簡単に揺れます

この揺れが衝撃や振動を吸収してくれ、マイクへ入る雑音を軽減

その下、黒い部分はカメラに取り付ける部分。

カメラによって有ったり無かったり場所が違ったりしますが、私が使うLumix G8はカメラ上部に取り付けます。

スライドさせ取り付け

輪っかをくるくる回せばカメラに固定されます。

また、3/8インチのネジ穴も底に完備してます。

Lumix G8に取り付けるとこんな感じです

マイクを取り付けることで約7cm高さがアップします。

つづいて付属のウインドジャマー。

見たとおりモフモフです!

後方に穴があるので、使用したいときはマイクにつき刺します。

ウインドジャマーをつけるとこんな感じです!

ものすごくボリューミーになります。

この状態でカメラ+10cmの高さになります。

ちなみに、赤色のショックマウントの位置から前へ約9.5cm飛び出します。

では、付属のケーブルでマイクとカメラをつなげます!

端子はどちらも同じなので間違える心配はありません。

片方をマイク後方に

もう片方をカメラへ!

外部マイクを取り付ける穴が無いカメラには取り付けできません

RODE『VideoMicro』接続完了です。

写真で見ると赤いコードが邪魔そうに見えますが、私の撮影環境では問題無しでした!

カメラの電源をONにすると画面左下にマイクのマーク、LRの音量メーターが表示されました(カメラによって表示が異なります)

VideoMicroはカメラ側のバッテリーを使用するので、つないでいる間はいつでも外部マイクで音をひろってくれます!

58g 72g
ケーブルは10g

重さは最大82g。

初の外部マイクなので比較はできませんが、軽いです!

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RODE『VideoMicro』3つの満足ポイント

満足①:癖のないバランスの良い音

RODE『VideoMicro』をつかってキャンプ動画を撮影してます!

毎回VideoMicroで撮影して感じたのは、癖のない音でバランスがとても良いということ。

適度に低音が強く、臨場感もある音で、「外部マイクを使ってキレイな音」といった感じで私は「良い音」だと思ってます♪

また、RODE『VideoMicro』を使うことで室内撮影時に気になっていた「さーーー」という音が大幅に軽減され、よりクリアな音になったのも満足ポイントです。

「サー」というホワイトノイズを完全に消すことはできませんが、内蔵マイクと比べれば天と地ほどの差で、気にならないレベルになりました。

それから、ウインドジャマーを装着することで風切り音がかなり軽減され、強風だろうと何も気にせず撮影してます!

かなりの強風だと「ボゥゥゥゥ」といった音が入るんですが、使えないレベルのひどい音ではなく、風が吹いてる臨場感がちょうどいい感じで私は気にしてません!

ちなみに、ウインドジャマー無しだと内蔵マイクと同しぐらい風切り音が入るので、私は野外はもちろん屋内での撮影もウインドジャマーをつけてます。

というより取り付けたり取り外したりが面倒なのでつけっぱなしです!

言葉と写真で説明しても音のことは伝わりづらいと思いますのでRODE『VideoMicro』で撮影した動画を紹介いたしますので良かったら見てみてください♪

風が強い日のキャンプ

  • カメラ側でマイクレベルは調整してません
  • 編集時も音量は調整してません(一部耳障りな音は音量下げてます)
  • 2020年7月時点ではチャンネル内の動画は全てVideoMicroで撮影しています

満足②:単一指向性マイクで雑音を拾いづらい

RODE『VideoMicro』は単一指向性マイクでいっぽう方向からの感度が高いマイクです。

単一指向性の中でもカーディオイドと呼ばれるもので、カメラのまわり360°全ての音を無造作に拾うのではなく、マイクを向けた場所をメインに音をひろってくれます

この特徴のおかげで映像とマッチする臨場感ある音になったり、周りの雑音も入りづらくなります

キャンプではすぐ隣に別の方がいたりしますが、マイクを向けなければかなり音を抑えられるので撮影がスムーズにできます!

満足③:電池もバッテリーも必要なし

RODE『VideoMicro』はカメラと接続すればOKの簡単仕様!

電池だったりバッテリーを必要とするマイクは、電池切れバッテリー切れを考えながら撮影しなくちゃいけませんが、何も気にせず撮影できるのは楽ちんです!

そのぶんカメラ本体のバッテリー消費が早いのかもしれませんが、動画撮影は元々バッテリー消費が早いので一度も気になったことはありません。

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RODE『VideoMicro』残念ポイント

残念:レンズによってはAF動作音を拾う

レンズによって変わりますがオートフォーカス動作音を拾います。

以下のキャンプ動画は、よーく耳をすますとスマホのバイブのような「うぃぃぃん」と音がしてます(3:56あたりが分かりやすいです)

5つレンズを持っていてAF動作音が入るのは1つだけ。

その1本は他のレンズと比べ、AF時の音が大きく振動がすごいです。

最初は駆動音そのものを疑ったんですが、マイクをカメラから取り外し手で持った状態で(上の写真のようにカメラから離して)撮影するとAF動作音が消えたので振動が原因でした。

 

  • ショックマウントを大きく立派なモノに変える
  • カメラじゃなく三脚にマイク固定

いろいろ打開策を考えましたが、この2つぐらいしか思い浮かばず、、

どちらも撮影が面倒になるので却下です。

最終的に、私が撮影する動画はオートフォーカスが無くても成立する動画なのでオートフォーカスをOFFにし動画撮影するに落ち着きました。

ちなみに、別のカメラでAF動作音がうるさいレンズを使ってみたところ、AF動作音を拾わなくなったので、カメラとレンズの組み合わせによっても結果は変わりそうです。

RODE『VideoMicro』注意ポイント

注意:ウインドジャマーはしっかり装着

風切り音を大きく軽減してくれるウインドジャマー。

ウインドジャマーをつけたからといって音がこもるようなことは無くとてもクリアです。

しかし、奥までしっかり装着しないと雑音がめちゃくちゃ入ったのでご注意を。

ショックマウントがくるギリギリまで押し込んでおけば大丈夫です!

一度しっかり奥まで押し込んでおけばそうそうズレることはないですが、ウインドジャマーを取り付け取り外しすることが多い場合はご注意を。

RODE『VideoMicro』レビューまとめ

  • 癖のない良い音
  • 気軽に使える
  • AF動作音が入る場合もある

初めての外部マイク選びでしたがリーズナブルなのに良い音で、とても満足しているマイクです!

AF動作音のみちょっと気になりましたが、それを除けばこれといった不満はなく、多くのYouTuberさんがおすすめしてるのも納得です。

大きなこだわりが無ければ、良い音かつ使いやすいマイクですのでぜひぜひチェックしてみてください♪

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