え?なにこれ?めちゃくちゃ軽いんだけど!!
お店で手に取り衝撃的だったスノーピークのチタンシェラカップを購入!
現在ステンレスとチタン両方のシェラカップを所有していますが『軽い』というのは素晴らしいものがあります♪
ということで、この記事ではスノーピークチタンシェラカップの良さや、ステンレスとの比較などをご紹介いたします!
目次
スノーピーク『チタンシェラカップ』基本情報
名称 | チタンシェラカップ E-104 |
メーカー | スノーピーク |
サイズ | 直径120 × 高さ45mm(取手除く) |
重量 | 37g |
容量 | 310ml |
材質 | チタニウム |
デザイン・特徴
アウトドアショップで購入してきたスノーピークのチタンシェラカップです!
価格は1,900円(税込2,090円)。
スノーピークは値引きをしない?ようでお店もネットも同じ価格でした(2019年8月時点)
スノーピークチタンシェラカップは商品名のとおり材質にチタンが使用されていてサイズは一般的なシェラカップと同じです。
- 軽量
- 頑丈
- サビにくい
- 金属アレルギーをおこしづらい
- 熱伝導率が低い
- 価格が高い
底にスノーピークのロゴ、それから『titanium JAPAN』の文字。ロゴは少し出っ張ってます。
ひっくり返すと底にもロゴがあります。こちらは凹んでます。
ハンドルはスノーピーク独自の指にフィットしやすい形!
指にかかる重みがうまく分散され、重さを感じづらいです。
他メーカーのシェラカップも所有してますが、私はスノーピークが一番好みのハンドルです!
中の目盛りには100ccと200cc、そして4、6、8ozの目盛がついてます!
4oz | 6oz | 8oz |
113.398g | 170.097g | 226.796g |
ちなみに、お米1合は目盛り150。
シェラカップにギリギリまで水をいれると300g。すりきり一杯だと310ccぐらいなります。
チタンシェラカップのサイズは最大幅が15.5cm。
カップのみが直径12cm、取手はカップから3.5cm飛び出しています。高さは4.5cm。
このサイズは定番サイズなので
他のシェラカップとスタッキングできます!
重さは36g!めちゃくちゃ軽いです!
チタンとステンレスを比較
以前にステンレスシェラカップを購入していたのでチタンと比べてみました!
まず、チタンは全体的に薄く取手が細いです。
パッと見は同じように見えますがさわったり、近くで見比べると違います。
色はチタンのほうが光沢強め。
カップ内、ステンレスはスノーピークのロゴのみ、チタンのほうは『titanium』の文字が追加されています。
目盛りはステンレスが100と200のみ。チタンは4、6、8ozの目盛りが追加されてます(内容量は同じです)
取手の形状も微妙に違います。ただ、どちらも同じく持ちやすいです。
そして最大の違いが重さ!
チタン:36g | ステンレス:105g |
なんと内容量は同じなのにステンレスの約1/3の重さ!
チタンからするとスレンレスは約3倍重いということに!
スノーピーク『チタンシェラカップ』3つの満足ポイント
満足①:軽い!とにかく軽い!
チタンシェラカップは約36g。
これ、本当にビックリするぐらい軽いです!
数字だけではちょっとイメージしづらいと思いますので、36gに近いモノを並べてみます。
割り箸9本 37g | 歯ブラシ2本 30g |
ライター2本 33g | メガネ 34g |
空の600mlペットボトル 32g |
余計分かりづらくなってしまったかもですが、とにかく軽いんです!
ステンレスシェラカップも約105gで陶器なんかと比べれば軽いです、でもチタンを持った後にステンレスを持つと「重い」を感じます!
そしてサイズの小さなステンレスミニシェラカップよりも軽いのがチタンシェラカップ!
見た目はどう見てもミニのほうが軽そうなのに持ってみるとチタンのほうが軽い、不思議な感覚です。
それでキャンプでの使い心地はと言うと、私は車での移動なので持ち運びは関係ないんですが、食事中は軽いほうが楽です!
スノーピークのシェラカップは指にフィットする取手のおかげで疲れづらい構造ではあるんですが、チタンの軽さが加わると、より疲れづらくなります!
満足②:チタンシェラカップは温まりやすく早く冷える
スノーピークチタンシェラカップは熱せば早く温まり、早く冷えます。
チタンは熱伝導率が低いので本来は温まりにくく冷めにくい材質です。でも比熱は鉄などと同等かつ、比重が小さく、頑丈のため薄く作られていたりと熱を伝えやすいです。
上記はこちらのサイトから勉強させていただきました。もっと詳しく知りたい方は是非チェックしてみてください!
いちおうチタンとステンレス両方に水を入れ、どのぐらいの時間で沸騰するのか実験!
スタート時の水の温度は28℃ぐらい。水は200cc。火力は固定です。温度計が8秒おきに反応するので多少の誤差はご了承ください(誤差を減らすため3度実験し平均値を出しました)
チタン | ステンレス | |
30℃到達 | 8秒 | 14秒 |
40℃到達 | 28秒 | 42秒 |
50℃到達 | 56秒 | 71秒 |
60℃到達 | 86秒 | 100秒 |
70℃到達 | 118秒 | 124秒 |
80℃到達 | 147秒 | 157秒 |
90℃到達 | 183秒 | 198秒 |
泡ぶくぶく沸騰 | 240分 | 254秒 |
実験してみた結果は、チタンのほうが早くお湯が沸きました!
驚くほど差は出ないなぁという感じでしたが、少しでも早く温まるのはメリットです!
あと、チタンは早く冷えます!使い終わったシェラカップがなかなかのスピードで冷えてくれるので火傷しづらくなります!
満足③:1つで何役もできる便利さ
シェラカップの使いやすさに惚れてしまい、ミニも合わせると5つ目の購入となりました!
既にシェラカップを持っている方ならその魅力をご存知だと思いますが、まだ持っていない方にシェラカップの良さをお伝えます!(以下、違うシェラカップもでてきます)
コップになります!
お皿になります!
お椀になります!
計量カップになります!
直火OKなのでお湯をわかせます!
軽い炒めもの、鍋、揚げ物もできます!
2個あればフタにできます!
どのメーカーのものも基準サイズがほぼ同じなので重ねられます!
そして!使って汚れても口が広く拭きやすいので、ウェットティッシュなんかでささっとキレイにできます!
このようにシェラカップがあれば様々なことに使え、管理や持ち運びも楽ちん!まさに万能カップです!
スノーピーク『チタンシェラカップ』残念ポイント
残念:チタンは価格が高い
チタン製品は基本的に高額なモノがほとんどです。
今回ご紹介しているチタンシェラカップもステンレスシェラカップと比較すると
スノーピークシェラカップ |
|
チタン | ステンレス |
2,090円 | 1,045円 |
ちょうど2倍の差。
軽い!頑丈!サビづらい!など素晴らしい性質を持つチタンですが、そこに魅力を感じないのであれば私はステンレスで十分OKだと思っています。
ただ、2つ持っている私がどちらを多く使用しているかというとチタンです!1度この軽さに慣れてしまうとダメでした。
スノーピーク『チタンシェラカップ』注意ポイント
注意:直火するなら火傷に注意
チタンシェラカップは満足ポイントでお伝えしたように温まりやすく冷えやすいです。
でも、本来は熱伝導率が低い材質のため
写真でさわってるカップのフチなんかは、少し分厚くなっていて一度温まるとなかなか冷えません。口をつける場合は火傷に注意です。
とくに直火でシェラカップを温めると必ずと言っていいほどカップのフチは高温になっているので注意です。
ちなみにチタンに限らずステンレスも直火で温めると口元は火傷するほど高温になっているので、どのシェラカップも直火するなら火傷に注意です。
スノーピーク『チタンシェラカップ』レビューまとめ
- チタンは衝撃的に軽い
- チタンは高額
- シェラカップは便利
ステンレスと比べると価格が2倍もするので「高いなぁ」と思う商品です。
シェラカップの便利さはステンレスもチタンも同じなので、チタンが絶対良いとは言えません。
でも、1度チタンをつかえば、その軽さに必ずや惚れるはずです!