薪ストーブ関連記事第3段!
ようやくここで購入したWINNERWELL『Nomad View M-Size』をレビューです!
薪ストーブならではの良さや、大変なところ、このあたりを本音でご紹介いたします!
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目次
WINNERWELL「薪ストーブ Nomad View M-Size」基本情報
名称 | Nomad View M-Size スペシャルパッケージ |
メーカー | WINNER WELL(ウィンナーウェル) |
素材 | ステンレス304 |
組み立てサイズ | 380 × 200 × 高さ2260mm(ストーブ+煙突) |
収納サイズ | 380 × 200 × 高さ210mm |
パイプ直径 | 63mm/2.5in |
重さ | 約13kg(スペシャルパッケージの内容物含む) |
WINNERWELL「薪ストーブ Nomad View M-Size」5つの満足ポイント
満足①:寒い冬キャンプを別次元に変えてしまう暖かさ
薪ストーブはどのぐらい暖かいのか?これが一番気になるところだと思います。
その答えは、めちゃくちゃ寒い冬キャンプを別次元に変えてしまう暖かさ!
どんなテントで使用するか、設置場所、薪ストとの距離などで温度は変わりますが
サーカスTCという〜4人ぐらいでくつろげるテントで使用し、上の写真のように薪ストーブの近くであれば
外1.6℃に対し、テント内は17.1℃!
その差は15℃以上!
まだまだ余力を残した使い方で、火力で言えば『中と強の間』ぐらい。なので、もっと薪を燃やせばさらに温度をあげられます。
空気調整を絞り火力『弱』ぐらいでも外気との差が10℃以上!
さすがにちまちま薪を燃やしてると寒いを感じますが、てきどに薪を継ぎ足し燃やしていれば「ちょっと暑い」ぐらいまで到達できます!
また、暖かい空気は上へとたまるので、この暖かい空気をサーキュレーターなどをうまく使えば少ない燃焼でよりテント内を暖かくすることも。
我が家には小さなガスストーブしかないので灯油ストーブとの比較はできませんが、確実に言えるのは「薪ストーブなら満足できる暖かさにできる」です!
おこもりキャンプを楽しむも良し!限界まで外で楽しみ「寒すぎる」と思えば暖を取るも良し!
暖かい空間を作れるというのは安心感が凄まじいです。
ちなみに本来の使い方である野外での使用も焚き火と同様に暖かさを感じられます!
運搬、準備と後片付けは大変ですが、煙たくないし臭いはつかないし、火の粉の飛び散りもありません♪
もう1つちなみに、テント内で使うなら換気をした上での使用なので隙間風はやっぱり寒いです。
そこで、ガスストーブを配置しサンドされる使い方をすると・・・前も後ろも温かいで反則レベルの暖かさでした。
満足②:サイドの大きな窓ガラスが美しく暖かい
薪ストーブは様々なメーカーから様々なデザインのモノが販売されています。
その中から『WINNERWELL Nomad View M-Size』をチョイスしたのはサイドにある大きな窓ガラス!
サイズは横26 × 高さ12cmと大画面!
優しく揺らめく炎、激しく燃える炎を存分に楽しめます!
(空気調整で炎の大きさを変えれます!)
焚き火と同じで、少しずつ変化していく炎はずーっと見てられます。最高の癒やしです。
さらには!
この大きな窓の前がとにかく暖かいんです!
薪ストーブ正面や後、反対側のサイドと比べて1.5倍ぐらい暖かいです!
つまり、炎を目の前で見つめながら超ぬくぬく!VIP席です!
なので、薪ストーブノマドビューを配置するときは大きな窓ガラスがベストな位置にくるようにするのがおすすめです!
満足③:焚き火いじりに近い楽しさ
薪ストーブは石油ストーブと違って薪を足す手間がかかります。
実際に使うまでは「めんどくさいかも」と思ってましたが、私にとっては満足ポイントでした!
というのも、焚き火をしてる感覚に近いものがあり、薪を継ぎ足すのが楽しかったからです!
私は焚き火で『火吹き棒』で空気を足すのが好きなんですが、この行為が『空気調整窓』と同じで
薪を足したら空気をたっぷり入れガンガン燃やし、炎が安定したら空気を絞るというのが楽しいんです♪
たしかに手間といえば手間なんですが、「お!新しい薪に火がうつった!」なんかを見るのが楽しいです。
ノマドビューはサイドに大きな窓がついてるので、その様子もハッキリ見えます♪
満足④:暖をとりつつ調理
薪ストーブは使用中めちゃくちゃ高温になるので、その熱を利用し調理することが可能です!
上の写真は100均の20cmフライパンと、ラージメスティンで調理してますが、ご覧のようになかなかのスペースがあります!
ノマドビューには両サイドにラック?があるので、加熱をストップするのも楽ちん!
薪ストーブ運転中はいつでも熱々なので、直火OKなマグカップなんかをちょこんとのせれば熱々ドリンクの完成!
そして、薪ストーブ下部や窓の下は輻射熱で熱々なのでピザなんかの調理にも!
といった感じで暖を取りながらいつでも調理可能です♪
ちなみに、薪ストーブをガンガン燃やさないと思ったより火力が出ないので、本体上のフタを外し直火で調理という方法も取れます!(ススはつきます)
それから軽度の油ハネなら熱で焼き切ってくれるのでキレイな姿に戻ります!
我が家はわりと多めに油をこぼしてしまい、そこだけは今も残ってます。。最初と比べて薄くなったのでいつかキレイになると思って放置してます。
満足⑤:スペシャルパッケージの内容物がイイ!
ウィンナーウェルノマドビューMサイズにはスペシャルパッケージというのがあり
- ウォータータンク
- 防火マット
- 収納ケース
の3つが付属します。
この3つが全て大活躍!
ウォータータンクはいつでもお湯が使え、コーヒーやミルクティー、洗い物、顔をふきたいときのホットタオルとして大活躍!
防火マットはピザも焼けるほどの輻射熱から地面を守ります。
ときどき薪ストーブから火の粉が飛び出すので、その受け皿としても活躍!焚き火にも使えます!
そして収納バッグ!本体、ウォータータンク、防火マットなどの小物、追加で購入した煙突ガードや追加煙突を1パックにでき持ち運びに便利!
といった感じで3つ全部満足できる使い心地!
ちなみに、全て単品購入できますが、スペシャルパッケージでまとめて購入したほうが12,980円もお得になります!
WINNERWELL「薪ストーブ Nomad View M-Size」2つの残念ポイント
残念①:運搬・設営・撤収・費用が大変
分かっちゃいたけど薪ストーブを使ううえで
- 運搬
- 設営・撤収
- 費用
は大変です。
まず運搬。
スペシャルパッケージや追加煙突など、様々なモノが含まれ13kg以上の重さです。
スペースも大きな収納ボックスと同等ぐらいなので、積載スペースの確保が必要です。
そして、設営・撤収。
組み立てや解体そのものは、ただ煙突をつなげるだけなので単純なんですが
安全対策のため煙突をロープで支えるや、片付けをスムーズにするため『焼き付き防止潤滑剤』を塗ったり、煙突の中のススを掃除したりと地味にやることが多いです。
イメージ的には小さいテントを設営・撤収するぐらいの時間をとられ、ガスや灯油ストーブより格段に時間がかかります。
それから薪をたっぷり使用するので費用もかさみます。
一度、夕方6時から夜12時までの6時間で、どのぐらいの薪を消費したのかカウントしてみました。
結果は、針葉樹(細)が2本、広葉樹(細)が5本、広葉樹(太)が10本でした。
太い薪は細い薪3〜4本分なので
一般的に購入できる細い薪としてカウントすると、合計でだいたい40本の薪をつかったことになります。
重さにして10〜15kg、束にすると3〜4束だと思われます。
広葉樹の薪は、私がよく行くホームセンターやキャンプ場だと1束500〜800円するので、一晩で1500〜3200円とけっこう費用かかります。
もちろん、もっと安く薪を入手できるならランニングコストは下がりますし、薪の燃やし方でも使用本数は変わります。
といったデメリットはありますが、それを上回るメリットが盛りだくさんありますし、分かった上で購入したので気にするどころか薪ストライフを楽しんでいます!
残念②:ウォータータンクから水漏れ
さぁ!これから火入れだ!とワクワク準備をしていたときに異変が!
なんと、ウォータータンクの端っこから水漏れが。。
溶接部分に隙間があったようでそこからちょびちょび水漏れしてました。
ウォータータンクの使用は諦め、帰宅後すぐに購入したショップに問い合わせると、すぐに水漏れが無い新しいモノを送ってくれました。
連絡から2日後には届き、迅速丁寧な対応でした。
が、やっぱり初期不良は初期不良なので残念ポイントに。
今回は私がハズレを引いただけですが、こういったこともあるのでウォータータンクには実際に水を入れてみる、他は火入れする前にどうみておかしい場所がないかチェックしてみることをおすすめします。
WINNERWELL「薪ストーブ Nomad View M-Size」注意ポイント
注意:テント内で使うなら細心の注意を
薪ストーブはテント内での使用厳禁です。
なのでテントに入れるなら必ず使用前に知識を得て、事前準備をしっかりし、必要なモノがあればぬかりなく揃え自己責任での使用になります。
- 換気
- 引火物は薪ストーブから遠ざける
- 煙突ガードは万全に
- 煙突から飛び出す火の粉対策
- 煙突が転倒しないよう対策
- ススに引火しないよう掃除
など、さまざまなことに注意です。
もし、薪ストーブデビューがこれからというのであれば、いきなりテントの中へ入れるのではなく、どこがどうなってどうなるのかを知るため、一度野外での使用をおすすめします。
もしトラブルが発生しても野外のほうが対処しやすいですし、その時に「テントの中へ入れるなら◯◯が必要そう」というのも見えてくると思います。
下記にて、薪ストーブをテントの中で少しでも安全に使うため揃えたアイテムをご紹介しています。
WINNERWELL「薪ストーブ Nomad View M-Size」レビューまとめ
- 冬キャンプが超がつくほど快適に
- 大きな窓ガラスが最高
- 運搬・設営・撤収・費用が大変
- テント内で使用するなら万全の準備を
薪ストーブ本体は高額、おまけにランニングコストもかかり、設営・撤収も大変、そして自己責任での使用なので知識だったり対策が必要。
と、いろいろめんどくさいですが、それでも薪ストーブ最高です!
テントでぬくぬく、料理もできて、大きな窓から炎をまったり眺める。虫もいない、人も少ない、全てが最高の冬キャンプになります!