うわっ!ポテチが湿気ってる!ちゃんとゴムで縛ってたのに。。
そんな悲しい出来事を防ぐことができるのが、100均セリアの『簡単密封シーラー』です。
ホッチキスのようなデザインで使い方はとっても簡単!輪ゴムや袋止めクリップでは無理だった完全密封も可能に。
この記事では、セリアの簡単密封シーラーの使い方や、使ったことで得られるメリット、デメリット、注意点をレビューしてみましたので気になっていた方は参考にしてみてください!
目次
セリア『簡単密封シーラー』基本情報
名称 | 簡単密封シーラー |
メーカー | セリア(IPシステム) |
サイズ | W41 × D98 × H55mm |
使用電池 | 単3形アルカリ乾電池 2本(電池別売り) |
材質 | 本体:ABS樹脂 板バネ・ネジ・電池挿入部:スチール(亜鉛メッキ) 発熱部:PTFE布、ニクロム線、ステンレス201、スチール(ニッケルメッキ)、フッ素ゴム、セラミック |
使用可能材質 | アルミ蒸着袋、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニールで厚みが0.1mmまで |
デザイン・仕組み
100均セリアで購入した『簡単密封シーラー』のパッケージがこちらです。
価格は110円。
使用するには別途 単3形アルカリ電池 × 2本が必要です。
簡単密封シーラーのデザインはホッチキスのような姿!
サイズもホッチキスほどで、W41 × D98 × H55mmです。
横から | 正面から |
真上から | 底です |
110円商品ですが全体的にしっかりした作りです。
本体先っぽのグレー色したものは安全バー。
安全バーを下へとずらすと発熱部が顔を出します。
発熱部は上下にあり
この2つがくっつくことで電気が流れ熱が発生。そして対象物を溶かしくっつけ密封してくれるという仕組みになります。
ON/OFFの電源などはなく、発熱部がくっついた時点で作動するようになっています。
使い方
まずは電池別売りなので単3形アルカリ電池×2本をセッティングします。
電池を入れる場所は本体中央。
上のGIFのように電池カバーを外します。ちょっとカバーが開けづらいですが、爪でひっかけ力まかせにこじ開ければ外れます。
ちなみにエネループOKです!
これでセッティング完了!
では、密封シーラーをつかって実際に花かつおの小袋を密封する様子をご紹介。
まずは安全バーを下へとスライド。
つづいて対象の袋をサンドし3秒間押さえます。この3秒は発熱部を温めるのに必要な時間です。(袋の材質や厚みによって秒数を変えてください)
また、上の写真のように左手で袋を持っておかないとシーラーが使いづらいのでスタートさせる位置を端から少しずらします。
その後、シーラーをゆっくりスライドさせます。(ここも袋の材質や厚みによってスピードを調整してください)
そのまま端までスライドさせきります。
つづいて、指で持っていた部分を密封するため、斜めにスライド!先ほどと同じく3秒間押し当てたのちスライドです。
袋の端までスライドできれば完了です!
ちょと見づらいですが上の写真がシーラーで密閉した部分です!横、斜めに線が入ってるのが見えるかと思います!
ということで、ばっちり使用途中の花かつおを密閉できました!
使用が終わったシーラーは安全バーを戻し、しばらく使わないのなら安全面から電池を外しておくのがいいです。
セリア『簡単密封シーラー』3つの満足ポイント
満足①:使い方が簡単
セリアの密封シーラーを実際に使ったところをご紹介しましたが
実はあれ、ぶっつけ本番ではじめて使用するときに撮影した写真だったんです。
見てもらったとおり不器用な私でも簡単に密封することに成功しました!
しかも一度使うと使い方に慣れ、2回目からはよそ見しながらでもできるほど簡単です!(よそ見は危険です)
なので、「この手の機械は抵抗がある」と思ってる方も安心してください!思ってる以上に簡単に使いこなせてしまいます♪
満足②:しっかり密封!
セリアの簡単密封シーラーは本当に密封できているのか?と気になったので実験しみました!
せっかくなので定番の『輪ゴム』と『袋止めクリップ』も合わせて密封具合を比較実験してみます。
実験方法は、開封した袋に水を入れひっくり返すというシンプルな方法。
まずは、『袋止めクリップ』いきます!
だだ漏れです。
完全密封までは期待していませんでしたが、けっこう隙間あるんですね。
では袋を絞った状態でクリップ!これならどうでしょうか?
だだ漏れです。
あまり違いはありませんでした。
つづいて輪ゴム。袋のサイズ的に6重がちょうど良かったので6重でいきます!
だだ漏れです。
輪ゴムはもう少し頑張ってくれると思ったんですが、こちらも想像以上に隙間があるようです。
では、6重から8重へとさらにきつく縛ってみます。(これ以上きつく縛るのはちょっと厳しいです)
ちょろ漏れです。
先ほどより漏れは減りましたが、それでも絶え間なく漏れ続けます。
ではでは!セリアの簡単密封シーラーの出番です!
結果は!
おお!
おおおお!漏れてない!!
と思ったら
「ぽたっ……ぽたっ……」と少しずつゆっくり漏れています。
「なぜに?」と思い袋をよーく見てみると
上の写真、赤丸の部分がシーラーできていませんでした。
ちゃんとシーラーしたのになんで?
理由はパッケージデザインに使われていた『紙』です。
ビニール + 紙 によって厚みが増し、もっとゆっくりシーラーを動かさないとビニールが溶けなかったようです。
この現象は、袋によくある上の写真の矢印部分の所も同じなので、分厚くなってる部分はかなりゆっくり動かし密着させましょう。
ということで、中途半端な実験結果になりましたが、ちゃんとシーラーを使いこなせていれば完全密閉できていたので、「しっかり密閉させたい!」というのであればシーラーを使うのが確実です!
水の入った袋にシーラーを使うのはショートする危険があるのでマネしないでください
満足③:かさばり防止になる
輪ゴムや袋止めクリップを私は上の写真のように使っています。
1つならまだしも、こうやって開封し縛った状態の袋が増えてくると『かさばり』もバカになりません。
そんな時は、セリアの簡単密封シーラーを使うことで
小さくコンパクトに出来ます!
袋の形状や、中身の残量であまり小さくならないものもありますが、輪ゴムや袋止めクリップより確実に小さく保存できます!
あと、中身がたっぷり残ってる時は、輪ゴムやクリップだとゆとりがなさすぎて縛れない、クリップできないということもありますが、シーラーならお構いなしに密封できます!
セリア『簡単密封シーラー』残念ポイント
残念:簡単密封!だけど…やっぱ手間はかかる
使い方は簡単で密封も優秀なシーラーですが、輪ゴムや袋止めクリップと比べると、やっぱり手間です。
なので、どうしても湿気させたくないモノへはシーラーを使いますが、ポテチぐらいなら輪ゴムや袋止めクリップを優先して使ってしまいます。。
また、一度密封すると袋によっては開封するときにハサミが必要になります。
ポテチなど、左右に引っ張ることができる袋は手だけで開封できますが
シーラーしたところに穴が空いてしまったり、袋が変なところで破れたりします。
よって、繰り返し密封しようとするなら同じ位置でのシーラーが難しく、どんどん深い位置でシーラーするようになります。
セリア『簡単密封シーラー』注意ポイント
注意:使用できる材質・厚みに注意
セリアの簡単密封シーラーが使える材質は
アルミ蒸着袋・ポリプロピレン・ポリエチレン・塩化ビニールです。
また、厚みが0.1mmまでとなっていますので、何から何までシーラーできるわけではありませんので注意してください。
ラップにつかうと穴が空きます。
使用可能なはずのポリエチレン素材なポリ袋も
薄すぎるためなのか穴が空きます。
また、シーラーできる素材でも二重にして厚みをもたせてしまうとシーラーできません。
このように、シーラー出来ないモノは、穴が空くか、何も起きないの2パターンなので、密封シーラーが使えるのかどうか分からないときはひとまず目立たない場所で試すのがいいと思います!
ちなみに燃えるかな?と思ったティッシュをサンドするも何も起きませんでした。通電しないから?万が一もありますので着火しそうなモノをわざとサンドするのはやめましょう。
セリア『簡単密封シーラー』レビューまとめ
- 使い方簡単
- しっかり密封できる
- ここぞなシーン以外での使用が面倒
100均商品ではありましたが、開封した袋をしっかり密封してくれ満足できる使い心地でした!
ただ、輪ゴムなんかと比べるとやっぱり手間なのは確かです。めんどくさがり屋な方には合わない商品かもしれませんが、価格も110円ですし1つ持っておくと湿気させたくないモノをしっかり密封できるので、ここぞという時に便利です♪
気になった方は是非セリアをチェックしてみてください!