三脚チェンジが大変すぎる…
そこで少しでも三脚チェンジをスムーズにするため購入してみたのがNEEWERのアルカスイス互換クランプとプレートです。
ようはカメラと三脚を合体させる部分です!
すでに持っている三脚へ取り付けることもでき、ホールド力はかなり良好!
おまけにアルカスイス互換で他メーカーとも合体可能!
全ての三脚・カメラをアルカスイス互換で統一してしまえば快適三脚撮影を手に入れることができます!
そんなNEEWERのプレートとクランプをレビューしてみましたので参考になれば幸いです。
目次
NEEWER『金属製50mmクイックシューベースクランプとQRプレート』基本情報
名称 | 金属製50mmクイックシューベースクランプとQRプレート |
メーカー | NEEWER(ニューワー) |
材質 | プレート:金属合金 クランプ:アルミニウム合金 |
重さ | プレート:35g クランプ:88g |
取り付けネジ径 | プレート:1/4インチ クランプ:1/4 or 3/8インチ |
デザイン・特徴
アマゾンで購入したNEEWERのプレートとクイックシューベースクランプです。
2点セットの購入で1,399円でした(2019年12月22日時点)
左がプレート、右がクランプ。
クランプの材質はアルミニウム合金。ノブ部分はゴム。
側面とノブ部分の合計3ヶ所にバブル水準器。
ノブを縮めた状態のサイズが、長さ5 × 幅4.7 × 厚み1.5cm。ノブを含む幅は7.5cmです。
ノブを回すことで、クランプの幅が約5mmほど広がります。この伸縮を利用しプレートをホールドします!
セットで購入したNEEWERのプレートをはめ込むと上の写真のような感じです。
推測になりますが、約37〜41mmのアルカスイス互換プレートなら対応できそうです。
ざっくり言うと側面が『ハの字』のプレートです。
上の写真右はNEEWERと違うメーカー(マンフロット)のプレートですが、どちらもホールドできます
購入時はクランプの真ん中に1/4インチのネジが取り付けられています。
このネジは六角レンチで取り外せます(きつく締められてなければ素手で取れます)
ネジを取り外すと1/4インチのネジ穴になります。
多くの三脚は、この1/4インチに対応してます。
そして、もう1段階ネジ穴を大きくでき、上の写真の状態で3/8インチ。
ということで、1/4インチのネジ、1/4と3/8インチのネジ穴に対応します。
数字がいっぱいでごちゃごちゃしますが、多くの三脚に取り付け可能です!
つづきましてプレート。
プレートの素材は金属合金。表面には滑り止めのゴムパッド。
ネジは1/4インチで、約5.5mmほど飛び出す形になります。
プレートの裏面です。コインなどで回せばネジをきつく締めれるようになってます。
また、両サイドに六角レンチで取り外せるネジが2つついてます
個人的に、このネジ2つは出っ張ってて邪魔だったので取り外しました(詳しくは後ほど)
では、プレートとクランプを合体させます!
ハの字な側面がガチッとホールドされました!
見た感じ隙間があるように見えますが、しっかりロックされてます!
クランプ 88g | プレート 35g |
合計123g |
重量は、軽いといえば軽いんですがサイズのわりにずっしりしてます。
NEEWER『金属製50mmクイックシューベースクランプとQRプレート』2つの満足ポイント
満足①:全ての三脚で統一すれば超快適
メーカー気にせずいろんな三脚を購入していると、三脚の付け替えがめちゃくちゃめんどくさいことになります。
三脚によってクイックシューの構造、大きさ、形が違うので
三脚からカメラを外す → カメラ底のプレートを外す → 次に使う三脚のプレートをカメラに取り付ける → カメラと三脚を固定
といった、めちゃくちゃめんどくさい動きが要求されます。
そんな、めんどくさくて時間がかかる動きを快適にしてくれるのがNEEWERのプレートとクランプです!
たとえばこちらのミニ三脚。
こちらの三脚はそもそもクイックシューが付属しておらず、カメラの底にあるネジ穴に直接取り付ける必要がありました。
それが、NEEWERのクランプを取り付けることで
クランプ横のノブを回せばあっという間に三脚への取り付け完了です!
ノブは最大でも2.5周ほどしか回らないので、直接取り付けるより断然スピーディーになります!
そしてそして!
もう1つクランプを用意すれば、カメラの底に取り付けたプレートはそのままに
別の三脚へも固定可能!
上の写真のように、もともと三脚に備わってるクイックシューには1/4インチのネジが飛び出してると思うので、ここにクランプを取り付ければ過去に購入した三脚も楽ちん仕様に変更できます!
このように、三脚にNEEWERのクランプを取り付けておけば、カメラの底につけたプレートはそのままに、サクッと三脚をチェンジできます!
そして!さらに便利なのがアルカスイス互換!
上の写真はマンフロットの三脚と今回購入したNEEWERのクランプです。
違うメーカーではありますが、ともにアルカスイス互換であるクランプです。
そうです!
プレートとクランプ、この2つがアルカスイス互換であれば、メーカーが異り多少サイズが違っていても取り付け可能です!
プレートとクランプ、どんな組み合わせでもOK!
ただノブを回すだけで、サクッと三脚チェンジです!
もう。本当便利すぎます。
ちなみに私はカメラ2台、三脚3台をおもに使い回すんですが、どのカメラとどの三脚の組み合わせでもOKなようにクランプとプレートを買い揃えたので、撮影中の無駄な時間大幅カットです♪
満足②:価格は安いがしっかりホールド
価格が安いNEEWERのアルカスイス互換プレートとクランプ。
それ故に、しっかり固定されるのか不安ではありましたが
想像以上にガッチリ固定してくれ安心しました♪
そもそもアルカスイス式と呼ばれるクイックシューは、点ではなく面で固定する仕組みとなっていて、しっかりカメラをホールドしてくれるようです!
取り付け、取り替えが便利なうえにがっちりホールド。さらには安い!素晴らしいです!
NEEWER『金属製50mmクイックシューベースクランプとQRプレート』残念ポイント
残念:プレートネジがコイン式
カメラの底に取り付けるプレート。
プレートとカメラはネジによって固定するんですが、このネジをしっかりしめるためにはコインなどを利用しないと厳しいものがあります。
ずっとカメラの底に取り付けておくならコインを使うのは1度だけですが、カメラによってはプレートが邪魔でバッテリーやSDカードを取り出せないことがあります。
そうなってくると、コインでの開け締めがめんどくさいです。
指でキツくしめれるタイプもあるので、そちらであれば良かったなというのが正直な感想です。
とは言え、コインは使わず指で締めてもある程度は締まるので、ガチガチに固定しなくて良いなら指で対応できます。
どうしても気になるようであればオプション品もあるようなのでチェックしてみてください。下記のネジは元々ついてるコイン式ネジと同サイズです▼
NEEWER『金属製50mmクイックシューベースクランプとQRプレート』2つの注意ポイント
注意①:プレートのネジを取ると使いやすくなるが落下注意
上でお話ししましたが、プレート底の両サイドには小さなネジが2つあります。
このネジは出っ張っていて
クランプに取り付けるときにけっこう邪魔です。
出っ張りのせいで、スライドさせての取り付け取り外しができません。
つまり、ノブをめいいっぱい回さないとプレートの脱着ができません。
おまけに出っ張ってるのでグラつきます。
カメラの底に取り付けるものなので、このグラつきはちょっといただけません。
ということで、2.5?というサイズの六角レンチで私は取り外しました。
ネジがなくなると平面になるので、カメラの安定感が増します。
そして、ノブをちょっと回すだけでスライドできるようになり、取り外し取り付けがスムーズになりました!
と、使いやすさがググンとアップするんですが、ネジがなくなったことでカメラの落下には要注意です。
当然ですが、カメラの向きを斜めにセッティンすするときはノブを回ししっかり固定しないと落下します。
ネジがあったときは、ネジがスライドを防止するので落下への心配が減ります。
下のGIFは、最初がネジ無し、後がネジ有りです。
カメラの重さや角度、ノブの回し加減によっては落下する可能性があるので100%安心しきらないようご注意ください
ということで、少しでもスピーディーに使いたい!というのであればネジをとってしまい、少しでも安心して使いたいというのであればネジはそのままに。
注意②:アルカスイス互換でもメーカーが異なる相性が悪い?
アルカスイス互換であるNEEWERのプレートとクランプ。
満足ポイントでアルカスイス互換であれば組み合わせ自由自在と言いましたが
プレートの幅や、クランプの幅もメーカーごとに違いますし
厚みや、ハの字の角度なんかもメーカーごとに違います。
形状が違えばとうぜん締め付け具合も変わってくるかと思いますので、他メーカーを組み合わせる場合はしっかりホールドされるか確認してから本番導入することをおすすめいたします。
ちなみに、NEEWERとマンフロットのトラベル三脚はばっちりホールドされてます!
NEEWER『金属製50mmクイックシューベースクランプとQRプレート』レビューまとめ
- プレートとクランプを統一すると超快適
- アルカスイス互換で他メーカーとも組み合わせOK
- 他メーカーとの組み合わせは安全確認
カメラも三脚も1台しか使わないなら、今回ご紹介したプレートもクランプも必要ありませんが、2台以上使うのであれば必ず満足できる使い心地になります!
価格もリーズナブルで導入しやすいプレートとクランプですので気になったならぜひぜひチェックしてみてください♪