雨が降っても焚き火したい!
とキャンプを初めてからずーっと気になっていたタープ、それがテンマクデザイン『ムササビウイング13ft.TC“焚き火”version』です。
火の粉に強いポリコットン素材がつかわれ、タープの下で雨を気にせず焚き火が可能!
そして、ムササビの姿したデザインがすこぶるカッコ良く、見た目も機能性も素晴らしいタープです♪
では、ムササビウイングのカッコ良さやポリコットンによる恩恵をたっぷりの写真とともにレビューいたします!
テンマクデザイン ムササビウイングTCが登場するまとめ | ||
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目次
テンマク『ムササビウイング』基本情報
名称 | ムササビウイング13ft.TC“焚き火”version |
メーカー | テンマクデザイン |
サイズ | 390 × 380/240(幅)cm |
重量 | 本体:1,900g 総重量:2,150g |
素材 | ポリエステル65%、コットン35%(コットン混紡記事(TC)撥水加工済み) |
デザイン・特徴
アウトドアショップWild-1にて購入したテンマクデザインのムササビウイング13ft.TC“焚き火”versionです!
価格は16,800円(税込18,480円)
- タープ本体
- 張網6本(自在付き)
- 使用上の注意
- 収納袋
タープ設営に必要なポールやペグは別売りです
付属の収納袋は鮮やかなエメラルドグリーンでメッシュ仕様!
収納袋は全体的に作りがしっかりしており、現時点で購入から10ヶ月ほど経過してますが破れやほつれは無くキレイなままです。
サイドにはテンマクデザインのタグやカラビナなどが引っ掛けられるベルトがついています。
収納袋は少しゆとりがある作りで、よほど雑にタープをたたまない限り苦戦することなく収納可能です。
付属しているロープは全部で6本。
- 4.5m × 1本
- 3.5m × 3本
- 1.5m × 2本
ロープにはそれぞれテンマクのロゴが入ったアルミ自在金具がついてます!
ロープも自在も文句無しの品質で買い替えは不要です(長さ・色の好みにより私は変更しました)
タープ本体です!
ムササビウイングはポリエステルとコットンによる混紡生地(ポリコットン)。
ポリコットンには布っぽさがあり、ポリエステル100%のタープと比較すると見た目も触った感じも全然違います。
他にも
ポリコットンは(ポリエステル100%と比べて) | |
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メリットもあればデメリットもあります(詳しくは後ほど)
タープの色は濃いベージュ。パイピングはワインレッド。
上の写真は室内での撮影なので色味が濃く見えますが
太陽にあたると、濃いベージュは明るいベージュに、ワインレッドは赤色っぽくなります!
ムササビウイングを広げた姿はまさにムササビ!
撮影位置が悪く五角形に見えますが
真ん中で折ると先端がかなり尖っていたりと、独特な形をしています!
ポールやロープを結ぶところは合計6ヶ所。
6ヵ所にはそれぞれ上の写真のような輪っかが縫い付けられています。
見た目が頼りない感じですが、切れたりすることなく安心して使えてます!
ムササビウイングのサイズは横幅最大380cm。縦幅が最大390cm。
半分に折った状態だとこんな感じです。
収納サイズは(約)幅40×直径16cm。
タープは布1枚なのでテントなんかと比べると小さいです!
重さはタープのみで(約)1,900g。収納袋、ロープを足すと(約)2,150g。ポリコットン素材のため少し重いですが片手で持てる重さです。
▼ムササビウイングの設営・撤収方法は下記からどうぞ!
テンマク『ムササビウイング』3つの満足ポイント
満足①:ムササビ姿がカッコ良すぎる
私にとってムササビウイング最大の満足ポイントは見た目です!
ヘキサタープも好きでしたが、ムササビウイングのほうが個人的にはカッコいい!と思っています。
ムササビウイングとヘキサタープの大きな違いは前方と後方の形。
一般的なヘキサタープは左右対称、前後も同じ形、広げればキレイな6角形となります。
一方のムササビウイングは前方はおもいっきり突き出し、後方には尖りがありません。
このような特殊な形状により
前方を高く、後方を低くする姿が可能で、この姿がすこぶるカッコいいんです!
その時に生まれる曲線がとくに美しく、ムササビウイングを設営するたび私は見とれています。
また、ポリコットン素材は見た目もさわり心地も高級感があり、色もベージュカラーでキャンプにぴったり。
そして、太陽に照らされ姿を表す織模様も美しいです。
もし、ムササビウイングのデザインに惹かれこの記事にたどり着いたのであれば
期待を裏切らないカッコ良さですので安心してください。
ではでは、ムササビウイングの様々な姿を写真でご紹介します!
▼ポール前240cm、後方3ヵ所ペグ直打ち。
▼ポール前240cm、後方3ヵ所ロープ使用
▼ポール前240cm、後120cm。
▼ポール前240cm、後180cm。
▼ポール前240cm、後240cm。※ペグの位置が適当で見た目が悪いです
▼ポール前240cm、後120cm、横180cm。
▼サーカスTCと連結。ポール前240cm(連結には伸縮するゴムベルト・ストラップギアを使用)
▼サーカスTCと連結②。ポール前180cm、横前120cm、横後200cm
▼コールマンタフドーム240と連結(小川張り)。ポール前240cm、後240cm。
▼ネイチャーハイクStar-River2と連結(小川張り)ポール前240cm、後180cm。
▼上から見たムササビウイング
ムササビウイングがあまりにもカッコいいので写真のストックはまだまだあるんですがこのへんで!
使用したポールは安くて太いSoomloomです。
満足②:タープ下で焚き火OK
ポリコットン素材による最大の恩恵と言ってもいいのが火の粉に強いということ。
過去にポリエステル100%のタープ下でホルモンを盛大に焼き穴を開けてしまったんですが
現在はムササビウイングの下でBBQはもちろんのこと、焚き火も楽しんでいます!
雨が降っていてもタープの下で焚き火を楽しめ
寒い季節にタープ下で焚き火をすればタープによって熱が逃げづらく温かくなります!
また、焚き火の光がタープに反射しムード満点!
ただ、絶対に穴があかない訳ではないので盛大な焚き火には注意です。
公式ではタープ内での焚き火はNGとしていますのでタープ下での焚き火は自己責任でお願いします
満足③:影が濃い
ポリコットンによるもう1つの恩恵が濃い影を作ってくれること。
ポリエステル100%タープがこのぐらいの影の濃さで
ムササビウイングがこのぐらいの濃さです!
撮影日時が違うので誤差はありますが、2倍ぐらい影が濃くなったように感じています。
影が濃ければ直射日光をより遮れ、濃い影によって地面の温度上昇を防ぐことができ、上から下からダブルで襲ってくる熱を和らげることができます!
とくに真夏の晴天時による恩恵が大きく、照りつける太陽の下とタープ下では雲泥の差があります!
テンマク『ムササビウイング』残念ポイント
残念:付属のロープだと様々なスタイルを楽しめない
ムササビウイングには6本の張り網が付属していますが、1.5mの張り網が短く、スタイルによっては長さが足りません。
たとえばポール2本を使い、2本ともそこそこ長さがある時です(上の写真は240と180cm)
本当はもっとタープを横に広げたい(赤矢印)のですが、ロープの長さが限界でこれ以上外に広げられない状態です。
また、ムササビウイングは一般的なヘキサタープがロープ8本使うのに対し6本しか使いません。
2本省略されたのはここ
一般的なヘキサタープはポール部分にロープ2本を使用しますが、ムササビウイングは1本です。
入れ忘れではなく、公式の設営ガイドにも6本で設営するとあり
ややグラつきはあるものの、おそらく大丈夫かな?といった耐久性でちゃんと6本で設営できます。
ただ、私はポール部分は2本のロープで設営し続けてきたので「これで大丈夫なの?」という不安がありました。
ということで、様々なスタイルを楽しみたい&メインポールにロープ1本は不安と思う場合は別途ロープのご用意を。
私は色が豊富で頑丈かつ安いロスコのパラコードを使用しています。
テンマク『ムササビウイング』2つの注意ポイント
注意①:サイズは少し小さめ
ムササビウイングは縦390cm、横380cmとサイズだけ見るとそこそこ大きいのですが
先端の飛び出しや、後方横幅が240cmのため実際は小さめサイズです。
我が家は奥さんと2人か
ソロがメインなので十分なサイズですが、3〜4人になってくると荷物を厳選しないとタープ下からはみ出します。
ただ、ポールを5〜6本つかってできるだけ屋根の角度を減らせばそれなりに広くなります!
注意②:濡れると乾きづらい
ムササビウイングに限らずポリコットン素材は濡れると乾きづらいです。
濡れたままたたみ、そのまま放置するとカビや悪臭の原因になるので注意です。
ただ、テントと違いタープは空中に浮いているので乾きが早く、撤収日に雨がやんでいればチェックアウトまでに乾くことがほとんどです。
もし、濡れたまま持ち帰ったとしてもタープは単純な構造ですし、サイズもそこまで大きくないので自宅のお風呂場やベランダで乾かしやすいです♪
ちなみにこちらはムササビウイング使用6回目、雨に遭遇したのは3回目の様子ですが、撥水がばっちり効いてます!
昼から夜中にかけてずーっと雨が降ってましたが雨漏りもなく安心して使えました♪
ただ、雨があつまる場所は浸透しますので、雨が降る日はとくにピンっとタープを張り、雨がタープ上にたまらないよう注意してください。
ムササビウイングシリーズ
ムササビウイングは4種類あり、それぞれの特徴をざっくりご紹介いたします!(2019年9月公式情報)
ムササビウイング13ft.TC“焚き火”version
この記事でご紹介しているムササビで、一番人気の定番モデル。
ムササビウイング13ft.Cotton“焚き火”version
コットン100%バージョンでTCよりさらに火の粉に強いです。収納袋がトートバッグ、そして付属の張り網が10mが2本と3mが4本で使い勝手が良さそうです。
コットンになったことで重さが2400gとTCより500g重く、濡れた時の乾くスピードも遅くなります。価格もコットン素材のため上がります。
ムササビウイング13ft.“Traveling light”
20Dポリエステル素材で火の粉には弱いものの、本体重量わずか420g(TCは1900g)とサイズは同じでありながら軽量!コットンが含まれていないので濡れても乾くのが早いです。
ムササビウイング19FT.グランデVC焚き火version
4つの中で一番新しいモデル。名前のとおりサイズが大幅アップで縦横が最大で580×550cmもあります!(TCは390×380cm)
素材はコットン60%+ポリエステル40%とコットンの比率が多く重量はありますが、火の粉に強く遮光性もあり結露にも強いです。(難燃加工はされていません)
テンマク『ムササビウイング』レビューまとめ
- 写真で見るより実物はカッコいい
- ポリコットンは焚き火OK、影が濃い
- ロープを別途用意すれば自由度UP
ムササビウイングはポリコットンのおかげで夏は涼しく、冬はタープ下焚き火でヌクヌク。1年を通していつでも活躍できます!
おまけにデザインも文句無しのカッコ良さ!
決して安いタープではありませんが、金額以上の満足感があり買ってよかったタープです!気になった方はぜひぜひチェックしてみてください♪
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